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久しぶりにラーメン以外の「グルメ日記」を。



大町市との境に近い松川村北側の住宅街に2024/3/28オープンのカレーをメインにした食堂です。シェアキッチン「森の休息＠大町市」などでの腕試しを経て開店。



同じ村内にある人気店「らぁ麺 麦一粒」のSNSでも紹介されていたことでも注目されました。



玄関を入ったところからスパイスの香りが充満。店主が約1年かけ空き家をリフォームしたお洒落な店内。ちなみに「色縁（いろぶち）」という店名の由来は“一皿がカラフルな額縁”といった意味合いがあるそうです。



この日のメニューは3色のカレーとドリンク類。カレーの種類は旬によって変わるようで、5月は黄色が“ホタルイカ”だったそうですが、この時は”根曲がり竹とイワシ”に。ただし訪れた時間は黄色が売り切れでした。



せっかくですので“2種盛り(1,200円)”をオーダー。

黒色＋紫色の組み合わせです。



こちらが黒色“豚肉のカレー”。王道ともいえる家庭的な味わい。



一方の紫色はサツマイモ・カボチャ・豆が入った“野菜のカレー”です。ココナッツミルクの効果で嫌味のない甘さ。



どちらもスパイスの風味が豊かながら辛みは一切なく、削り節の効果もありテイストは和風。副菜は野菜がふんだんで、どこか身体に良さそうな一皿。



看板にスパイスカレーを掲げていますが、基本路線は「食堂」なのだとか。現状は週4日の営業。とはいえ夕方近くまで営業されていて喫茶の利用もできるのでハードルが低いのは嬉しいですね。チャーミングな店主も魅力。お一人で運営されているのでお時間に余裕を持って訪れてください。


北安曇郡松川村 5725-357
11:00～17:00
水・木・金曜日定休

今年4月にメニューのリニューアルが行われて以来、2度目の訪店。



再開した限定は5月と6月で同じものを提供。



リニューアル後最初の限定は“シーフードラーメン(1,300円)”です。



はじめに貝の旨み、あとからまろやかな豚骨が広がるWスープは、コクがあるのに意外とあっさりのブレンド具合。エビやベビーホタテに加え、ムール貝、ラーメンには珍しいイカもトッピング。食感も多彩でお箸がいつまでも進みます。

夏季限定の冷たいメニューが登場していました。



こちらのセットは麺5種×ご飯物9種の中から自由に組み合わせてオーダー可能。うどんにキムチに天津飯…と多国籍感あふれます(笑)



“冷麺セット(980円)”です。



今回選んだのは“ざるラーメン”＋“黒炒飯”。香酢のような独特な風味がする少しすっぱいつけ汁。麺の下には氷が敷かれているので見た目よりもボリュームは少なめ。



“黒炒飯”は真っ黒でしょっぱそうな見た目。はじめは「ソース味なのかな？」と思いましたが、食べてみると予想に反して醤油ベースの優しい味付け。どうやら中国の溜り醤油が使われているようです。

地元民でいつも賑わう人気店。



訪れたのは物価高騰に伴う値上げが実施された6/1。





メニューの一部ですが、単品でも軒並み1,000円越えになりました。その影響かは分かりませんが、土曜日のお昼時にしてはいつもより客入り少なめ。



いただいたのはラーメン＋チャーハンの“Dセット(1,243円)”です。

以前は“チャーハンセット”という名前で850円でした。



少し前まで塩辛さが目立っていたスープですが、この日は尖った印象が抑えられたもの。差額でラーメンの変更可能。



熱々のチャーハン。味はシンプルながらボリューム感があります。