
Mercedes-AMG GLA35が納車されて3ヶ月が経ちました。
その間体調不調でまだ数回しか乗っていませんが、ある程度この車について色々感じたところがあるので、現時点での長所と短所を綴ってみたいと思います。
結構長所と短所が明確に分かりやすい車で、沢山感じたところがあるので、今回は第一弾として一部を綴っていきます。
残りはまた追って投稿する予定です。
なお、私が感じたところを独断と偏見で綴っているので、その辺りにつきましてはご理解頂けたら幸いです。
それではまず長所からです。
乗降しやすい
GLA35はSUVタイプなので、着座位置が高く、かといって大柄なSUVのように、ステップがなければ乗り込みにくいというほど高くなく、私のように背部や腰部を痛めているものでも、乗り降りが本当に楽です。
運転しやすい
着座位置が高くて見通しが良く、また全幅も1850㎜とSUVにしてはそれほど幅広でもないので、狭隘路でなければ運転はしやすいと思います。
内装が未来的
Aシリーズが発売されてもう何年か経ちますが、未だに未来的な内装だと思います。
メーター周りも、個人的には古典的な針のメーターが沢山並んでいるのが好きですが、液晶画面となったメーター周りも、これはこれで先進的であり、人を乗せた時にも話題に事欠きません。
アンビエントライト
前車のCLA45のアンビエントライトは12色でまたとても暗く、正直なところあまりパッとしませんでしたが、現行モデルであるGLA35は64色となり、また明るく点灯パターンも色々あるのでそれなりに楽しめます。
またこちらも誰かを乗せた時に話のネタのひとつになります。
安全性
車自体の安全性も勿論のこと、例えGLAであっても、今でもある程度スリーポイテッドスターの威光はあるようで、N-ONEと比べても後続車は車間距離を開けますし、停止時もかなり間隔を空けて停止してくれます。
真っ黒スモークフィルムを施工したり、怪しさ満点なところもあるからかもしれませんが、CLA45でもGLA35でも、あおり運転を受けたことは一度もありません。
また合流時や車線変更時も、比較的スムーズに進路を譲ってくれますし、逆に無理な割込みや進路妨害等を受けることはあまりありません。
昔に比べ、メルセデスの威光もあまり通用しなくなってきていますが、こういったところも、安全にかなり寄与してくれていると思います。
乗り心地が良い
これは長所にも短所にもなるのですが、GLA35はAMGとしてはかなり乗り心地が良いです。
SUVでサスペンションのストロークが長いところや、味付けもあるのかと思いますが、CLA45と比較してもかなり足が柔らかいです。
うちの家族なんかは、私が足の硬い車に慣れさせてしまったせいか、コンフォートモード時でも、柔らかくて気持ち悪いと言って一番ハードに切り替えます。
背部や腰部に痛みを抱えている私にとっては、一番ハードにしてもそれほど固くない足回りは非常に助かります。
勿論AMGではなく、ベンツと比較したらコンフォートモードでも十分硬いのですが、この足を固いと感じる方は、AMGに乗るべきではないのかなと思います。
まだまだいくらでも出てくるのですが、終わりがないので短所に移りたいと思います。
最小回転半径
大きくても恐ろしく小回りが効くといわれるメルセデスですが、GLA35に関しては例外のようで、恐ろしく小回りが効きません。
普段の走行時はSUVらしからぬ旋回性をみせてくれるのですが、狭い場所での車庫入れ等は、なんでこんなに曲がらないと感じてしまいます。
具体的にいうと、この車格で最小回転半径5.7mというのは、ちょっとあり得ないくらい大きいです。
GLCやGLEはもとより、Sクラスより大きいってどういうこと?って言いたくなります。
GLAこそリアアクスルが必要なのでは。
ブレーキ
ブレーキの制動力には不満はありません。
またかけ始めのタッチやフィーリングもいいです。
ただ、停止時だけはいただけません。
45の6ポッドはコントローラブルで、停止時までフィーリングもよく気持ちよく停止できます。
それに対し35の4ポッドは、停止寸前までは問題ありませんが、停止寸前時に衝動をなくすようブレーキを緩めると、グググッという音鳴りとともにブレーキが抜けてしまいます。
かといってもう少しブレーキを踏み込むと、若干カックンブレーキ気味に停止します。
何度やってもどんな風にしても、45のようにスムーズに停止できません。
個体差かなとも思いましたが、他の個体や、CLA35・CLA35シューティングブレークでも同じ症状でしたので、35特有のものなのかと思ったりします。
毎回これで停止するのが嫌になるので、どうしても辛抱できなければ、比較的早く手放すことになるかもしれません。
チルト&テレスコピック
Cクラス以上はチルト&テレスコピックが電動になります。
しかしながらGLAやCLA・Aは、AMGであっても手動となります。
滅多に使うものでもありませんし、手動でも不自由はないのですが、35で1000万円近く、45で1200万円ほどする車だと考えると、それで手動ですか?って思ってしまいます。
サングラスホルダー
以前は標準でサングラスホルダーが装備されていました。
それがコストダウンなのか何なのか、廃止されてしまいました。
重宝していたので非常に不便です。
今は完全に一体式となり、サングラスホルダーの切れ込みはなくなっていますが、私のモデルはサングラスホルダーの部分がはめ殺しのカバーで塞がれた状態になっており、見た目も悪く不細工です。
せめて一体式カバーにするまでは、それまで通り装備できなかったのでしょうか。
この程度でコストダウンというのなら、オプション設定してもらったらお金払います。
因みにY社の店舗によっては、部品取りしてくれて設置してくれるようですが、私のディーラーではダメでした。
USBポート
私のモデルのリアには、USBポートがむき出しで1ヶ所のみです。
その前のモデルまでは、可倒式の蓋を開けたところに2ヶ所設置されていました。
これもコストダウンの一環なんでしょうか。
リアに人を乗せることはあまりありませんが、価格はどんどん上昇しているなかで、このせこいコストダウンはなんだかなぁと思ってしまいます。
先日フルモデルチェンジしたGLCは、後席のUSBポートが完全になくなってしまったので、まだ1ヶ所でもあるだけ良しとしろということでしょうか。
音楽再生
今時、どのメーカーどの車種でも同じなのかもしれませんが、CDやSDをそのまま再生することができません。
USB接続するか、Bluetooth接続するか等になったりします。
私はスマホに音楽を落とし込み、Bluetooth接続し再生しています。
しかし、比較的オーナーの年齢層の高いメルセデスで、皆さんがこういったことをできるのでしょうか。
たぶん納車時に設定してもらい、スマホが変われば営業さんを呼びつけていたりして・・・
因みにうちの家族は設定できずに音楽を聴くことができず、ラジオを聴いているようです。
如何だったでしょうか。
沢山感じたなかで、ごく一部ですがご紹介させて頂きました。
冒頭で述べた通り、私の独断と偏見でつづったので、ご批判や反論もあろうかと思います。
目くじらを立てず、そういう考え方感じ方もあるんだと気軽にご覧頂けたら幸いです。
まだまだ感じているところもあるので、また第二弾・第三弾と投稿できればと思っています。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。