
なんか名前だけで圧倒されますね、とりあえず凄そうです。
でも、あまりビビらずに
①25.2km/Lの低燃費
②エコカー減税100%、つまり免税!
③もちろんレギュラーガソリン仕様
④手ごろな価格と維持費。
⑤忘れちゃならない力強い走り
ってことだけ理解してればOKだと思います。
つまり、タウリン1000mg配合! とか言われて、タウリンが何なのか、そして1000mgが多いのか少ないのか、なんてどうでもいい・・・ お、なんか元気になりそうだな、というのでいいんじゃないかと思います。
日産のピュアドライブ技術、エコスーチャーで、走りも燃費もバッチリ♪
もちろん、オーテック仕様のライダーもエコスーチャー仕様は免税です!
でも、これだけでは知りたがり好奇心を満たせないと思うので、抜粋ざっくり解説行きます。
いつもざっくりですが・・・
で、たぶん、この日記を書くとエンジン開発をやってる友達や後輩からメールが来て 『ちょっと違うぞ、あそこは・・・』 って説明してくれるはず。 そしたらまた解説しなおしますね。 まずは、呼び水ってことで(笑)
まずこのエンジンの凄いところは、過給器付きでなおかつレギュラーガソリンでありながら、圧縮比が12.0もあることです。 エンジンの熱効率を上げるのには圧縮比を高めるのが基本ですが、圧縮比を上げると異常燃焼つまりノッキングが心配になります。 最悪はエンジンが壊れちゃうのです。
これを解決する大物技術は、直噴とミラーサイクル。 直噴にすると気化熱を使って燃焼室の温度が下げられるし、ミラーサイクルによる吸気バルブの遅閉じで膨張比に対して実効圧縮比を下げられるので、あわせて耐ノック性がアップ。 膨張側は上死点から下死点までがフルに効いて12.0ですが、ミラーサイクルではバルブを遅閉じするので、圧縮は下死点をちょっと過ぎたところから上死点までとなり、12.0より低い数字になるためノッキングを回避できる。
ミラーサイクルによりポンプロスも減るのでここでも効率があがります。 ポンプロスっていうのは、息を吸い込むときに口を大きく開けて吸うと楽に吸えるのに、口をすぼめて吸うと結構きつい・・・それと一緒です。 ポンプロスを考えれば伝統的なスロットルでは全開時が一番効率がいいわけで、VVELなんかは吸気バルブにスロットルの役目を持たせてスロットルレス(つまり吸気マニホールドは常に全開!)になってますね。
そして、力が欲しいシーンに活躍するのがスーパーチャージャー。 このスーパーチャージャーにはON/OFFクラッチがついてて、街乗りや高速など、あらゆるシーンで効率よく制御することで、優れた燃費性能と、高い加速性能を両立しているわけです。
あとはフリクションロスの低減ですが、そもそもHR12DEって、4気筒に対して3気筒化したことで大幅にフリクションロスが低減されています。 クランクやカムの軸受けが5個から4個に減るというのはなんと20%の抵抗低減。 今回のエンジンでは、それをさらに10%低減しているそうです(@@) すごいですね。 バルブリフターやピストンリングへのコーティング、カムシャフトやクランクシャフトの鏡面加工、可変容量オイルポンプ、真円ボア(ダミーヘッドつけてボーリングするアレ)などを採用してるそうです。
試乗するのが楽しみですね~。
Posted at 2012/07/26 17:00:45 | |
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