
このところ怒涛の勢いで商品紹介に励んでいるるび夫です。
あ…ふと思ったのだけど、おいら日記を書く時に『るび夫です』と名乗ったの初めてかもしれません。はい、るび夫です。
さてエルグランド/セレナに続きまして、ノートライダーハイパフォです。
まずはエンジンから行きましょう。ノテそのものは低燃費系でビュンビュン系って言ってますが、ライダーハイパフォではグングン系かな。
エンジンチューニングメニューは、インテーク側のカムシャフトをオーバーラップとリフトの大きい専用品にしています。あわせてバルブスプリングも強化品に変更。コンピューターセッティングは、ハイオク前提の燃料噴射ならびに点火タイミングにしていますが、もちろんレギュラーを入れられちゃったらレギュラー用の制御をするように作ってありますので、ご安心を。これで出力にして7ps、トルクで0.8kg・mのアップ。この絶対値よりも、最大トルク発生回転数が4400rpmから3600rpmに下がっていることが実際の走り感アップには効いているかもしれません。あとは専用マフラーで心地よいサウンドを楽しんでいただこうという感じです。

次に足まわりですが、この車の性格を物語る一番の特徴はタイヤだと思います。ブリヂストンポテンザブランドのラインナップ上ではRE-11に代を譲っているけれど、いまだにそのスポーツ性能では市販ラジアル中最強レベルであることになんら疑いの余地がないRE-01Rを採用。マーチ12SR/15SR-A、フェアレディZバージョンニスモでも標準採用してますね。さらに、標準車では最大サイズが175/60-15であるのに対して、ハイパフォは185/55-15とサイズアップしています。


このタイヤを活かすべくサスペンションを強化しているのですが、具体的な数値比較をすると、まずバネ定数でフロント約15%、リア約55%アップ。ショックアブソーバーの減衰力はフロント約100%、リア約85%アップです。かなり締め上げてます。とはいえ、何度も書いているとおり、これはピストンスピードが0.3m/secのときの数字だけなので、これだけ見てどうこういうものでもなくあくまでも参考値です。ちなみに車両姿勢は約20mmダウンとなっています。
もともと走りには定評のあるノテですが、こんなタイヤやサスを組み合わせるとせっかくのバランスが崩れちゃうわけでして、そのために『ノートを買うお客さまの中には多少出費してもこれくらいのモノが欲しい人もいるだろう』という発想でオーテックが実施したボディチューニングメニューが、①フロントのストラットタワーバー②フロアトンネルステー③魔法の杖=パフォーマンスダンパー です。

フロアトンネルステーは、トンネルが左右方向や左右のフロア部が前後バラバラの動きをするのを抑えこんでいます。12SR/15SR-Aでも実施してますが、床の板厚がアップしたような印象を持たれる方も多いです。
エルグ/セレナではフロントサスメンバーの後ろ側あたりに装着していたパフォーマンスダンパーですが、ノートの場合はフロントエンドに装着されています。フェアレディZバージョンニスモと似た位置ですね。剛性をアップしながらも減衰を付加させることで、質感の高い乗り味を実現しています。
そして忘れてはならないのが、パワステの専用チューニングです。

ハイパフォは、操作力を重めにして、どっしり感と手ごたえ感を出しています。もしかすると街乗りの軽快感や安楽感を重視する人にはちょっと重いと感じられるかもしれません。でも、ひょっとするとこっちのほうが安心感がある、という人もいるかもしれません。標準車とライダーのどちらが優れているのか?というモノではありません。僕らは、僕らの商品に共感してくださる方にはこっちの方がいいんじゃないかな?という作り方をしているだけだからです(とはいえ、非常識なほど重たくしているわけではないのでご安心ください)。
ということで・・・ノートライダーハイパフォ、よろしくお願いします♪

ちょこちょこっと検索したら、千葉日産の船橋店に試乗車ハケ~ン!
お店に行く前に電話確認をおすすめします。
ティーダアクシスパフォも一緒に書いちゃおうかと思ったけど、やっぱ無理でした・・・。
なので、次回はティーダアクシスパフォです。これも渋いチューンですよ。
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ライダー | クルマ
Posted at
2008/03/26 17:02:15