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塩尻市街地から木曽路へ向かう国道沿いのドライブインの中にあるお店。



去年9月に訪れた際は中休みだったため入ることができず、入店したのは2008年のオープン当初以来でしょうか。以前は「吉田家」というお店があった場所ですが、色々あるので割愛(笑)。ちなみにオープン翌年の「信州ラーメン博」に参加されていましたね。



店内入って左側に券売機。セット類の充実度が高いですね。久々なので基本の“とんこつ醤油ラーメン 普(750円)”。券を買ったら横に立ちスタッフに渡して好みを伝えるのは「吉田家」や「五十六家」と同じスタイル。味の濃さ・油の量・麺の硬さの好みは全て普通でオーダー。



乳化を抑え、しゃばしゃばとしたあっさり豚骨スープ。逆に言えば全体的に軽やかでキレ重視でしょうか。



あっさりしているため、麺は小麦の甘みとパツパツとした歯応えがきちんと感じられます。



卓上には定番のニンニクや酢に加え、一味・七味・豆板醤・ブラックペッパーなどの辛い系や、すりごまやカラメの醤油ダレなどアイテム充実。



平日は通し営業で、土日祝は中休みありという営業時間には注意。

昨日（2021/12/3）の夜営業から提供が始まった60食限定のメニュー。



“鴨汁つけ麺(980円)”。麺量は並で160gとのことだったので、+80gの“麺大盛り(160円)”でオーダー。



鴨が芳ばしく香る和テイストのつけ汁。中にも鴨肉が3枚。試作段階から提供までの間に鴨肉価格が急騰されたそうで、店主は苦労されたとか。



低温調理された鴨のレアチャーシューはしっとりとした食感で、その旨みもしっかり。カッチリと締まった太麺はバツンと歯応えある食感。



芯は辛いものの焼いた部分はとても甘いネギが合います。麺を食べたあと、スープ割専用に炊かれた白湯をいただくと、煮干しが一層立ちます。卓上の七味を少し振るとバッチリ。これは必飲ものです。

独特な雰囲気で相変わらず一見さんには入りづらい外観(笑)。



ですが、不思議と和む店内と店主の人柄が魅力。



この日はお肉モードでガッツリと。



黒板メニューとも組み合わせて“ちゃあしゅうめん(800円)”に、トッピングの“ちゃあしゅう100g(200円)”、さらに“生おろしにんにく(100円)”と奮発。

厨房から「ちゃあしゅうは赤身と白身とハーフ、どうする？」、「もやしは1袋イケる？」、「にんにくはこのくらいでいい？」など、作りながらカスタマイズ(？)。



追加ちゃあしゅうはハーフ、もやしは1袋、木くらげはサービスでこの迫力。ネギもたっぷりです。豚皮からあふれるコラーゲン質の厚みでスープは熱々、そして旨みの円やかなコク。表面を覆うチャーシューはトータル200gで、160gの麺よりも多い量。ですが薄切りなのでさらっと食べられちゃいます。そして生にんにくの破壊力。下手ななんちゃって二郎系よりも中毒性があります(笑)。



モッチリとした中太の自家製麺。「スーパー細麺もできるよ」と店主。詳細を聞くと「スーパー（で買ってきた）細麺」だとかｗ

スタミナばっちりです！