ねぶ太です。
先日の湘南里帰りミーティングは前日までの雨がウソのようなお天気に恵まれ、海風が心地よい中で無事に終えることができました。ご参加いただいた皆様にも盛り上げていただきました。何より皆さんの笑顔が最高!ホントありがとうございました。
里帰りミーティングはお客様以外にもブース出展や抽選会の景品の協賛でご協力いただいたメーカーさん・・・たくさんの方に支えられています。この場を借りて厚く御礼申し上げます。オーテックって本当に幸せな会社だと実感しています。
その中でも今回は伝説のカツサンドの生みの親“とんかつの水龍”さんのお話です。
会社からクルマで10分くらいのところにある水龍はとにかくうまい!会社で「どっかうまいとんかつ屋さんある?」って聞くと、ほとんどの人が「水龍」ってくらいオーテックではメジャーな存在であり、前回の里帰りミーティングの企画の時点で、「そうだ、お客さんに水龍のとんかつ食べてもらおうよ!」ってことで400食のカツサンドをお願いしました。水龍さんは少人数の家族的にやっているお店(←水龍さん、ごめんなさい!)でありながらも、“作りたてをお客様へ”をモットーとしており、大量生産は苦手なんです。そんな中でも頑張ってみよう!とやってくれたのが昨年の400食。朝4:00には作り始めて時間通りに無事に納品。そしてお客さんから大好評という結果でした。
そして今年。昨年の感動をもう一度!ということで増えた参加者に対応すべく600食のカツサンドをお願いしました。そしたら答えはNG!えっ、まじですかー?
昨年いらした職人さんの一人が独立して人手不足、その上数は昨年の1.5倍。喜んでもらえるのは嬉しいけど昨年も相当大変だったのに今年は納期を守れる自信がない、お客さんに迷惑はかけられない・・・お店の大将のプロとしての厳しい決断でした。しかしねぶ太も引き下がれません。事実「今年もカツサンド楽しみにしてるよ」「初めてなんで伝説のカツサンド食べてみたいです」っていうネットの書き込みも多く、ねぶ太が一番うまいと思うカツサンドを何とかお客さんに食べさせてあげたい・・・そんな気持ちで大将と何度も交渉です。何度通ったかな・・・とんんかつ定食はたくさん食べました。ねぶ太のメタボも加速しました。時には大将に声を荒げられたこともありました。大将は一生懸命説明してくれるんで事情は痛いほどよくわかりました。でも諦めきれない!
今回が最後だ・・・と決めて臨んだ何度目かの水龍で大将と対峙です。でもその時の大将は違っていました。最初こそ“ダメだ”でしたが、徐々に600食を時間通りに届けるためにどうすればいいか?ということを一生懸命考えてくれました。何時間くらい話したかな・・・独立した元職人さんにもその場で電話してもくれました。そして「やってみるか・・・」の一言。周りにいたお店のスタッフも「やってみようよ!」 ねぶ太はその瞬間をはっきり覚えています。今思い出しても涙が出そうです。ホント嬉しかった~。
「万一遅れたときのことちゃんと考えとけよ」という大将の言葉を胸にしてイベントの当日に臨みました。お弁当の配布は11:30からの予定ですが、余裕を持って12:00前後から配布しますとアナウンスしていたんですが、ステージに立つねぶ太に伝言がありました。「たった今水龍から全数カツサンド届いたよ!」
時計を見ると11:20です。水龍さん、すげーよ。ホントすげーよ。感激です。やっぱりプロです。
勿論伝説のカツサンドはお客さんの反応もばっちり。「このカツサンド食べれて嬉しい」「やっぱうまいね」という声があちこちで。ねぶ太はイベント終了後にいただきました。見慣れた竹模様の包みを開けると3ピースのヒレカツサンドがこんにちは。一口ほおばるとパンはもっちり&お肉は唇できれちゃう柔らかさです。無心で一気に食べました。やっぱ水龍さんにお願いしてよかった。食べ終わってから水龍さんに電話したところ「大将は寝てるよ」とのことでした。ホントお疲れ様でした。水龍さん、本当にありがとうございました!
風の噂では独立した職人さんを呼び戻したり、人手を増やしたり、勿論作り始めた時間は推して知るべし・・・でも大将は一切恩着せがましいことは言いません。お金が発生しているのにカツサンドの値段は去年のままでした。
るびさんと相談し、水龍さんに感謝状を出すという提案をしたところ社長も大賛成。
そしてるびさんと共に直接手渡してきました。水龍の大将はちょっと照れてたけど、その顔はすごくカッコよかった~。ますます水龍のファンです!(でもねぶ太はメタボに注意!)
水龍さんからは里帰りミーティング参加者に対しお店で使えるクーポン件もいただきました。サービスの内容はヒ・ミ・ツ!乞うご期待です。ただ、ねぶ太たちのチョンボなのは皆さんにお渡ししたサービス券の有効期限が「2007年3月31日まで」となっていること。終わってんじゃん!いやいや、水龍さんへは「誤記なのでどうか2008年3月31日までっ!」とお願いしていますのでご安心を。
伝説のカツサンドの生みの親、男気あふれる職人の店、寒川の“とんかつの水龍”を是非お試しあれ!
Posted at 2007/11/01 18:37:17 | |
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