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広域農道沿いに昔からあるFC店です。2006年10月以来およそ14年ぶりに訪れてみました。以前は松本IC近くにもお店があり、そちらをよく利用していましたがかなり前に閉店。覚えている方も少なくなったでしょうか。



店内はカウンター4席と、大小テーブル5卓、小上がり1卓。正午前でしたが常連と思しき方々が10人ほどで年齢層は高めです。そして年季が入ったメニュー表。



今日は懐かしの味である“タンタンめん(650円)”を注文。なんと14年前と同じ価格です。しかも税込み。以前はセット物、特に“からあげセット”をタンタンに変更して頼んでいました。



なぜか乳酸菌飲料が付いてくるのは昔と変わらず。ただ、カリカリの梅干しがラーメンに乗るのが特徴的だったのですが現在は無くなっていました。


※2006年10月当時の写真

違いを感じたのはそのくらいで、全体の雰囲気は記憶のまま。挽肉と炒めた刻み玉ねぎがたっぷり乗っています。豆板醤のピリッとした辛さの中に胡麻の甘さも感じるまろやかな担々麺。



柔らかめの麺とシャッキリとした茹でもやしの対比も楽しいです。





店内に貼られた営業案内には「午前11:00～午後11:00、定休日 月曜日」とありましたが、お店の入口には「時間どおり開店できない場合もあります」とあり、外の看板も閉店時間の部分が隠されていました。休みも不定休になったようです。



会計時にいただいた100円券。使うのが申し訳ないくらいですが、接客が良く、懐かしさもあり、また顔を出そうかなと思わされました。無理なさらぬようお店を続けていただきたいですね。


安曇野市穂高柏原３２６４−７
11:00～（閉店時間不明）
不定休

松本市の人気店「寸八」が2014年にオープンさせたお店。国道18号線沿いで、外観から以前の「くるまやラーメン」の面影が感じられますね。





こちらは初めてなので看板メニューの“豚骨醤油らあめん･並(770円)”を、好み全て普通でお願いしました。そして個人的定番トッピングの“ほうれん草･大(110円)”も。



見た目も雰囲気も松本のお店と同じですが、スープは若干ライトで豚特有の香り・甘みが強く感じられます。どことなく「寸八」と「まじめ家」の中間という雰囲気を感じました。



油が若干強く思えましたが生キャベツが程よく中和。そしてたっぷりのほうれん草がバッチリ合います。途中でお酢とニンニクを入れるいつものスタイルで完食。

こちらの戸倉店ですが、物件の契約期間満了のため6/28(日)をもって閉店となるそうです。退店時に「またお待ちしてます！」と元気に声をかけていただいただけに、残り10日で閉店というのは惜しいですね。


千曲市大字戸倉６０３−１
※夜の営業時間が曜日により異なるため[関連情報URL]から確認してください

気付けば4年ぶり。実は先月も訪ねたのですが、正午前は駐車場が満車、閉店間際に戻ったら早仕舞いで食べることができなかったため本日リベンジ。



開店前に到着し、一番乗りで入ることができましたが、そのあと15分ほどで一気に満席。平日でも人気ぶりが窺えます。



今回の狙いは初オーダーの“とんこつヤキソバ(750円)”＋トッピングの“角煮1本(250円)”。ずっと気になっていたもののラーメンの魅力に勝てずなかなか頼む機会が無かったメニュー。

一度茹でた麺を中華鍋で炒めながら豚骨スープを少しずつ加えて煮詰めて作っていきます。



凝縮された豚骨、そこに馬油の風味が加わり、中太のストレート麺全体にネットリと絡んでいます。ソース焼きそばとは異なるマイルドな豚骨味の焼きそば。高菜の酸味がアクセントになっています。細く切られたチャーシューの旨みと茎ワカメの食感も楽しい。そして何より角煮が歯応えしっかりで濃い目の味がちょうど良い塩梅。



