2017年01月24日
悪夢にうなされて
めっちゃ怖い夢見た
朝居間のコタツで目覚めると
家具の配置がやたらと変わってる
更に家族の余所余所しい
戸惑いつつも
あーこれだけ変なのは明らかにおかしいから
これはきっと夢なんだなと夢の中で気がつき
もう一度寝る
再度、居間で起きるも
やっぱり変わってない
それどころかさっきより最初よりも酷くなってる
え?もしかしてこれは現実なのか?と焦り始める
外に出る
空の異常に低いところを飛行船2機が飛んでる
その上をブルーインパルスと思われる曲芸飛行機軍団が飛び交う
幼稚園の遠足だろうか
園児が多数歩いてきて
うちの自宅前でなぜか並んで
集合記念写真の撮影が始まる
なぜか先生からカメラを渡され撮影を頼まれ撮影する
どうみてもこれも夢だよな?
夢の中で頬を摘まんだり
頭を塀に打ち付けたり
足を木の棒で殴り付ける
「痛い・・・」
更に血の感触が額から頬へ伝わる
棒で殴り付けた脛には血が滲み
折れた破片が脹ら脛に刺さってる
嘘だ嘘だと思いつつ
いつも車を止めてるところに目をやるも
1台もない
ガレージへ向かう
シャッターを開けると
いままで集めた部品やら工具、設備がきれいさっぱり消えている
柱と壁、コンクリートの床だけの無機質な空間
隣の両親が車を停めてたシャッターを開けると
ここは普段と変わらない
二階の自分の部屋にかけ上がると
14才の時にみた増築したばかりの頃の
家具も物も何もない部屋がそこにある
違うのは物がそこにあった事をしめす
床のキズや壁の汚れ染み
もう頭のなか完全パニック!
隣の弟の部屋を開けると
そこには普段と変わらない弟の部屋と
ゲームをしてる弟がいる
俺「○○(弟の名前)!どうなってる!?俺の車は!俺の工具や部品は!俺の部屋は!」
弟「・・・」
俺「オイ!聞こえ無いのか!俺の物はどこに消えた!!」
弟「・・・」何も反応を示さない弟
この辺りから自己の精神崩壊が始まった事に気がつく
1階に降りると
母が料理を作ってる
唐揚げとみそ汁ご飯
よくあるいつもの夕飯の光景
ただひとつ違うのは
俺の分が用意されてない
母が家族を呼ぶと続々と集まってくる家族
とりあえず自分の席に座る
茶碗すら用意されてないから
戸棚から自分の茶碗を出そうと開けるも
無い湯飲みも無い
ここで嫌な予感が頭を過る
「ここには俺がいた痕跡が全く無い・・・・」
居間に行きいつも飾ってあった
自分が赤ん坊の頃の写真があったところに目を向ける
「無い・・・」
何かが飾ってあった事をしめす壁の変色はあるが
肝心の写真が無い
まさか・・・と思いつつ仏壇に向かう
そこにあったのは
いつもある爺さんと婆さんの写真
そして「俺の写真・・・・」
そう、つまり俺は「死んだ」
くらっと意識が飛びかける
そこではっとする
「ちょっとまて死んだ?おれが?
いやいや昨日まで普通に生活してて
コタツ入ってそのまま寝たやん、何をバカな」
パニックになるのを抑え
なんとか平常心を保とうとする
そうだ友人へ連絡取ってみよう
何か分かるかも知れない
スマホを取りだし友達に電話をかける
友「ハイ○○ですが・・・」
声は明らかに友人、ただ何かおかしい
声から驚きと不安、恐怖が伝わってくる
俺「○○?俺だけどさ何かあっ・・」
言い終わる前に「わっ!」と声がして
電話が切れる
もう一度かけるも今度は出ない
また別の友人へかける
友「ハイ○○だけど・・・?」
なんか余所余所しい
俺「お疲れ、なんかあったのかな?○○に電話しても話し始めた瞬間切られてあとつながらな・・・」
切られた
そのあとも色んな友人にかけるも
出ないまたは出てもすぐに切られる
嘘だ嘘だと思いつつ頭を抱えてると
スマホに着信
二人目にかけた友人からだった恐る恐る出ると
友「○○か?」
俺「おう・・・そうだけどなんかあったのか?誰にかけても切られるし繋がらないし」
友「・・・お前ホントに覚えてないんか?」
俺「何を?」
友「お前、丁度1年前の今日、
交差点で飲酒で赤信号突っ切ってきたハイエースに右から突っ込まれたんやで?」
俺「は?そんなわけ無いやろ、かなり前に一度ジムニーに横から突っ込まれた事はあるけど
ハイエースに特攻喰らったことなんで1度もないで?」
友「写真送るで見いや、ただし覚悟してな」
ラインが鳴る
スマホをスピーカーホンにしてラインを開く
そこには横から突っ込まれ
グシャグシャになったアル吉が写ってた
