
みなさん、こんにちは!
12月18、19日の2日間、生まれて初めての沖縄を満喫してきました。
元々この年末に沖縄へ行きたいとは思っていたのですが、先月から新たなプロジェクトが始まり、まとまった休みを取ることが絶望・・。諦めかけていましたがふと見た旅行会社のパンフレットで
「1日目は朝6時中部国際空港発、2日目は夜の10時に那覇空港発」
という驚きのツアーを発見。さらに航空券、宿泊代、2日間のレンタカー代コミコミで“1万4800円”という驚愕のプライス!
これならハイドラ的にも十分時間があり、2日間なら何とか休みも取れるので渡りに船とばかりに申し込みました。
タイトル写真は沖縄の“象鳥”ヤンバルクイナで、愛くるしいまん丸の体からカメラ目線?をキャッチしたものです。

<12月18日(日)第一日>
朝6時前に中部国際空港に到着できる電車はなく、午前4時にV40で自宅を出発して空港へ。
定刻通りのフライトで8時過ぎにあっけなく那覇空港に到着しました。そして初めて沖縄の地を踏みしめ、レンタカーの手続きへ。

今回の相棒は濃紺のデミオです。一度乗ってみたかったのでラッキーでした。
まずは豊見城市「道の駅 豊崎」から糸満市に入り「道の駅 いとまん」経由で本島南端「喜屋武岬(きやんみさき)」へ。
ここで沖縄のキレイな海と初対面。断崖絶壁から見下ろすと透き通って海中の岩が見えます。

R331に戻り東進、ほどなくハイドラ観光名所「ひめゆりの塔」に到着。看護要員として戦場に動員され、亡くなっていった「ひめゆり学徒隊」の慰霊塔です。妻とともに献花を供えました。

この壕の中で・・想像しただけでいたたまれない気持ちになります。

南城市へ東進し名水CP「垣花樋川」を取得して「知念岬」へ。芝生が敷き詰められた散策路から美しい海を眺めました。

南風原町まで15kmほど走って「沖縄県公文書館」前を通過して、再度那覇市へ。「金城石畳道」CPをゲットして2つ目の観光名所「首里城」に到着。名橋「天女橋」CPもゲットできました。
まずは守礼門をくぐります。

正殿エリアは有料ですが、門をくぐり首里城正殿と御庭です。一番有名なカットですね。

正殿内を見学。日本と中国両方の文化の影響を受けた琉球王国の栄華を物語る装飾です。

お城から見渡す市内の景観も素晴らしい!

ランチは安易に施設のレストランで(笑)。タコライスとソーキそば(本ソーキ肉)のセットをいただきました。意外とリーズナブルでした。

ここからは本格的なドライブモードです。那覇ICから高速に乗って宜野座村へ。「道の駅 未来ぎのざ」に立ち寄りR329→R331と進み名護市へ入り「♪二見情話」のメロディーを聞いてさらに北上。県道70号をあえて選択して国頭村(くにがみそん)へ。
事前に調べて行きたかったスポット「安波のタナガーグムイ植物群落」に到着しましたが、この恐ろしげな看板に迎えられ、人一人がやっとという通路?を降りていきます。

苦労して下りきって、いきなり視界が開けると待っていたのがこの景観!
タナガーとはテナガエビ、グムイは淀みを意味するそうです。小さめな滝ながら池の波紋が美しく、人気のない静寂な空間をしばし愉しみました。

ここからは最北端の辺戸岬へと思っていましたが、道路沿いの「ヤンバルクイナに会える!」という看板が気になり、「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」に立ち寄りました。
世界でも沖縄本島北部のヤンバル地域にしか生息しない絶滅危惧種の飛べない鳥。ヤンバルの森を再現した飼育スペースでメスのキョンキョン(愛称)とご対面。チョコチョコと動き回る姿が想像以上に可愛く、見て良かったと思いました。500円は決して高くありません。

そして巨大なクイナ!・・ではなく、辺戸岬付近のヤンバルクイナ展望台です(笑)
実物を見た後だったので微妙でしたが、しっかりと登りました(^^;)

ついに沖縄本島最北端となる「辺戸(へど)岬」に到着! おまけ?として此所のCPが一発でマイテリトリーに。もちろん維持活動は放棄します(^^;)
かつての祖国復帰拠点として知られ、荒涼とした断崖からは水平線上に鹿児島県与論島が望めます。

夕刻も迫り海岸沿いのR58を南下。「道の駅 ゆいゆい国頭」を経由して大宜味村「道の駅 おおぎみ」到着時にちょうどサンセット。これも素晴らしい!

名護市に進み「名護自然動植物公園」CPを取得して、宿のホテルリゾネックス名護にチェックイン。

下調べ不足でホテルの廻りには飲食店などお店がほとんどなく、夕食はホテルレストランのバイキングです。ゴーヤが初めて美味しく感じました(笑)
夕食後はさすがに力尽き・・初日285kmの旅は終了です。
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<12月19日(月)・第二日>
早起きはクセなので、ホテルの部屋からサンライズを狙いましたが微妙な天気でした。でもエメラルドグリーンの海が清々しい朝を演出してくれます。

朝一に向かった先はみん友の@うえだ@さんから情報をいただいていた古宇利島(こうりじま)です。
写真は屋我地島(やがじしま)側から望む古宇利大橋です。今回巡った中でも一番の絶景でした。

橋を渡って古宇利島側からのショットです。こちらも素晴らしい!

