
2017年5月2日 火曜日 晴れ
黄金週間の中盤、天気に恵まれ、絶好の行楽日和です。
今日は一人でゆっくりと、子供の頃から慣れ親しんでいる
吉備津彦神社(岡山県岡山市北区一宮)を参拝します。
古来 “吉備の中山” が神の山として崇敬されていましたが、吉備津彦命(きびつひこのみこと)の屋敷跡に社殿が建てられたのがはじまり。その後、吉備国が備前、備中、備後、美作に分かれ、備前国の一宮(ある地域の中で最も社格の高いとされる神社)としてあがめられてきたのが吉備津彦神社です。 ご利益は五穀豊穣、武運長久、慈愛、長寿。それと摂社・末社などのご利益には子授け、商売繁盛、学業成就などと多岐にわたっています。
大吉備津彦命や吉備津彦命など文献により表記が異なりますが、私は子供の頃 「吉備津彦命」
(きびつひこのみこと) と教わりました。 ちなみに近くの吉備津神社は備中国の一宮になります。
画像多めの文字少なめにします。
※詳しいことは、吉備津彦神社のHPなどをご覧ください。
もうすぐ端午の節句、駐車場に着くと

鯉のぼり
駐車場に車は少ないですが、吉備路自転車道が整備され、
自転車の家族連れが多いです。
境内の案内



最近は初詣で参拝するだけなので、
神池を正面参道から渡る事はありません。
遠回りになりますが、この機会に

正面参道の鳥居からお参りすることに
参道を進み、最初に右にあるのが
鶴島神社(つるしまじんじゃ)

海上安全(風)の神様
続いて左にあるのが
亀島神社(かめしまじんじゃ)

水の神様
太鼓橋


神池には亀が沢山、やはりこの池もミドリガメ(アカミミガメ)に占領されていて、
イシガメは居ないのでしょうか?
随神門(ずいじんもん)

大燈籠 と 手水舎


高さ11.5m.、笠石8畳の日本一大きな燈籠
拝殿


扁額には、一品一宮 吉備津宮(いっぽんいちのみや きびつのみや)
・ 一品は神階(神に授けられた位)、一番位の高い神社
・ 一宮が社格(神社の格式)、地域で一番有力な神社
参拝は(二拝 二拍手 一拝)
昔から “ 鈴 ” はありません
本殿


御祭神は大吉備津彦命(おおきびつひこのみこと)
私たちの入る事の出来ない区画に
岩山神社、楽御崎神社、尺御崎神社があります。
御神木の平安杉

樹齢は千年以上、岡山市の保存樹になっています。
本殿の南側に
稲荷神社の朱色の鳥居が並んでます。


次は、石の鳥居
稲荷神社

五穀豊穣、商売繁盛、諸業繁栄の神様
この地方で最も古い稲荷
ト方神社(うらかたじんじゃ)
温羅神社(うらじゃじんじゃ)
三つの末社(左)
十柱神社(とはしらじんじゃ)
牛馬神社(ぎゅうばじんじゃ)
祖霊社(それいしゃ)
※小さくて写っていません
今度は本殿の北側へ
子安神社


縁結び、子授け、安産、育児、家庭円満の神様
七つの末社

下宮(しものみや)
伊勢宮(いせのみや)
幸神社(こうじんじゃ)
鯉喰神社(こいくいじんじゃ)
矢喰神社(やぐいじんじゃ)
坂樹神社(さかきじんじゃ)
祓神社(はらいじんじゃ)
天満宮


学問の神さま 菅原道真公が太宰府に赴く道中に立ち寄られたという由縁から
さざれ石


雨水などに溶けだした石灰質が、長い年月をかけて石の隙間を
埋め、一つの大きな岩の塊に変化した。
石灰質角礫岩(せっかいしつかくれきがん)
恥ずかしい話、君が代を斉唱する時
「君が - 代 は - - 千代に - 八千代に - さざれ - - 石の - 巌となりて・・・」と
意味も分からず歌っていたので、大人になるまで “さざれ石” が
一つの言葉と知りませんでした。
(私の小・中学生時代は、当たり前に全員斉唱してた)
おまけ


“吉備津彦命”が“桃太郎”で岡山県の話と信じていましたが、
ゆかりの地は全国にあるみたいですね。
実は今日、吉備津彦神社を参拝した理由は
勾玉守りが・・・

嫌な予感はあったのですが
そのままにしていた結果
自転車で交通事故に遭いました。
神符授与所(しんぷじゅよしょ)で
新しい勾玉守りを頂き

古札納所(こさつおさめしょ)で

無事に交換
近所の神社を時間を気にせず、一人でゆっくり参拝(散策)するのも良いものです。
Posted at 2017/05/12 22:19:41 |
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