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2023年の締めくくりはこちらのお店で。



12/29と30に年末限定を提供する「麦一粒」。各日80食程度となかなかのハードルです。





今回の年末限定は鮮魚系。私は2日目に訪れましたが、初日は早朝から記帳待ちの列があったとか。ということで開店は11時ですが朝7時半ごろ訪れてみました。しかしなんとこの時間で約40人待ち…早い人は未明から待っていたのだとか。甘かったです(笑)。



待ちが多かったためか記帳開始の時間を30分ほど前倒し。店主の奥さまが綺麗な着物姿でお出迎え。営業開始前に年内最終日の提供杯数に達してしまいました。



一旦帰宅し、タイミングをみて再訪問。この時気付きましたが喫煙スペースに置かれていたダイドーの自動販売機が無くなっていました。お店の外では面識のあるラーメン好きの方々が勢ぞろい。そんな中、「コテさんに会いたがっている人がいる」という稀有な経験も(笑)



店内に案内され、いただいたのは勿論“2023〆の白醤油らぁ麺(1,000円)”。



ご飯ものは2うありましたが、両方頼まないと絶対後悔すると思い2種とも所望。



まずはラーメンから。徹底的に下処理したアラから抽出したスープは一口目から荒々しいくらい魚そのもの。その勢いに負けないモッチリとしたやや太めの麺。タレの白醤油など、これまでやっていないことにチャレンジされた印象。正直、原価が心配になるレベル…(笑)



ご飯ものは“真鯛と平目のごまだれ茶漬(700円)”と、



“天然秋鮭と山伏茸の味噌バター炊き込みご飯(400円)”です。炊き込みご飯はバターのコクと仄かな味噌󠄀の香り。





10月の周年限定の際にタッチの差で逃した鯛茶漬け。念願叶いようやく。始めに刺身だけで味わい、後半は出汁茶漬けにして変化を楽しみます。お酒と一緒に食べたくなりました…いい意味でこれはずるい(笑)。

食べ終えて出てきた方々が恍惚の表情を浮かべていたことに納得。年末の締めに相応しい人の心を惹きつけるラーメンでした。

オープンからまだ1年半ですが、リニューアルのため2023/11/16から休業していた「信州濃厚味噌らーめん 信々白雪」。



金沢カレーの有名店「ゴーゴーカレー」とまさかのコラボで、名前も新たに12/5リニューアルオープンしました。同じ店内でラーメンとカレーを提供するスタイルです。



「ゴーゴーカレー」はかつて長野市にありましたが現在は閉店。県内には再上陸という形です。







店内に入ってすぐの場所に券売機があります。ラーメンとカレーはタブ分けされていて、初見だとまず何を食べるかをパネルで一通り見て考えた上でボタンを探す…という手間がかかります。そのため時間帯によっては券売機待ちに。幅広い世代が訪れる場所ですので、食券を買う前に一目で分かる一覧表があれば多少スムーズになるだろうな？という印象。



この日は限定の“ガツねぎラーメン”狙いだったのですが、席に置かれたメニュー表にはあるものの券売機では【売切】の表示。



せっかくなのでラーメンとカレーの両方をいただこうと思いましたが、セットメニューがないためそれぞれ単品で注文。時間差で別々に提供されるようです。



いただいたのは“濃厚白湯醤油ラーメン(650円)”と“ゴーゴーカレー 小盛(650円)”です。



席に着いてすぐに出てきたのはカレーです。小盛はライスが200g。良し悪しは別としてフォークで食べるのが金沢カレーのスタイル。ブラックカレーを思わせる、濃厚で少し辛めのルー。



カレーを注文すると、福神漬けとおかわりのキャベツがいただけます。ドリンクバーコーナーにあるのですが、はじめに福神漬けを乗せたくても小皿が無いのでカレー皿をそのまま持っていかなければならないのはやや不便。キャベツにかけるマヨネーズとソース、それにスプーンもここに置かれています。



『提供時間が異なります』と書かれていましたが、ラーメンはカレーから3分程度の差で到着。これならラーメンが出来るタイミングでカレーを用意すれば良いのでは…という素人の私の感想。



分かりやすい濃いめの味で、「濃厚白湯か？」といわれると若干悩むところですが価格を考えればまずまず。こちらのお店ではやはり味噌にするべきだったか。



「5」が付く日はサービス券の提供があるようです。

なお、下記リンク先の公式サイトは更新前のためラーメンの価格等が現在と異なります。

「とり麺や 五色」が店名も新たに2023/11/26移転オープン。ようやくうかがうことができました。



移転先はイタリアンの「藤原商店」があった場所です。



店舗北側には駐車場4台分。



『ナチュラルスープヌードル&スパイスラボ』を掲げた店内はとにかくオシャレ感があふれます。お水はセルフ。空いている席に着きます。西沢店主から『お久しぶりです』と(笑)。



メニュー表はランチとディナーで色分けされています。



ランチのメニューはディナータイムでも提供。



黒板には限定メニューも。この日は豚骨とシジミの塩そばでした。



今回いただいたのは“鶏檜中華そば（塩）(950円)”。

2022/10に予約コースのメニューを提供するスタイルの「一色」としていただいた“中華そば 檜”のブラッシュアップ版といった感じ。この時は醤油でしたが、今回は塩で。



尖りのないすっきりとした鶏の旨みに、ヒノキから抽出した香料をプラス。麺を啜るたびに木の香りがほんのりと漂います。複雑ながら広がる旨みが食べていて面白い一杯。全体的に優しい味わいで、チャーシューの燻製感がラーメン感を盛り上げてくれます。



僅かですがJR松本駅に近くなり、いつか飲みも含めてゆっくりお邪魔したくなるお店。


松本市大手1-1-28 アルティザ松本1F
11:30～14:30、17:30～21:30（各30分前L.O.）
火曜日、第一日曜日定休 ※不定休あり

2023/12/19にプレオープンした新しいお店です。



本オープンは1/6から。



「食堂」とあるように、ラーメン以外にも丼物や定食などをラインナップ。



新築の明るい店内。カウンター5席、テーブル5卓（2人掛け×4、4人掛け×1）の、ご夫婦で営むこじんまりとした食堂です。開店祝いの花が置かれていたため、この日はカウンターは3席で営業。



食事メニューの筆頭は“ラーメン”ですが、周りを見ると“からあげ定食”が人気の様子。ちなみにラーメン類の横にある消された部分は、それぞれのチャーシューメンでした。



黒板には日替わり定食も。



まずはやはり“ラーメン(858円)”を。



見た目通りの昔ながらの中華そば。甘めのカエシで「お蕎麦屋さんのラーメン」の雰囲気で和みます。緩いウェーブの麺は意外ともっちり。



お会計をしたら開店祝いのクッキーをいただきました。





駐車場は店舗前の4台分のみ。“みそラーメン”や定食もいただきたいところですが、しばらくは時間に余裕を持って訪店するのが良さそうです。


松本市征矢野１-３-１５
11:00～14:30(L.O.)、17:30～20:00(L.O.)
日曜日定休