
新型セレナが発売され、ライダーも同時に発表されました。
見どころはいろいろあるけど、やっぱあのフロントバンパー左右にうめこんだ『ブルーホールLEDイルミネーション』が注目を集めているようです。
対向車などからの被視認性をアップさあせるためのアイテムとして、デイタイムランニングランプがあります(日本は法規基準がなにので○○カンデラ以下という、その他灯火類としてのあつかいです)が、この『ブルーホールイルミネーション』もそれに近い機能をもたせてあります。
とはいえ、それ以上に、涼しげなブルーのイルミネーションがデザイン上のアクセントにもなっていて、インテリアのブルーステッチとマッチし、オサレ感アップ。
ところでこのイルミ・・・ 青いイルミネーションが、どこまでも深く深く続いているように見えますが、いったいどんな仕組みなんでしょう?
カスタマイズ好きな人は、ああ、ブラックホールですね! ってすぐわかると思うんですが、そうです、ブラックホールです。
カスタムとしてはインテリアなんかには使かわれてますね、スピーカーボックスとか。
エクステリアに使う例は少なく、ぱっと思いつくのはシトロエンDS3の3D LEDテールランプでしょうか?
これの原理は、合わせ鏡です。
子供の頃、おかあさんの三面鏡の前でこんなことしたことはありませんか?
正面には自分が一人映ってるけど、左右の鏡にはどこまでもどこまで奥深く自分の横顔が映っている・・・。
この仕組みをつかって、鏡の間にLEDをサンドイッチして無限反射させる。
それだと外から見えないので、一枚はハーフミラーに。
外から見ると、ものすごく奥行きがあるみたいに見えますが、実物はこのミラーとハーフミラーの間隔は指2本分くらいしかありません。
写真だとわかりにくいので動画でご紹介しますね。
これ、車内で暗いところで使うならどうにでもなるんですけど、外装に使うとなると浸水とかはもちろん、明るい場所での臓物の見栄えとか、光った感じとか、なかなか苦労してやってます。 発売直前の試作品を見たときには『大丈夫かいな・・・』って思ったけど、フロントレンズのスモークのかけ方や、ハーフミラーの透過率、LEDの輝度・・・あれこれやりながら、実現できました。
ライダーを買ったら是非自慢してくださいね。
Posted at 2016/09/29 13:32:13 | |
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