
自動車専門メディアで、ボレロA30の試乗記事が続々上がってきました。
カートップさんは、おなじみの筑波アタックですが、ウェットでのタイムは1分18秒965だったようです。 ドライなら4~5秒削れるかな?というところでしょうか。
ドライだったら、ノートニスモSよりも少し遅いくらいかな。これもコンセプト通りといったところでしょう。ニスモSはタイヤもサスセットもサーキット走行でもいけちゃうくらいにしてますしね。
筑波アタッカーは清水和夫さんですが、この車を見るなり発した言葉は動画にもあるとおり 『何これ?』 。
実はこの撮影の現場に、うちの実験部の者もお邪魔してて、清水さんから言われたのは 『なにこれ?トレッド広げてんの?ホイールのインセットで?ウソでしょ?ムチャクチャなんじゃないの?』 といった感じだったようです。
このブログの読者の方の中にも 『非常識なことやってる・・・』って思った人も多いかもしれず、メディア向け試乗会を開催した際も、何人かのジャーナリストからも言われました。僕も 『大丈夫なんですか?』 って聞いたのは事実。
ホイールベースとトレッドの比を変えればキャラクタが変わるってのが狙いとはいえ、インセットをこんなに弄ったら、セルフアライニングトルク(切ったハンドルが戻る感じ)とか、掬い込みとか、旋回制動(ブレーキをかけながらコーナーに入るとか)とか、ワダチでのハンドルのとられとか、とか、やばいことだらけなんじゃないかと・・・
でも、うちの商品開発実験部のマイスターは 『まぁ、いろいろ不利な条件があるの事実だけど、それを前提にタイヤチョイスやサスもVDCもやり直すんだから頑張るよ』 って。
その心配は、マイスターの発言通り払拭されたってことが、一連の試乗記事で立証されてよかったです。
特にWETでのサーキットインプレッションは、コントロール性や安全性といった点で優れていることの証明でもあり、この車のコンセプトである『日常使いでの楽しさ』が実現できたのではないかと。
Fun to Driveの方向性ってのはいくつもある。いくつも作れる。
これがオーテックがA30を通じて言いたかったこと。
よかった(^-^)
念のため・・・
A30を買った(買えた)方は、どうか、ハイグリップタイヤに替えたり、ローダウンしようとか、サス固めようとか考えないようお願いします・・・。
試乗記事はこちらから。
■CAR トップさん11月号(9月26日売り)
www.fujisan.co.jp/product/349/?tt=opt&utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=349
■WEB CARトップ(筑波サーキットアタック動画)
https://www.webcartop.jp/2016/09/49885
■ベストカーさん10月10日号(9月10日売り)
http://www.kodansha-bc.com/bc/newmagazine/?m=201811
■オートックワンさん(出荷式典)
http://autoc-one.jp/nissan/march/special-2913894/
以下は前回ご紹介済み
■web CGさん
http://www.webcg.net/articles/-/35079?lid=rank_35079_no1
■CarWatchさん
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/impression/1020436.html
■オートックワンさん
http://autoc-one.jp/nissan/march/report-2882927/
■ザ・マイカー(webではありません)
http://www.fujisan.co.jp/product/1059/new/
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オーテック創立30周年記念車 | クルマ
Posted at
2016/09/27 15:25:46