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2022/3/26にオープンした居酒屋食堂。



場所は「寿村市場」という直売所の隣で、「食事処いこい」の居抜きです。「いこい」の閉店を知った常連客がお店を引き継いだのだとか。



ランチタイムにはラーメンを提供しているということで訪れてみました。



カウンター4席とテーブル席。小上がりもあるようです。外観とともに落ち着きある佇まい。



席には新型コロナ対策として連絡先を記入する用紙が置かれています。





こちらがランチのメニュー表。“石焼きビーフシチュー”という定食を筆頭に、“気まぐれ定食”や週替わりのどんぶりも。アボカド海鮮ユッケ…かなり惹かれます(笑)。それにご飯のおかわり自由というのは太っ腹。

とはいえここは初志貫徹で“角煮ラーメン(800円)”を。



鶏ガラベースで胡椒を効かせた昔ながらの中華そばテイスト。軽やかなスープですが醤油のタレが効いていて意外と奥深いです。あっさり醤油ラーメンに青梗菜は珍しいですね。



そこに分厚い角煮がドンと乗ります。味がしっかりと滲み込み、ホロホロとした軟らかさ。生姜の風味が強めでしつこくありません。



中太の麺は歯切れ良くサクサクといただけます。



日曜が定休日ですが臨時休業の場合もあり。




松本市寿豊丘680
11:00～14:00、17:30～22:00（L.O.21:00）
日曜日定休

【追記】
2024/5/31で閉店されました。





【追記2】
2024/7/17、松本市に移転オープン。



【追記3】
2025/2/8、イオン豊科店内「焼きたて屋」跡に復活しました。







追記ここまで

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「イオン 豊科店」内のフードコートに2022/4/21オープン。看板表記は「山高屋」ではなくハシゴ高の「髙」で、読みは「やまたかや」です。



運営は松本市や安曇野市で居酒屋、ラーメン店、フライドチキン店、とんかつ店、肉寿司店、たこ焼き店など12店舗の飲食店を展開している「株式会社 水城（みずき）」。去年訪れた「博多鉄八」も同じグループです。





通路に面した場所ということもあり、おろし生姜を炒めた香りがフロアに充満。通り過ぎる人が「いいにおい」と口にするのが面白い(笑)。



食券機スタイル。味噌がメインですが醤油と塩もあります。今回は一番左上にある基本の“濃厚味噌らーめん(780円)”を選びました。



出てきた食券には“焦がし味噌らーめん”と全く違う表記。名前が全然違うので、これで合っているのか待つ間ちょっと不安になります…。



呼び出しブザーが鳴り、カウンターで受け取ります。合ってて良かった(笑)。バラチャーシューに乗せられたおろし生姜が札幌っぽい。



今回は事前に入手していた開店記念のクーポンでクリスピー付き。



ラードで炒めた野菜（タマネギ・モヤシ）と豚骨スープの焦がし感が抜群。信州味噌®と北海道の味噌をブレンドしたタレは濃厚ながら塩辛くなく円やか。オーダーごとに中華鍋でスープを焼くことによりとても香ばしく、フロア内に香りが漂うのも納得。ちなみに豚骨スープは別の場所で作ったものをミニ寸胴で運んでいる様子。札幌の製麺所から取り寄せているという中太の麺は多加水でツルシコ食感。



サービスのクリスピーは、「水城」のFC運営で同じフードコート内にある「クリスピーチキンアンドトマト 安曇野店」のもの。骨無しのシンプルなクリスピーが3個と太っ腹。カリカリ＆サクサクな衣が特徴的。持って帰ってお酒と一緒にいただきたくなりました(笑)。

「フードコートだから」というレベルを良い意味で裏切る出来。至近に北海道の味噌をウリにした「らーめん三空」がありますが、通し営業で無休というのはかなりの武器になるのではないでしょうか。


安曇野市豊科４２７２−１０ 「イオン 豊科店」1階
11:00～19:00
無休

2022/4/15オープン。



おととし3月に閉店した「一番軒」の跡です。



レイアウトは以前のままで、カウンター6席と小上がり3卓（※開店祝いの花が置かれていて現状は2卓）。



ラーメンは2種類とシンプル。ちなみに右側の隠れている部分は“チャーシュー丼”でした。





メニュー表とは別に大きな見本写真も置かれています。こちらは「ラーメン」とカタカナ表記なんですね。初回なので筆頭の“あっさりらーめん(830円)”をオーダー。



注文後、先になぜかレンゲだけ出されます。どういう意図でしょうか…？



5分程で提供。文字通りあっさりとしたシンプルな中華そば。乾物類から引き出された旨みと甘みで、和風寄りの優しく和む味。チャーシューは豚バラロール。半熟玉子が半分にメンマ、それに海苔2枚。

