先日ご案内した 『すて☆るび夫特製本革ワンショルダーバッグ、チャリティオークション。』 ですが、あれを製作したマシンをご紹介します。
サーダーTE-I

昨年末に知人からいただいたもので、大正時代に大阪で創業した中島ミシンという会社の製品です。このタイプのミシンは、通称17ミシンと呼ばれ、かつての鞄職人御用達のタイプだったそうです。
もちろんイマドキの工業用ミシンは、コンピュータ制御のモーター式で、上下送りや総合送りが常識です。 ちなみに、一般的な家庭用ミシンは上から挟んで下側だけに生地をおくるギザギザがついている『下送り』、『上下送り』は挟んだ状態で上側も下側も送るもの、『総合送り』は刺した針までいっしょに送るものです。
上の写真のミシンは、ただのレトロな足踏みミシンに見えますが、針の貫通力や糸の締りは抜群で、ぶ厚い革でもガンガン縫えるし、縫い目もギチっとしてます。
ネットとでいろいろ調べていたら、バイクが好きな人でミシンにはまっている人は多いみたいですね。革のアクセサリーを自分で作りたい、という気持ちの人と、ミシンの構造的な魅力にとりつかれている人がいるみたいです。
たしかに、回転運動と上下運動の変換というのは、エンジンに通じるものがありますね。なおかつ、その変換するためのクランクやカムの設定によって、縫いたい素材や厚みにあわせた専用品が存在するなんて、ほんとロマンを感じてしまいます(どうぞ変態とよんでくださいw)。
古い道具でもきちんとメンテナンスをしてあげることで、現役でバリバリに使えるってのは、クルマもバイクもミシンも一緒ですね。
ちなみに、今からミシンを買おうと思っているのだったら ①軽いミシンは買っちゃダメ ②ちゃんとメンテナンスまでしてくれるミシン屋さんで買うこと この2点はとりあえず大切です。
あ、で、作ったブツはこれね。

手前にあるほうです(当たり前ですが)。
で、その入札状況ですが・・・
なかなかどうして、そこそこいってるみたいなので、せっかくですから入札額の表示桁数を10桁に広げておきました。 表示上限=99億9999万9999円です(爆)
オークション(競争入札)への参加方法は↓コチラ↓から。
https://minkara.carview.co.jp/userid/210503/blog/28531351/
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落札金は、東日本大震災復興支援(日本財団ROADプロジェクト)に使われます。
Posted at 2012/12/13 14:17:36 | |
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