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すて☆るび夫のブログ一覧

2026年10月15日 イイね!

板金の匠のお仕事

板金の匠のお仕事NMCには卓越した技能をもった匠が多数おり、昔、このブログを書き始めた頃にご紹介した「現代の名工」を受賞した寺島もその一人。

彼の手にかかると、ものの1時間ほどで、一枚の鉄板が冒頭の写真のような球状に成型されてしまいます。

寺島の受賞の記事はこちらからご覧ください。


年齢的にはすでに定年をむかえていますが、技能伝承のために今でもNMCに所属し、後進の育成に携わってもらっており、今回のTSUNAGUプロジェクトでも重要な役割を担っています。

前記事で紹介してますが、腐食しまくったフロアを切り取って、そこに形状を再現したパネルを溶接していく仕事が、けっこう多いのです。


寺島の技を伝授されながら、若手との二人三脚で作業が進みます。




こちらのへこみのついた「木の切り株」みたいなものは、板金の道具で「臼」と呼ばれる土台のようなもの。ここに鉄板をあてて槌でたたいて形状を作っていきます。

この「臼」、なんと半世紀もまえの代物で、寺島がアイルランドで開催された技能オリンピック(1979年の大会)にも持ち込んだ物。


鉄板をたたくハンマーは、鉄板の表面に傷がつかないように、作業前にピカピカに磨き上げます。


出来上がったパネルを溶接する際も、既にボディー側の鉄板が錆びで薄くなっているため、溶接の時に熱をかけすぎると溶けた鉄板が飛び散ってしまうので、熱がたまらないようにビードを短く場所を変えながら溶接し、あとから点を結んで線にしていくような繊細な作業が繰り返されます。


以上、今回は職人仕事のご紹介でした。

さて、ボディの塗装も完了しましたので、いよいよ組み上げの工程に移行していきます。 引き続きレポートしてまいりますので、お楽しみに!
Posted at 2026/10/15 14:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月12日 イイね!

着々と組付け部品が整ってきています。

着々と組付け部品が整ってきています。ボディ側の仕上げに合わせて、組付ける部品を着々と仕上げていきます。

冒頭の写真は、サイレンサーですが、ビフォーの状態と比べてみましょう。



いや~、しびれますね(笑)


同じく、エンジンもビッカビカに。


青い個体は、東日本大震災で罹災し海水に浸かったとはいえガレージで大切に保管されていた物、赤い個体は茅ヶ崎の倉庫で眠っていた時間も長かったためか、意外にも赤い方のパーツのほうが状態が悪いものも少なくなかったです。
茅ヶ崎の潮風・・・おそるべし。

ということで、足回りもこんな感じでしあがってきました。


これくらい綺麗になると、抱いて寝たくなりますね(笑)

Posted at 2026/10/12 15:38:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月09日 イイね!

ボディ塗装からあがってきました。

ボディ塗装からあがってきました。シャシーブラック塗装の後、ボディ塗装を行って焼き付け&磨きから上がってきました。

ステルビオは、ボディ外装のほとんどのパネルはアルミ、ボンネットフードはFRP、という複合型の作りです。 



ステルビオのデビューは1989年、今から約37年前。
最近の車は、プレス型の精度が高いことや、ハイテンションスチールの使用範囲が広いこともあってか、パッキパキに立ったエッジなので、そういうのを見慣れた目には、この車の「まろやか」で「とろ~り」としたエッジは、なんとも懐かしくほっこりとした気持ちになりますね。 

エンジンルームのラジエターリザーバーやウォッシャータンク、リレーなども磨きあげ、ハーネ類は総点検の後にテープを巻きなおしているので、そんじょそこいらの車よりもよっぽどきれいに仕上がり、ここにエンジンを迎える準備が着々と整いつつあります。


この先、いよいよ部品の組付けに入っていきます。
引き続きお楽しみに!


Posted at 2026/10/09 16:46:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月01日 イイね!

ステルビオ・シャシーブラック塗装

ステルビオ・シャシーブラック塗装いろいろと部品が外されていき、ドンガラになったボディのパネル再生を経て、再塗装していきます。 だんだんと新品のようになっていくのを見るのは、ワクワクしますね。







そうそう、前回、一枚写真を載せ忘れてました。

これは、シートアンカー部分(赤矢印部分)。 
冠水後、カーペットに含まれた湿気がフロアパネルの上に湿原が広がっているような状態になっており、パネルは錆でグスグス。 
でも、そこから水面に頭をだしていたシートアンカー部はなんとか生きていた、というわけです。 
ということで、生きていたシートアンカーに仮のステーを固定して、本来の位置に宙づりにし、そのまわりにフロアパネル(明るいシルバーの部分)を再生している・・・って図ですね。


いや、ホントややこしい仕事ですね。 

さて、こんな作業をコツコツと積み重ね、コーキングが済んだら、シャシーブラック塗装に入っていきます。

エンジンルームも・・・

こちらがビフォー。

綺麗になった!

ひととおり塗りあがって、一同ヤレヤレって感じ。

この後ボディ塗装(ブルー)の補修作業に入っていきます。

あとは並行して、例のパーツ類の再生です。

Posted at 2026/10/01 15:27:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年09月28日 イイね!

わび、さび、かび これは手ごわい・・・

わび、さび、かび これは手ごわい・・・ステアリングコラムを眺めると、鍵を差し込む向きなどから時代がよくわかりますね~。 あと、最近の車だと電動パワステなので、また臓物が全然違ったりもしますね。


青い子と、赤い子からいろいろな部品が取り外され、より状態のいいものを選別、手直しや修復をしながら、部品を積み上げていきます。


そしてもっとも大変な作業、受け皿にすると決めた青い子を「ちゃんと皿にする」に取り掛かります。


津波による冠水被害を受けた後、オーナー様が綺麗に洗浄してくれていたとはいえ、海水の湿気を含んだ吸音材、カーペット等は、15年という年月をかけてフロアの鉄板を蝕んでいきました。

その結果、ぶっちゃけ、現況は「ほぼザル」なのです・・・


クルマの床をすかして工場の床が見える部分は・・・


バッサリ切り取り・・・(薄緑色の部分が工場の床です)


職人の手で床を作る。





コーキング処理もしっかりと行い・・・


防錆処理と塗装を施していきます。


まだまだ先は長いです。 お楽しみに!
Posted at 2026/09/28 10:45:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
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プロフィール

「櫻井さんのお墓参りに行き「ステルビオ着手しましたよ」って報告してきました。」
何シテル?   09/30 15:20
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社 オーテック事業所の すて☆るび夫 です。 オーテック? そう、日産直系のカスタムカーメーカーのオーテックです。 ...

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