
まだまだあるのです、ネタは(笑)
AOG湘南里帰りミーティングは、オーテック車オーナーのみなさんにオーナー同士のつながりを大切にしてもらいたい、という気持ちでやってます(なのでドレコンはやらない)。
そして、それだけでなく、オーテックの社員が、自分たちが世に送り出した商品をお使いになっているお客さまの姿を直に拝見する、ということも大事な目的にしています。
このイベントのとりまとめをしているのは、僕も所属してるマーケティング部ですが、ありがたいことに、いろんな部署のオーテックの社員たちが上述した目的を非常によく理解してくれていて、毎年すんげぇ協力してくれてます。
まぁ、そもそも車が好きってのがそこまでしてくれる最大の理由だとも思いますが(笑)。
今年も 「雨なんだけどやる、苦労を掛けて申し訳ない」 って話をしたら 「こういう時こそオーテックの真価がとわれるよね、頑張ろう!」 なんて言ってくれて、もうホント事務局が一番弱気になってたくらいでした(笑)
ということで、今回はその社員が運営するブース中から、物つくり部門が運営していたブースの紹介。
今年は、エンジン開発部門と、生産部門がブースを開いてくれました。
こちらでは、オーテックではこんなものを作ってるんだよ、こんな作り方してるんだよ、みたいな話をしたり・・・

来場されたお客様に、モノつくりの実体験をしてもらおう、なんてことをしてくれています。
普通の生活をしていると、まず触ることのない機械や道具を使って、実際に自分の目の前で何かが形になっていく、そんな瞬間の楽しさを味わってもらいたい・・・みたいな感じ。
生産部門は、普段は部品の圧入なんかに使う5トンプレスを使って、記念のメダルチャームを作る体験。

こちらが完成品。

これをプレスする型がこちら。

この型は・・・こんな、3軸マシニングセンタという機械で掘ってます。

普段は、車両の試作型や組み立て用の治具を作っているマシンで、A30のあの悪夢のような形状のフィラーリッドもこれで型を試作し形状決定しています。
エンジン開発部門がやってたのは、ウェットブラスト体験。

なにげにカワイイこのドーム状のマシンの中に手をつっこみ、処理したい素材に研磨剤を含んだ水を打ち付けることで、表面を薄く削り取ります。
お土産に持ち帰ってもらった出来上がり品がこちら。

ロゴの部分が削り取られたところです。
サンドブラストよりもデリケートな研磨が可能で、通常はエンジンをばらした時に各部についたカーボンやオイル汚れを落とすのに使ってる機械です。
旧車のレストアとかにいいですね⇒
http://www.macoho.co.jp/cocotte/
みんなでお金出し合っちゃう?
ま、出来あがるものは、どちらも小さくて、決して高価なものじゃないけど、自ら手を動かしたり、目の前で何かが出来あがっていくことを見たり体験したりするのって、いい思い出になりますよね。
展示物には 「お手をふれないようにお願いします」 と書いてありますが、万が一、字の読めないお子様とかが触ってしまった時のことも考えて、展示物のバリはきちんと丸めてくれています。 自社の社員のことながら、こういうところの配慮には感動すら覚える私です。
たぶん・・・手にとって触れてみてもらいたいんだと思うんですよ、きっと。
日本のモノつくりのタマシイ、みんなで大切にしていきましょう♪
ちなみに、レザーグッズを販売してくれた五助屋レザーさんもAUTECHロゴは、その場でプレスしてもらってました。


こちらのマシンは、五助屋レザーさんが自ら開発されたALL-2000という卓上2トンプレス
(五助屋さん、ブログから写真借用させていただきました。)
ネットショップ⇒
http://gosuke.dokkoisho.com/
あと、五助屋さんの横で名入れグッズ販売をしてくださったエングレーブさんも、その場でモノが出来あがっていくタイプの出展でしたね(^-^)
(エングレーブさん、HPから写真借用させていただきました。このニンジャ、五助屋さんのかな?)
ネット注文もできますよ♪⇒
http://engravedmark.com/
Posted at 2016/11/30 13:36:44 | |
トラックバック(0) |
オフ、フフフ・・・ | クルマ