
昨年7月から始まった、オーテック創立30周年・ご愛顧感謝キャンペーン。
抽選で毎月30名様に、特製ミニウォレットをプレゼントするっていうアレ。
「釣った魚に餌をやる」 という神企画(違)
まだまだやっております!
この特製ウォレットは、とってもしっかりした厚みのイタリアンレザーで作られています。

(第一期の黒、ナチュラル、イエロー)

(第二期の黒、レッド、オリーブ)

(最終、第三期の黒、ホワイト、ブルー)
このイタリアンレザーの詳しい説明の前に、革と皮は違うものだってことは以前も書きましたよね? 覚えてますか~?
まず、皮を鞣し(なめし)たものが革です。動物の皮にはたんぱく質(コラーゲンとか)が含まれてますので、そのまま使うと当然のことながら腐ってしまいます。このたんぱく質を除去して丈夫にし、長期間使用できるようにする作業が鞣しという工程です。
鞣す前の原皮に含まれるたんぱく質を、薬液の成分と結合させて抜くわけですが、その薬液として、植物などから抽出したタンニンを使うタンニン鞣しと、化学薬品を使うクロム鞣しの2種類があります。
クロム鞣し革は、しなやかで経年による色などの変化も少なく、鞣しにかかる時間も短いので、多く革製品に使用されます。 車のシートや衣服、カバン、財布などに広く用いられています。 革化に化け、モノを包む革包になりますね。
タンニン鞣し革は、鞣し工程にすごく時間がかかるので大量消費される工業製品にはあまり使えません。比較的出荷数の少ない、お財布やベルト、高級な鞄なんかに使われます。 今回の特製ウォレットはこちらのタイプです。
ちなみに、牛肉の需要と牛革の需要では食肉の需要の方が圧倒的に多いようです。僕たちは、命をいただいた後それを無駄にしないために皮を使わせてもらってるんですな。
皮は手間暇をかけて革になり、手間暇をかけて革製品になり、時間をかけてエージング(経年変化)していき、味わいが出ます。 手の油が着いたり、日に焼けたり、あるいはデニムの尻ポケットに入れていればブルーの色移り自分のお尻の形に沿ったカーブが付く。 まさに自分の物になります。 なので、ぜひ長く大切に使ってあげてくださいね。 ボタンも、本物の真鍮を使用しているので、こちらも渋いエージングが楽しめます。
さて本題のオーテック30周年記念・特製ウォレットに使われている革ですが、今回のウォレットに使われている革は、
ミネルバリスシオと
ミネルバボックスというものを使っています。 パリッとして表面がマットな表情の方がミネルバリスシオ、しなやかで優しいシボの方がミネルバボックスです。
ヨーロッパで育てられたカウ(生後2年~の雌牛)の原皮を、栗の樹木などから採れる渋(タンニン)を使ってイタリアのタンナー(鞣し業者)が丁寧に手作業で鞣し、牛脚を煮詰め出した脂をじっくりと加脂する・・・といった非常に時間やコストのかかっている伝統製法で、まさに天然皮革の最高傑作と言われているものです。
油分を多く持った革なので、お手入れにはきれいな乾いた布などで軽くなでるようにして磨いてあげればOK。乾拭きを繰り返すと中の油分が染み出してきて、光沢を増し、表面を保護してくれます。 強くこすると汚れを革に押し込んでしまうこともありますので注意が必要です。 保革クリームなんかは下手に塗らないほうがいいです。
興味を持った方は「五助屋レザー」さんのHPで是非勉強しましょ♪
http://gosuke.dokkoisho.com/
「五助屋取り扱いの革」ってところに詳しく書かれてますよ。
なお、この「ご愛顧感謝」キャンペーンは、車体番号1つにつき一回の当選権利があります。つまり、当たるまで何回でも応募可能であり、また、一度当たっても違うオーテック車の車体番号で応募すれば当たるかもしれない、ということです。
まだご応募されていないオーナー様、応募したけど外れてしまったオーナー様、すでに当たったけどまだほかにオーテック車を持っているオーナー様・・・ あるいは、今はまだ応募資格ないけど、この際だから買っちまえ!っていう方。
ご応募お待ちしております\(^o^)/
▼詳しくはこちら
http://www.autech.co.jp/campaign/pre_201607/index.html
もしも、どうしても当たらない・・・オーテック乗りじゃないけど革の魅力にヤラレタ・・・って方は、「五助屋レザー」さんのショップでお買い求めいただけます。
http://gosukeya.thebase.in/
Posted at 2017/01/10 10:07:20 | |
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