2017年08月18日
難病との闘い
今、このブログをご覧になってくださっている皆さんは、私が難病に侵されているのは既にご存知かもしれません。
時を遡ること約2年前、突然倒れ病院運ばれ、緊急入院となり、1週間重症患者病室で過ごし、一般病室に移ったあとも立つこともできず歩くこともできず、車椅子生活を余儀なくされていました。
そして下された診断が、国の指定難病になっている病気でした。
残念ながら今の医学では根本的治療することも完治することもできません。
生きている限り一生付き合っていかなければなりません。
退院後、多少病状は改善したものの、思うように動くことができず、体には激痛が走り、仕事にも復帰できず、自宅で療養する日々が続きました。
それでも不思議と悲観したり嘆いたり自暴自棄になったりということはなく、今の状態を冷静に見つめている自分がいました。
そして「こんなところでくたばってたまるか!」「絶対に復活してやる!!」という闘志が、ふつふつと込み上げてきました。
それから必死の思いでリハビリを重ね、様々な治療や投薬を行ない、約1年後にはなんとか仕事に復帰できるまでになりました。
その間、沢山のみん友さんがお見舞いに来てくださり、そして沢山の応援メッセージや励ましを頂きました。
私にとって、それがなによりも力になりました。
それから約1年、辛くしんどい体に鞭打ちながらなんとか頑張ってきたのですが、残念ながら2ヶ月ほど前から病状が悪化し、仕事も続けられない状態になり、現在通院しながら病気療養をしています。
先日、ネットでふとある記事が目に入りました。
それによるとどうやら私と同じ病気で苦しんでおられる方の、テレビ放映の記事でした。
この病気は症例が少なく、非常に珍しい病気なので、テレビで取り上げられたのは驚きでした。
ただ放送されたのは、私が知った1週間前でした。
私の家のリビングに設置しているテレビは、私のこだわりでタイムシフトマシンを搭載しているテレビです。
それが役に立ちました。
番組を録画していなくても、一定期間テレビが各チャンネルの番組を記憶してくれているので、(設定によりますが)、もしかして残っているのではと遡ってみたところ、幸いにもまだ残されていました。
というわけで、さっそく観てみました。
世界の○○ニュースという番組の3時間スペシャルでした。
その中で結構な時間を割いて、この病気が放映されていました。
出ておられている方は外国人の女性の方でした。
私より病気の進行が進み、かなり重症のようでした。
日常生活にも支障をきたし、身の回りのことも助けがないと自分ではできないこともありました。
かなり大変そうだなと思ったのが率直な思いです。
それでも彼女は出来る限り自分の身の回りのことを自分で行ない、また周りへの感謝の気持ちを忘れず、また自分ができることは率先して人の為に行なっていました。
そしてなによりも彼女の明るく前向きな姿勢が印象的でした。
今のところ、私はまだ彼女ほど病気は進行していません。
確かに激痛が走ったり辛かったりするのですが、日によっては幾分マシな時もあります。
運転はできませんが、みん友さんとお会いして出かけることもできます。
これからの人生を悲観しても嘆いてもなにも生まれません。
自暴自棄になっても、なにも改善されるわけではありません。
今、ひしひしと病状が悪化しているのが自分でもわかります。
副作用との闘いも、想像を絶するものがあったりします。
でも、私は決して諦めませんし、負けません。
私の数少ない取り柄が負けず嫌いで諦めないところだと思っています。
これからも明るく前を向いて、良い未来が待っていることを信じて、頑張って生きていきたいと思っています。
みんカラを拝見していると、思った以上に病気やケガなどで入院されていたり、苦労されている方が沢山いらっしゃるんだと実感します。
辛く苦しいのはけっして私だけではありません。
病気が完治する事はなくても、寛解するように頑張っていきたいと思います。
そして病気やケガで落ち込んでおられたり苦しんでおられる方の、少しでも明るさを取り戻す力になれればと思っています。
世の中には私よりもっと辛く苦しい方が沢山いらっしゃいます。
私如きの状態で、泣き言を言っている場合ではありませんね。
調子の良い時は外出することも皆さんと思いっきり話をすることもできます。
また筋力の低下や病状の悪化を防ぐ為、無理のない範囲で外に出て歩いたりすることも必要です。
これからも是非色々誘って頂ければ嬉しいです。
病気になって痛みが走ったり体が思うように動かなかったりすると、どうしても塞ぎ込んで気持ちまで滅入ってしまったり、引きこもってしまったりしがちですが、今のところ持って生まれた能天気で楽天的な性格のせいか、気持ちが萎えるということは全くありません。
再来週には待ちに待ったお祭りが控えています。
私にとってはなによりも活力になるものです。
なにがなんでもこのお祭りだけは参加したいと思っています。
それにはこれ以上病状が悪化していないように気をつけ、そして祈るばかりです。
こんな感じで気持ちだけは人一倍元気なので、また皆さん遊んでください(笑)
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Posted at
2017/08/18 21:00:02
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