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余談ですが、こちらが閉店直前の「一番軒」。




※2020/3/28撮影

店内レイアウトだけでなく、特徴的な柄の丼もそのまま引き継がれていて全く同じです。

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ウェーブが緩くかかった細麺はやや低加水。全体的に素朴な味わいですが価格は結構強気な印象。これも昨今のコスト高の影響でしょうか。通し営業なのは嬉しいですね。


安曇野市穂高柏原９５３−３
11:00～21:00（20:30L.O.）
当面は無休

お天気が良かったので国道19号から20号を南下。



道中で思いついたのがテラス席のあるこちらのお店。「親ゆずり」ではなく「親ゆづり」。訪れたのはバイパスが整備される前…かれこれ15年ぶりくらいでしょうか。以前は傾いた木製カウンターの、とても趣があるお店でした。現在は旧道が駐車スペースになっているのがユニーク。



お水はセルフ。こういうガラスコップ、懐かしいですね(笑)





テレビで紹介されたメニュー、そして季節限定のフキノトウを使ったメニューもあります。秋にはキノコのラーメン、夏は冷やし中華も提供。ちなみに冷やし中華は「もっと燃えるような暑さにならないと始めない」とか(笑)。悩んだ挙句、ネーミングが峠沿いにあるこのお店らしい“峠チャーシュー(950円)”を。



厨房では大鍋で麺を茹でて平ザルで上げています。はじめカウンター席に座りましたが、せっかくの好天なのでテラス席へ移動。



テラスからはこの眺望。諏訪湖と八ヶ岳を眺めながらラーメンをいただきます。



大きく浅い丼が特徴的ですね。野菜出汁の独特な甘みも感じるスープ。メニューには“辛口”とありますが一味が少しかかる程度の辛さで、ニンニクもガツンではなくほんのり。キノコが乗るのがこのお店らしい。



諏訪市にある「河西製麺所」の細麺。客層がドライバー中心だからでしょうか、サクサクと軽やかに食べ進められる食感。大判チャーシューは3枚。すっきりした懐かし系の一杯。



丼の底には感謝の言葉。





お会計のあとにサービス券をいただきました。Tシャツや丼を目指したくなります(笑)。若い2代目が調理を行い、親父さん世代のお姉さま方が接客。明るい雰囲気の和むお店です。


岡谷市4769-59
11:00～21:00
木曜日定休

昼はラーメン、夜はお好み焼きがメインのお店。



新型コロナ状況下で、お好み焼きに使うお店特注ソースが余って困っていたところ、山梨県北杜市の「鮫麺房さのすけ」が『フードロス協力メニュー』としてレシピ考案に協力。



5月の限定メニューとして登場しました。ちなみに「さのすけ」には2019年11月に訪れています。直後にコロナ禍となったので、そろそろ再訪したいところ。



それがこの“まよソースつけ麺(990円)”です。5月の限定ですが4/24からフライングで提供中。マヨネーズは好きなので今回は無料の“追加マヨネーズ”もお願いしました。厨房でのコールは「限定、追いマヨ」。



具材は鶏チャーシューと味玉に加え、キャベツ・削り節・紅生姜・青海苔。まんまお好み焼き。マヨネーズはデフォルトで麺に絡めてあります。



玉子の横に添えられたピンポン球大の分が追いマヨ。たっぷり麺に乗せながらいただきましたが、意外としつこさはなくまろやかクリーミー。



煮干しスープとソースを取り合わせたつけ汁。ドロッとしたものを想像していましたが、さらさらとしてあっさりのソース風味。ソース由来の香辛料が特徴的で、どこかペヤングっぽさも感じられます。一言でいえば文字通り「お好み焼き味のつけ麺」で、ジャンクな印象もありつつ奇抜さが無いのが食べていて不思議と楽しい。

食後のスープ割も対応。ソースの酸味がクセになります。消費期限の迫ったお店の特注ソースから生まれた楽しい1杯。マヨラーなら必食ではないでしょうか。



そのほかのレギュラーメニューはこちら。