
10月5日に発表して(エルは価格抜きのプレ発表ですが)、各方面で非常に大きな反響を巻き起こしている、セレナライダーパフォーマンススペックとエルグランドライダーハイパフォーマンススペック。
ぼちぼち触れて行きたいとおもいます。
あ、左の画像はセレナの透視図ね。
まず今回のラインナップは、セレナはエンジンノーマルのままボディと足回りをチューンしたパフォーマンススペック、エルグランドはエンジンチューンまで施したハイパフォーマンススペックとしました。
この内容を見て、なんでセレナにはハイパフォがないの?というお声をさっそく頂きました。
セレナは経済性を尊重しました(キッパリ)。
ズバリ、エコカー減税を受けられるようにするため、そして、ハイオク化の回避。
C25ライダーのハイパフォを買った方からも『エコカー減税はあとから出たものだからしかたないけど、できればレギュラーで高出力化を実現して欲しかった』という声は多かったんです。レギュラー前提でチューンナップ・・・出来ないことはないです。でも、オーテックとしてやる以上は明確な性能差は必要だと思うし、それでいて実用性や耐久性が犠牲になってはいけない。
なので、見送りました。 ハイパフォを期待してた方・・・ごめんなさい。 でも、いろいろ考えた結果、このほうがお客様にとってメリットが多いという考えに至ったのです。
でも、エルグランドは思い切りました。
それはキングの名にふさわしい走りが欲しかったから。
キング オブ キングスでありたかったから。
チューンドエンジンということで、残念ながらエコカー減税は対象外です。ごめんなさい。
でも、実燃費は(社内計測値ですが)標準車と差がありませんから、ご安心ください。チューンドエンジンなのに燃費がいい?なにゆえ? これは、ハイパフォーマンススペック専用に作った排気系がすばらしいものに出来上がったおかげなのです。キモとなっているのはフロントパイプでして、集合部までの長さがかなり長い。それを床下にきちんと納めるために、なんとオイルパンまで専用品・・・(キャタも専用ですが)。 オイルパン・・・ふつうやらんでしょ。
この話を聞き、E51のハイパフォのときにポート研磨までやった、というのと似た衝撃を覚えました・・・ こだわるにもほどがあるのではないかと(苦笑)
ということで、エルは思い切ってハイパフォ、セレナはパフォです。
ハイパフォもパフォも、どちらも足回りとボディにスペシャルチューンが施されているのはご存知の通りだとおもいます。
C26、E51のときには、タイヤ径アップまで手が届きませんでしたが、今回はそれぞれ1インチアップを行いました。実用強度や、耐久品質、実用性、乗り心地などなどを含めた総合的な性能を加味し、標準車と同じ保証をする前提での選定です。
タイヤ銘柄は、いろんな銘柄をテストして、我々の狙いとする性能にベストマッチするタイヤとして選定しました。 結果は、セレナライダーパフォはヨコハマアドバンスポーツ、エルグランドはミシュランプライマシーLCとなりました。
このタイヤを履きこなすためのボディには、剛性アップのための付加部品と、振動減衰を実現するヤマハさんのパフォーマンスダンパーを装着。 パフォーマンスダンパーの減衰力は、エル、セレナともに従来型から若干変更しています。 パフォーマンスダンパーの減衰力ってみんな一緒じゃないの?と驚く人もいるかもしれませんが、違うんですよ、みんな。 ボディ剛性や、その商品の狙いに合わせてチューニングしているんです。
あとはサスペンションですね。
あ・・・チャイムが鳴ってしまった。
ってことで、今日は時間切れ。
サスの話はまたこんど・・・ お楽しみに~~~♪
Posted at 2011/10/11 18:02:29 | |
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