2012年08月27日
セレナの話です。
この間、ジャーナリストの方から
「今回出たSハイブリッドは、普通のに比べていくら高いの?」
って聞かれまして
「旧型に比べると10万円くらいアップしてるんですが、旧型ではOPTだった助手席側オートスライドドアとリアエアコンが標準装備になって(もともとOPT装着率が高かったので)、ほかにも後席の3点シートベルトやLEDのリアコンビが入ったので、実質Sハイブリッド代はタダみたいなもんです。で、免税だし。」
って答えたら
「それって何?普通のは売れなくなるんじゃないの?」
っておっしゃるので
「っていうか、もう2WDは、ほとんど全部がコレなんで」
と伝えると
「あ、そういうことなんだ、てっきりハイブリッドが追加されたのかと思ったよ」
とおっしゃってました。
けっこうそう思っている方も多いみたいですね。
で・・・
「まぁ、それなら文句もないんだけど、いかにもっていうハイブリッド感がないよね」
っていわれまして
「一番感じるのはアイドリングストップの頻度と時間が長くなったことだと思います」
と答えたら
「そうかな~?ほとんどアイドリングストップに入らなかったよ」
とのこと。
いろいろ聞いてみたら、エアコンとの兼ね合いで、アイドリングストップへの入りやすさは結構違いがあるみたいです。
アイドリングストップに入るとエアコンのコンプレッサーは止まるので送風になりますが、冷気を温存(変な表現w)すべく、ファン風量はすこし絞られる。 で、冷気が減ってくる(風がぬるくなると)とアイドリングストップが解除される・・・ってのは先日書きましたね。
一方、エアコンをガンガン使っているような状態というのは、燃費よりも優先することがある状態・・・ たとえば極端な話、乗員が熱中症で命の危険があるとか、そういう判断をするみたいです。 ま、そんなときに燃費とか気にしていられないわけで、その場合は空調を優先すると。
某社の車だと、暑かろうがなんだろうが、アイドリングストップ優先とかもありますね。まぁ、それでも空調効かせたければ自分でアイドリングストップを解除すればいいわけだけど、セレナはファミリーカーとしての機能を優先して上記のようなロジックにしているそうです。
なので、暑くて暑くて・・・という危機的な状態でなければ、ファンを普段よりもちょっとだけ絞って使ってみると、このクルマのメリットは実感しやすいのかもしれないです。
Posted at 2012/08/27 12:18:21 | |
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