運転席は完全に潰れて
下にオイルか血か分からないけど赤いものが貯まってる
友「警察から聞いたけど即死だったんだとよ」
俺「・・・」
友「だからお前はもうこの世に居ないんだよ、電話してる俺も不思議だけど
俺もお前の葬式でたから間違い無い」
俺「・・・そんな・・・」
友「お前の車とかガレージ空っぽやったやろ?」
俺「ああ」
友「お前が死んで半年位かな
両親から俺に連絡あって
○○の遺品の整理をするから手伝ってくれって、頼まれたんだよ」
友「当然あの量を一人で片付けるのは無理だからFSRのメンバー集めて
15~6人だったかな
総出で1ヶ月かけて片づけたんだよ」
俺「・・・・」
友「お前が前に言ってた通り
基本的に捨てずに
部品とかはアルトの関係にほぼ引き取って貰って
車は○○とか○○の所に行った
半年前だから今もあるかは分からないけど」
俺「・・・」
友「理解したくないのは分かるけど
これが現実やで」
俺「ウソだろ・・・」
友「皆もそう言ってたよ、お前がそんなにすぐ死ぬわけが無いってな
だからお前が戻ってくれる事を信じてFSRはまだ続けてる」
俺「・・・そうか・・・」
友「だからお前から電話来たとき皆驚いたんだとそれも今日命日だしな」
俺「俺さっき変な夢見て、あ、これは夢だなって夢の中で寝たんよ、んでもう一度目覚めたけど変わらずパニックになってた」
友「だろうな」
友「だけどお前はもうこの世のものじゃないんだよ」
俺「みたいだな」
友「何か未練があったからこうして繋がったんだろうな」
俺「未練しかねえよ・・・」
友「・・・だろうな」
友「なんか伝えたい事とかあるか?」
俺「突然そんなこと言われても(--;)」
俺「とりあえずSNSの繋がりが多いからそこで俺が死んだ事伝えて欲しい
SNSのパスワードはパソコンのフォルダに入ってる
そのフォルダのパスワードは○○○○○○○○これでSNSに入れる」
友「分かった」
俺「それと家族へ今までの感謝伝えてくれ」
友「直接話できないんか?」
俺「声かけたけど聞こえないみたいだった」
友「そっか、それにまた次も電話繋がるとも限らんしな」
俺「それな」
友「じゃあ電話切らずにお前の家今から行くわそれなら繋がるやろ」
俺「それなら助かる、けど○○仕事あるやろ?」
友「こんな大事な時に仕事なんかしてられっか!」
俺「なんか悪いな恩に着る」
友「ちょっと待ってろ!絶対切るんじゃねえぞ!」
俺「分かった」
その後、車の走る音とその間も会話を続けてくれたけど
途中でプツンと電話が切れた
え?と思ってスマホに目をやると
そこには粉々に画面が割れたスマホと
そこに垂れる赤い血
同時に凄まじい身体中の傷み
息をするのも苦しい
その瞬間、周りの景色がパッと変わり
目の前には見覚えのあるダッシュボード
俺はグシャグシャになったアル吉の中に居た
右を見ると突っ込んできたハイエースと思われるヘッドライト
事故った事は把握したから
アル吉のエンジンキーをOFFにする
その瞬間目の前が真っ暗に
で目が覚めた
周囲を確認すると
今までと変わらない居間の光景
赤ん坊の時の写真も飾られてる
仏壇には爺さんと婆さんの写真
そこに俺の写真はない
駐車場を見ると俺の愛車が並んでる
2階の自分の部屋もガレージも
すべて今までとおなじ
「帰ってきた・・・」
(夢なんだから帰ってきたも何も無いんだけど)
で今にいたる、驚きなのは
夢の内容を事細かに覚えてること
やたらとリアリティーがあったこと
そして何より
もし万が一本当に俺が突然死んだら?って事を真剣に考えてる
もしかしたらそれを伝えるために意図的に見せられた夢なのかも?
なんにしても夢で良かったけど
こういう夢、結構しょっちゅう見るのよね
だからはじめは「あ、夢か」で寝るとたいてい目覚めるんだけど
今回は二重三重に見せられて
相当混乱したのを覚えてる
なんにしても
人はホントにいつ死ぬかわからない
だからいつ死んでもいいように
若くても健康でもバカらしくても遺言とか
そんなのは残しておいた方が良い
そんなことを感じた
今日の朝でした
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Posted at
2017/01/24 12:24:12
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