古宇利島の北側ティーヌ浜に進み、ここでやっとタイトルの“嵐”がでてきました。古宇利島の名所といえばハートロック。

波打ち際に突き出すハート型の岩(左)をJALのCMで嵐が紹介、一躍スポットを浴びました。
平日の恩恵で私たち夫婦でこの浜を独占できちゃいました。橋と併せて、きっとだれもが2回は満足できる島です。

ワルミ大橋を渡り今帰仁村の100名城「今帰仁城」で休憩。城趾内には入らず写真だけです。

本部町に進み「国営沖縄記念公園」に到着。園内の「沖縄美ら海水族館」に向かいます。これにて沖縄県観光名所コンプリートです(^_^)v

沖縄海洋博の目玉だっただけに素晴らしい施設です。たくさんの海の生物を間近に見ることができるのですが、最大のヒットは館内のカフェ「オーシャンブルー」で水槽間際の席をゲットできたこと。
軽食メニューもあり、ここで贅沢なランチとなりました。水槽際の席は予約制ですが特別な料金はかかりません。平日の強みでほとんど待たずに着席できました。

大水槽を泳ぐ魚を間近に眺めながらのランチは最高の気分です。巨大なジンベイザメが大きく口を開けたり回転する姿は迫力満点です。
もう少しゆっくり見たい気持ちもありましたが、大満足で次の地へ。

再び名護市に戻り「道の駅 許田」に立ち寄り、許田ICから石川ICまで高速を使って恩納村(おんなそん)から読谷村(よみたんそん)に入ります。海沿いを進んで「残波岬」に到着。
東シナ海に面した岬で高さ約30mの断崖が約2km続いています。ここは嘉手納基地に近いこともあって、米国人の方も多く観光していました。

「道の駅 喜名番所」から嘉手納町に入り「道の駅 かでな」と進み沖縄県道の駅(8箇所)もコンプリート(^_^)v
次は下調べで走ってみたかった、うるま市の海中道路へ。勝連半島から平安座島を結ぶ5.2 kmの道は橋ではなく、堤防上の道路だそうです。中間地点の休憩場所から平安座島方向をパシャリ。

フライト時間にはまだまだ余裕がありすぎるので(笑)、平安座島→宮城島から伊計島と県道10号を“完走”。写真は伊計ビーチですが、入るためには入場料が必要です。

ここまで来たら周辺の島に全部立ち寄りたくなり、美しい浜比嘉大橋を通って浜比嘉島にも渡りました。
写真は橋の袂の公園からのショットです。この橋もキレイな海と相まってとても素晴らしかったです。
そして市街地へ戻る途中で、頭上に2機のオスプレイが・・。なんで?と思ってスマホでニュースを見たら、この日から米軍が日本の要請を無視して飛行再開との記事が。なんか複雑な気分になりました。

ここからハイドラ修行モードに復帰。沖縄市「沖縄こどもの国」→北中城村「中城城」→宜野湾市「沖縄コンベンションセンター」と夕刻でやや混雑し始めた市街地を走っている途中でレンタカーのキリ番ゲット!今まで2台のV40では一度も撮ったことはなかったのに・・(笑)
ついに那覇市に戻り「沖縄県庁」→「波上宮」と予定していたCPもすべて取得してレンタカーを返却。デミオ君、快適な旅をありがとう。ちなみに燃費は18km/lと1300ccガソリン車とはいえ優秀でした。

まだまだフライトまで時間はたっぷりあるので、沖縄都市モノレール「ゆいレール」に乗って県庁前駅で降りると、クリスマスのイルミがお出迎え。

旅の最後に国際通りを散策しました(笑)

沖縄ではステーキを食べたいと思っていたので夕食はステーキハウス88でテンダーロインを注文。肉は柔らかくなかなか美味しかったです。
時刻は8時30分を過ぎましたが、この時間でまだ那覇市内をぶらついている違和感を楽しみながら空港に戻りました。

今旅行の確認と総括は上図の通りです。
2日目は244km、トータルで530km走行。沖縄本島をほぼ一周できました。

飛行機は予定通り22時にフライト、着陸間際の名古屋の夜景を見て中部国際空港には午前0時前に到着。V40で自宅に到着したのは午前1時ごろでした。那覇空港から3時間で着いちゃうんですね。
超充実した2日間を終えて、沖縄は「遠くて費用がかかり、なかなか行けない場所」から「近くて飛行機の便によっては超安く、毎年行きたい場所」と、イメージが一変しました。東京出張と同じくらいの時間と往復新幹線代よりずっと安い値段で行けちゃうんだから。
というわけで大満足の初沖縄! 来年は石垣島を絡めてまた行きたいと思います。
長文最後までお付き合いいただき有り難うございました。