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すて☆るび夫のブログ一覧

2026年10月26日 イイね!

翳りゆく部屋のドアトリム

翳りゆく部屋のドアトリム前回無事にエンジンがかかることが確認できて、ヒーター系への水配管などもOKとなったステルビオ。 
いよいよ、内外装の各種部品を組み付けていく作業に取り掛かります。

冒頭の写真はこの車のシート。The高級グランドツーリングカーという雰囲気むんむんのシートですね。

このシートは、オーテックでフレームを制作したものをザガート(イタリア)に送り、そこで本革の表皮をはられるという 厄介な 凝った製造方法をされてました。

当時、内装色は黒とベージュが選べましたが、赤い子も青い子もベージュ内装。
青い子の内装は海水に浸かってしまって使えないので、カーペットやダッシュボードも含めて、赤い子の内装を組み付けていきます。 
ここも「赤から青へ」です。

ダッシュボードは、カーボンファイバーで製作された骨格に本革を貼り、本木目パネルを貼りこんで製作されています。

しかし、濃色のボディ色に明るいベージュの内装って、ホントにカッコいいですよね。

分厚いカーペットを敷き詰めた後に、シートが搭載されます。

横からみたこのシートバックの分厚さにしびれますね。

ステルビオは「レパードの骨格に別の上屋を載せただけ」「内装品は革を巻いただけ」とか書かれている記事をみかけますが、およそそんな簡単な造りではなく、骨格自体、あちこち手が入っており、内装のトリム類もほぼほぼ別部品。



イタリアのカロッツェリアで、手作りで仕上げるような作り方なので、「TSUNAGUプロジェクト」での再生作業も、同じように手作り、現物合わせの連続です。

パワーウィンドウがなかなかいう事を聞かず、あーでもない、こーでもないと数人がかりで格闘。 
電装品については、開発中もずいぶん苦労したようです(イタ車(特に旧車)乗りの方なら想像がつくかもしれません)。



やっとパワーウィンドウの問題が片付き、ドアトリムを装着しようとしたら、今度は赤い子のドアトリムが青い子にすんなりとはつかないという問題が・・・(汗)

ドアのインナーパネル側も、ドアトリム側も手作りのため、一台一台ごとに微妙に大きさや穴位置が違うようです。

最後のワンカットは、夕闇せまる作業場の手術台の上で形状修正を待つドアトリムです。 ん~、手ごわい・・・



今回のブログタイトルは、この夕闇迫る作業場を「翳りゆく部屋」って置き換えてみたんですが、このユーミン(というか荒井由実)さんの曲、大好きなんですよね~。

スマホ音源からシャッフル演奏で不意にこれのイントロが流れると、なんかブワっと涙が込み上げてやばいことになりそうになります。

リリースは今から50年前の1976年、U2結成の年ですね(U2も大好き)。
1989年、ステルビオ発表の年にCDシングルとして再発されてます。
ユーミンさん22才(原型を書いたのは14才の時と言われている)、天才の感受性ってすごいな、とつくづく思う名曲です。

都はるみさん、内藤やす子さん、島田歌穂さん、椎名林檎さん、畠山美由紀さん、エレファントカシマシさん 、スターダストレビューさん、つるの剛士さん、徳永英明さん、Blu-BiLLioNさんなどがカバーもしてて、個人的には宮本浩次(エレカシ)さんのが一番しびれます。

まだ聴いたことがない方は、ぜひ一度聴いてみてください。
Posted at 2026/10/26 13:29:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月23日 イイね!

AOG湘南里帰りミーティングについてのご案内です

ステルビオの改修記事が好評連載中ですが、AOG湘南里帰りミーティングについてのご案内です。

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【見学についてのご案内】
当日、見学をご希望される方からのお問い合わせを複数いただいています。
本イベントは大磯プリンスホテル様の敷地・施設をお借りしての開催であり、当日見学される方の駐車スペースはございません。
大磯ロングビーチ第三駐車場は、ホテル関係者およびイベント運営関係者以外は立入禁止となっております。
また、当日は大磯プリンスホテル様も通常営業されておりますので、ホテル側の駐車場もご利用できません。
当選外の方で見学をご希望される場合は、当選された方のお車に同乗してのご来場、または、外部のコインパーキング等をご利用くださいますようお願いします。
今後もイベントを継続して運営していくため、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 
【参加者キットについて】
当選されたオーナーさまに、イベントの詳細をご説明する資料「参加者キット」を発送いたしました。
お手元に届きましたら、ご一読のほどよろしくお願いします。

Posted at 2026/10/23 18:21:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | オフ、フフフ・・・ | クルマ
2026年10月22日 イイね!

