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久しぶりにiPhoneネタの投入です。
これまでiPhoneは3GS時代からSoftbank回線で利用していましたが、毎月7000円以上の出費は痛いので、40社近く存在するMVNO（格安携帯電話サービス会社）の中からau直系電話会社のUQモバイルに乗り換えました。理由は提供する端末にiPhoneのラインナップが有った事に他なりません。ただし、機種は5Sと古い（2世代前）機種になるものの、今までSoftbankの回線で同じ5Sを使っていて不満を感じてなかったので特に抵抗はありませんでした。契約したのは13カ月は月額3434円、14か月以後は4514円の「ぴったりプランM」です。ちなみにSoftbank直系電話会社のY!モバイルでも同条件でiPhone5Sをラインナップしてますが、「デザリング」には非対応でしたので見送りました。



■MVNOの注意点（一般論）
維持費が安くなる事は良いのですが、大手キャリアからMVNOに乗り換えると注意しなければならない事が有りますので導入の参考にして下さい。

①地域によってはデータ通信のエリア外になる。
UQモバイルの場合 auの800MHz帯の4G回線のみの使用対象です。在来の3G回線は対象外であるため、使用範囲が限定される地域が有ります。UQモバイルの説明によると基地局の新規設置は4Gを中心に進められており、現在の通信エリア外も順次拡大中だそうです。

②データ通信のスピードが遅くなる。
格安回線の宿命です。スピードテストのアプリを使って比較を行った結果、auのiPhone5Sで30M出る場所でUQモバイルの5Sは20Mでした。利用が過密する時間帯では更に差がでるそうです。しかし、30Mと20Mの差もiPhoneで使う分には体感スピードなど感じる事は無いでしょうね。

③キャリアメールが無い。
大手キャリアを契約すると「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.jp」のメールアドレスが無料で付加しますが、MVNOの場合は準備が無いか有っても有料オプションです。自分は対策として「Gmail」でiPhone用メールアドレスをセットしました。スマートフォン利用の相手の大半はセキュリティ対策でキャリアメール以外の受信を拒否する設定にしてる方が多いので、できる限りショートメールを利用します。

④対応窓口が少ない。
地方になると市町村単位で店舗が存在しない場合が多いです。近くに窓口が無い方は通販で契約する手段が有ります。

⑤SIMのみで契約した場合、自己責任。
自分で電話機を準備する場合、SIM動作の確証は自分で得なければなりません。それなりのスキルが求められます。

⑥緊急警報が入らない。
キャリアで標準的にサービスされている地震や気象の緊急警報が入りません。自分でアプリを入れる以外に受信する方法がありません。アプリの場合、マナーモードだと音で受信出来ない欠点が有ります。

以上の通りです。MVNOの中で通信の安定性とスピードで選べば大手キャリア直系であるUQモバイルとY!モバイルの2社は別格です。リスクも少ないです。とは言っても通信費が節約できる分、少なからず代償も発生しますから、これが容認できるか検討した上で乗り換えましょう。