ライスが無料で付きます。店主から「ライス付けます？」と聞かれたのでお願いしました。



ライスに具材を乗せて(笑)。



後半、汁気が少し欲しくなりカウンターに置かれた酢をかけて味変。さっぱりとしてこちらも好き。食後、カウンターの別の場所に置かれた紅生姜・胡麻・おろしニンニクに気付く…ニンニクを入れたら最高だったのに(悲)。

角煮とチャーシューの両方が乗った“桃太郎ラーメン”は、4年前より20円アップ。そしてなぜか平仮名で“ももたろうラーメン”と改名されていました。また、現在新型コロナ対応のため営業時間が短縮されているようです（貼り紙には5/6までとありますが継続中？）のでご注意ください。




青木村大字当郷２４０

久々の「ひづき」。これまで新型コロナの影響に伴い20:00までの短縮営業されていましたが、本日（6/3）から21:30までの営業に。



そして明日までの限定“牛カルビ和え麺(1,000円)”をいただいてきました。スタッフから「滑り込みですね」と(笑)。



麺は都内の人気店「らぁ麺 やまぐち」店主が福島県の製麺所にオーダーしている特注麺を使用。



牛脂の甘みと醤油ダレの甘辛さ全開でネットリ食感。お肉にもしっかり味が滲み込み、これだけでビールが進みそう(笑)。そこに紫キャベツのサッパリ感や乾燥トマトの甘酸っぱさ、刻みタマネギ・オレンジ・ピンクペッパーなど味が複雑に絡み、高級中華っぽい雰囲気。温泉卵を入れると黄身がさらに濃厚さとまろやかさをプラス。右手にあるスープからもほんのり牛骨の香り。こちらにも乾燥トマトが入っていました。

全体的にクドくなりそうなところを、添えた野菜などでバランスが整えられていてとても満足しました。そして“牛そば”も近々提供予定だとか…楽しみ続きでレギュラーメニューになかなかたどり着けませんね。

5月の大型連休明け、「裏町」と呼ばれる歓楽街に開業したこちらのお店。ラーメン好きなら「ラーメンＱ」の斜め北側と言えば通じるでしょうか。



店名からも分かる通り、正確には同名の焼肉店の営業時間外に店舗を間借りし、ランチタイムだけ営業するスタイルのつけ麺店です。カウンター3席＋小上がりという小ぢんまりとした店内。検索すると焼肉はかなり評判が良いみたいですね。



メニューのメインは2種類のつけ麺。このうち特徴的な“鯖つけ麺・中(1,000円)”を選んでみました。麺量は茹で前で220g。小120gというのはつけ麺では少なめですね。



出てきた器を見てちょっと驚き。数字以上にボリューミーです。



写真では分かりづらいですが、麺の下にはモヤシとキャベツを茹でたものが麺と同じくらい入っています。そして薄切りチャーシュー3枚・味玉半分に、白髪ネギとカイワレ、刻み海苔、胡麻という構成。



つけ汁は豚骨をベースに鯖節を効かせた和風味。削った鯖節も入っていて鯖の存在感はしっかり感じられます。見た目ほどドロッとはしておらず、中にはプチっとした食感の細かなものが。おそらく細かく刻んだキクラゲや背脂の揚げカスっぽいものかなと。そして生姜の風味が結構感じられます。麺を啜って食べると、はじめのうちは不思議とお好み焼きのような印象を受けます(笑)。つけ汁の量もたっぷりで、後半まで熱々さをキープ。そして意外にも食べ飽きない濃度。スープ割は和風出汁で、小さな器に入れて提供。



220gなら普通かなぁ…と考えていましたが、食後はかなり満腹になる量で良い意味で裏切られました。なお“Ｗつけ汁”の方は、2種類のつけ汁がハーフサイズで提供されます。

ちなみに店主は、パルコ隣にあった居酒屋「とんちゃん焼きVIVA」や、笹賀にあったハンバーグ専門店「松本ゴールデンバーグ」を経営されていた方。どちらも現在は閉店していますが、「VIVA」で出していたつけ麺が人気だったことからこのお店を開いたようです。不定休というのはややハードルですが、“和風つけ麺”狙いで再訪したいと思います。


松本市大手５丁目６−１
11:30～14:00
不定休