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別のお店へ移動中、知人から昼食のお誘い。予定を変更し、ゆっくりできるという理由で「イオンモール松本」へ。



「フードコートでありながら、本店に勝るとも劣らない商品構成」と掲げる「凌駕」です。



この日はジャンクの気分だったので…



“ニボジロー(830円)”をチョイス。野菜・ニンニク・タレ・アブラの増量可能。今回はニンニクマシマシ。



パンチがありながら、煮干し粉の風味により食べやすい二郎系。同系列の「六方」と比べると麺はやわめ。感覚的には『二郎系ファストフード』。

伊那市内の未訪店を狙っていたものの、迷っていた2軒がともに土曜日の13時台でまさかのクローズ。その近くのお店へ1年ぶりに。



サバ料理の専門店「さばね」です。去年10月のプレオープンに訪れて以来。





前回と見比べるとほぐし身を乗せた“黒子”と“白子”は無くなり、代わりに“さば丼”や“さばカレー”といったご飯物が充実。



入口には「今日のらーめん」として“めっちゃ!!サバまぜそば”（※なぜかこれだけカタカナでサバ）なるメニューもありかなり迷いましたが、前回はこってりの方をいただいたので、今回はあっさりを。卓上のメモに書いてオーダーします。



鯖の切り身が乗った“白(1,000円)”です。

鯖と野菜のみで取ったスッキリとしてクセのないスープで、特有の青臭さは皆無。塩角もなく全体的にサラリとしてまろやかです。極太メンマに乗せられた、柚子胡椒ならぬレモン胡椒のほろ苦さがアクセント。



麺は細く、にゅうめんを思わせるくらいかなりやわやわな仕上がり。これが優しめのスープに融合。鯖の切り身もあっさりとした塩加減の煮付け。ふっくらとしていて、小骨ひとつ無いという下処理の凄さ。この切り身をご飯に乗せて、醤油を少し垂らして食べたくなりました(笑)。



ショップカードは黒と白の2種類という凝りよう。



現在の営業時間はこちらの通り。基本的に昼のみで、夜は予約制。定休日は金曜です。

雪が降る前に、この時期恒例の限定を求めて。



今日は土曜日ということで混雑を予想し、開店5分前に到着。意外にもPP獲得。ただ、開店直後から続々と客が訪れて、正午前には満席＆ウエイト。



7/29から価格改定とともに券売機を導入。それに伴いオペレーションも若干の変更がありました。



新たに導入された券売機。





メニュー表にある番号がそのまま券売機の番号になっています。



お目当ての“鴨つけ(1,320円)”にプラスし、“鴨増し(480円)”の食券も購入。

鴨増しは“チャーシュー（3枚）”と同じ食券で、オーダー確認時に「鴨増しで」と伝えればOK。ちなみに薬味の右にある小皿は店主からサービスでいただいたわさび菜漬け。



例年使われている欧州産の鴨が入手困難で、現在は南米産とのこと。これまでのものとはやはり違いがあるようで、調理方法もタタキにしてから低温調理にするという一手間。そして小ぶりな分、厚みを持たせているそうです。



歯切れ良い蕎麦入り麺。そのままいただいても美味しいですし、塩を乗せても、わさびをチョンと付けてつけ汁に浸すも良し。



麺だけでなく鴨肉も、シンプルに塩、爽やかな風味のワサビ、ホットな辛さの芝平なんばんなど豊富な薬味で、その味わいを楽しめます。バリエーションが豊かすぎて、この薬味の量だと麺も鴨肉も倍いただきたいくらい(笑)。

周りでもこの限定をオーダーする方がちらほら。こちらの提供は年内までの予定。

夏場に“醤油つけ麺”はいただいていたものの、レギュラーの醤油は今年3月以来、8か月ぶり。



お店の筆頭メニュー、“醤油らぁ麺(900円)”。



食べ始めてすぐ、一番変化を感じたのは麺。加水率が上がったかのような、滑らかでかなりのモチモチっぷりした食感。聞くと現在使っている小麦が新麦だからとか。製麺時の加水率はいつも通りのようですが、特に挽きたての小麦粉は含水量が多いのでそう感じたのかもしれません。

茹で時間もわずかに長くなったようですが、旨みの分厚さが日々増していくスープともマッチし、これはこれでありという印象。この新麦を使った麺は12月の途中まで楽しめそうとのことです。



帰りに松川村で開催中のスタンプラリーのシートをゲット。「れんげ亭」と「たぬき食堂」は目下の課題店。ちなみに麦一粒は「ん」でした。

「soup curry WAKA＠長野市北石堂町」からの流れで、せっかくなのでもう一方のコラボも。



こちらのコラボメニューは事前情報がほとんどないままで訪れました。提供するのは同じくカレーつけ麺のようですが、「八幡屋礒〇郎のBIRD EYEを使用」という恐ろしい文言が…(笑)。私には刺激的そうだったため辛さ控えめでオーダーしてみました。



“和辛れ〜つけ麺(1,000円)”です。



直前にいただいた「WAKA」とは全く異なる、サラッとした和風のつけ汁。色は真っ黒で辛そうなのですが、魚介出汁のおかげで食べ慣れた感じの和風カレー感。それでも山椒がたっぷりなので、食べていると次第に汗だく…。



具材は華やかで多彩。尖ったつけ汁に水菜のフレッシュさがマッチ。



前のお店で〆にライスを頼んだので、こちらではスープ割りだけのつもりでしたが、やっぱりご飯が合うだろうと半ライスを追加オーダーしてドボン。かなり満腹になりましたが、こちらも間違いない相性。残ったつけ汁の量的に普通のライスでも良かったと思えるくらい。

どちらのつけ麺も美味しかったのですが、個人的な好みも含め今回は「わいち」に軍配。食べやすさ、完成度の高さ、そして限定らしい楽しさ。わがままを言えばトッピングは水菜のみで麺をもう少し食べたかったくらい。とはいえ、特に「WAKA」はすぐそばに『超』が付くほどの行列店がある中、これが切っ掛けで新しいお店を知る機会にもなった楽しいイベントでした。