
先日、ロードスターに乗っていると、なんだかおしりがモジモジする感じがして、見る間に腰が下がり、どんどんローポジになって行きました(汗)。
仕舞には、メーターフードで前がぜんぜん見えないわ、ポジション下がりすぎで対向車のライトがまぶしいわ、腰の背骨は逆Z字型みたいな角度になるわ、えらい状態になってしまいました(汗)。
帰宅した翌日、シートを下ろしてみると、何と、レカロの底が抜けていました(驚)。つまり、ロードスターのフロアにレカロのあんこだけ敷いて座っていたわけです。そりゃあポジション下がりますよね(苦笑)。
僕の使っているレカロSR-3は、忘れもしない大学1年生の97年に、必死にバイトして、当時は正規品しかなかったので、大枚30万円で2脚購入した、ブリンプの正規品です。必死な思いをして買ったので、これまで12年間大事に使ってきていて、いまだに破れはひとつもありません。
今の収入にしてみれば、数か月分の給料のほとんどですから、2脚で100万円ぐらいに相当するでしょうか(笑)。だから僕としては、SP-A級の価値があると思っているので、何とか修理できないかと考えました。
バラしてみると、レカロはウレタンスポンジに生地をかぶせたあんこの下に、ゴムと繊維でできた網を張って、それを骨格の鉄に引っ張って固定して、ハンモック状にあんこを下から支えていることがわかりました。今回はこの網の、ゴムの部分が裂けてしまって、あんこが下に落ちたわけです。
残りの繊維の部分は、まだいけそうな感じだったので、ゴムの部分を修復すべく、ホームセンターで買ってきた
ゴム板を接着してレカロを修理しました。
修理の際に、上のウレタンスポンジのへたりも何とかすべく、ネットと純正のあんこの間にホームセンターに売っていた5ミリの低反発ウレタンスポンジをはさんでみたのですが、これらの相乗効果で、まさに新品同様の腰のサポート感が戻ってきました。
レカロは腰痛知らずで有名ですが、最近結構腰痛に悩まされていて、これは歳かな?それともレカロが寿命かな?と、半分諦めモードだったのですが、修復してから乗ってみると、5時間乗っても腰痛無し。長時間運転での疲労感も大幅に緩和されました。
これで、三重と兵庫の往復も、さらに快適に過ごせます(笑)。
週末体力充実で、さらに整備がはかどりますね♪
Posted at 2009/06/29 21:28:32 | |
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