先日テレビで紹介されていた話。
ある小学校で母親が申し入れをした。「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」。
う~ん、どうしたもんだかな・・・ まぁ、いろんな考え方の人がいるということですねぇ。
いただきますってのは、食材の命をいただきますという意味や、食材を生産してくれている人や給食を作ってくれている人への感謝の意味ですよね。 百歩譲って対価として金を払っているか否かを論じるにしても、少なくともその給食費は本人が稼いだわけではなく親が出してくれてるわけだし、自分で稼いだ金だとしてもそれはお客様に相当する誰かが稼がせてくれているわけです。
最悪、言葉にはしなくてもいいから、感謝はしようぜ。
その気持ちがなかったら人間なんて単なるウ●コ製造機だぞ。
さて、ウ●コの話・・・じゃなくて、食い物の話ついでに。
夕べのケンミンショーで『大阪人は4歳からたこ焼きを回せるらしい』ってのを見て自宅でたこ焼きを焼きたくなったんですが、たこ焼き器はめったに使わないのでヤフオクに出しちゃったのを思い出し、結局今週末はお好み焼きにしようと心に決めた私です。
そこで、せっかくなので、るび夫流・広島風お好み焼きの作り方をご紹介しようと思います。
広島風といってもいろいろ種類があって、ここで紹介するのは広島市内風を基本にした、もっともベーシックな『肉玉そば』。 広島市内風でも、店によって蒸し麺だったり茹で麺だったり、具材を重ねる順番も違ったりもする。 なので、ここで『わしのが正調じゃ!』というつもりはありません(^^)
ではさっそく・・・。
まず生地ですが、薄力粉40gを水80㏄で溶いて、1時間くらい冷蔵庫で寝かせておいてください。 生地を溶くのに出汁を使ったり、牛乳やみりんを入れるところもあるけど、生地はキャベツを蒸らすための蓋みたいなもんなので、あまりこだわらなくてもいいんじゃないかと思ってます(違うかな?)。ちなみに、前述の量で2枚焼けますので、混ぜ焼き(関西風)の感覚で作り過ぎないようにね。
なるべく大き目の鉄板(ホットプレート)で、まずは焼きそばの麺を炒めます。

麺には、塩コショウやおたふくソース、ケチャップなどで味付けしてください。 僕は薄味が好きなので、軽く塩コショウ程度にとどめています。
次に、生地を薄~くのばし、そこに魚粉(うおこ、鰹節でもいいけど)をぱらぱらっと。

ここでもお好みで塩こしょうや、ガーリックパウダーなどをふってもOKですけど、ま、蓋なので。
生地がそこそこパリっと焼けてきたら、その上に焼きそばをのせます。
つぎに、キャベツをこれでもか~!と山盛りでのせます。
もやしやタマネギ、天カス、イカ天、青ねぎなどを乗せて・・・
豚ばら肉で蓋をするようにします。

なお、イカ天はトッピング属なので、お店では『肉玉そばイカ天』と注文しないと入れてもらえません。
そして、この積みあがったものをひっくり返し、キャベツをじっくり蒸し焼きにします。 はみ出したキャベツは、放っておくと蒸し焼きにならずに焦げちゃいますので、生地&麺の下にせっせと追い込みます。 この返しから蒸らし焼きの工程が、広島風お好み焼きのクライマックスといえます。
一連の作業の模様をスーパースロー動画でお送りします(^^)
これを鮮やかに出来るようになりたいなぁ・・・といつも思うんですけどね(^^)
まぁ、難しいです。 シロートにはできません。
最後に卵の登場です。
卵をわったら、黄身をざっと崩して広げ・・・

築き上げてきたお好み焼きをのせます。
卵は焼き過ぎるとおいしくないので、さっさと返します。
あとは、お好みソースをかけて、鰹節、青のりなどをかけて出来上がり~♪

小ねぎやマヨネーズ、七味はお好みでど~ぞ。
ちなみに、広島のほとんどのお好み焼き屋さんは、
①生地→キャベツ→肉の順に重ねて裏返し
②そのあとに、焼きそばの上にのせて
③全体を玉子の上に乗せ
④それを返してソースを塗ってできあがり
というパターンですね。
よかったら皆さんもチャレンジしてみてくださいね~。
オーテックを定年退職したら、お好み焼き屋さんやるか・・・いや、無理だな(笑)
Posted at 2011/05/27 12:01:23 | |
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