ついにエンジン始動! トランクスルーはなかったのね。

ついにエンジン始動! トランクスルーはなかったのね。さて、今回はいよいよエンジンのテスト始動の様子をお伝えします。

まずはホース類やワイヤリング、冷却水などの組付けです。







もちろん、燃料タンクも搭載しなくてはなりません。

今どきの車を見慣れていると、燃料タンクがトランクの奥に鎮座しているのって、新鮮な感じがしますね! 

この後部座席の後ろの穴は、トランクスルーではなかった、ってことですね。

セダンとかクーペタイプの車でトランクスルーを最初に採用した車ってなんでしたっけ? カペラ? ちゃうかな?

ま、そんな話はいいとして・・・

さて、いよいよエンジン始動です。
それでは動画でドゾ。


めっちゃ滑らかで、静か。バルブのラッシュ音も無し。
スロットルオフ時のターボの「ぱ・しゅるる~」って音がしびれますね。

Posted at 2026/10/22 18:19:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月19日 イイね!

「赤」の心臓が「青」の体に合体

「赤」の心臓が「青」の体に合体今回のプロジェクトのテーマとして「赤から青へ」というのを掲げていました。

ご存じの通り、かつてのAUTECH JAPANという会社のコーポレートブランドカラーは赤でしたが、現在のAUTECHという商品ブランドのイメージカラーは青です。

その想いもこめて、赤い車から青い車へと、使える部品を移植していきます。

最大のコンポーネントはもちろんエンジン。
赤い車から降ろされ、クリーニングをすませてピカピカです。


ちなみにこのエンジンの型式は懐かしのVG30DET。ステルビオに搭載される物は、同時代のZ32に搭載され当時の自主規制枠の上限280psを誇るVG30DETT(ツインターボ)とは違い、レパードなどに搭載されていたシングルターボ仕様。

しかし、そこからオーテックのエンジン部隊の手により、出力に関してはZと同じ280ps、トルクに関してはZをも凌ぐ数値を、Zよりも低い・・・もっと言うと同じシングルターボであるレパードよりも低い回転数で発揮するチューンが施されていました。もしかすると実力的には280psを大きく超えていたのではないか、と想像してしまいますね。


そのエンジンがいよいよ青い子に移植されていきます。


貴重な車なので、万が一のことがないよう、どうしても大掛かりになります。


リフト&パンタジャッキ、などいろいろなツールを駆使。


慎重に位置合わせをしながらやっていきます。




載りました!




いや~、感無量です。

次回は各部チェックの後にエンジン始動チェックの模様をお伝えします!
お楽しみに!
Posted at 2026/10/19 15:17:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
2026年10月15日 イイね!

板金の匠のお仕事

板金の匠のお仕事NMCには卓越した技能をもった匠が多数おり、昔、このブログを書き始めた頃にご紹介した「現代の名工」を受賞した寺島もその一人。

彼の手にかかると、ものの1時間ほどで、一枚の鉄板が冒頭の写真のような球状に成型されてしまいます。

寺島の受賞の記事はこちらからご覧ください。


年齢的にはすでに定年をむかえていますが、技能伝承のために今でもNMCに所属し、後進の育成に携わってもらっており、今回のTSUNAGUプロジェクトでも重要な役割を担っています。

前記事で紹介してますが、腐食しまくったフロアを切り取って、そこに形状を再現したパネルを溶接していく仕事が、けっこう多いのです。


寺島の技を伝授されながら、若手との二人三脚で作業が進みます。




こちらのへこみのついた「木の切り株」みたいなものは、板金の道具で「臼」と呼ばれる土台のようなもの。ここに鉄板をあてて槌でたたいて形状を作っていきます。

この「臼」、なんと半世紀もまえの代物で、寺島がアイルランドで開催された技能オリンピック(1979年の大会)にも持ち込んだ物。


鉄板をたたくハンマーは、鉄板の表面に傷がつかないように、作業前にピカピカに磨き上げます。


出来上がったパネルを溶接する際も、既にボディー側の鉄板が錆びで薄くなっているため、溶接の時に熱をかけすぎると溶けた鉄板が飛び散ってしまうので、熱がたまらないようにビードを短く場所を変えながら溶接し、あとから点を結んで線にしていくような繊細な作業が繰り返されます。


以上、今回は職人仕事のご紹介でした。

さて、ボディの塗装も完了しましたので、いよいよ組み上げの工程に移行していきます。 引き続きレポートしてまいりますので、お楽しみに!
Posted at 2026/10/15 14:54:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | AUTECH40周年 | クルマ
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プロフィール

「赤い車のドアトリムを青い車のドアに付けようとしたら、ドアの大きさが違ってて、加工しないと着かない・・・」
何シテル?   10/21 16:44
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社 オーテック事業所の すて☆るび夫 です。 オーテック? そう、日産直系のカスタムカーメーカーのオーテックです。 ...

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