
先日所用で出かけた際、最近気になるコンデジがあるので見てきました。
コンデジとは言っても全くコンパクトではなく、見た目は大きいです。
そのコンデジはNikon P1100です。
光学ズーム125倍、3000㎜の超望遠という化け物カメラです。
最近は投稿していませんが、私はNikon P610というコンデジも所有しており、以前はよくそのカメラで撮影した月を投稿していました。
当初はそのNikon P610の光学ズーム60倍でも感動したものですが、このP1100は倍以上の光学ズーム125倍ということで期待も高まります。
しっかりデモ機で遊んできました。
ただあまりにも人気が爆発したせいか、現在需要に供給が全く追いついておらず、今注文しても届くのは11月以降のようです。
このカメラで木星や土星までも撮影できるようなので、月や惑星の撮影、野鳥の撮影等をするのに面白そうです。
納期がかかっても、食指が伸びるカメラです。
価格も性能を考えると、決して高いものではないのではないかと。
購入したいなと思案してしまいます。
とりあえずパンフレットを頂いてきました。
私はミラーレス一眼のEVF(ファインダー部分)が苦手で、ずっと覗いていると酔って気持ち悪くなってくるのと、1回の撮影で最低2000枚以上、多い時は7~8000枚は撮影するので、ミラーレス一眼だとバッテリーが持たず、いくつもバッテリーが必要になってくることもあり、未だにミラーレス一眼には移行せず、デジタル一眼レフを使用しています。
ただ時代は確実にミラーレス一眼に移行してきており、この先いつまでデジタル一眼で撮影できるかわかりません。
当然ミラーレス一眼も進化しているはずで、EVFやバッテリーの問題も解消されてきているかもしれないと、こちらも見てきました。
見てきたのは発売間もないNikon Z5ⅡとZ6Ⅲです。
店員さんというか、Nikonから来られている方からの説明を聞きながら、色々カメラに触れてみました。
まずはZ6Ⅲのほうからですが、こちらのEVFは本当に見やすく、とても奇麗で全く写りも問題なく、多分ですが私のEVFで酔ってしまうのも解消される気がします。
今のNikonのミラーレス一眼で、一番写りがいいのではないのかと思います。
これならミラーレス一眼に移行するのに最適ではないかと、ちょっと心が動きました。
買ってもいいかなとふと価格を見てびっくり仰天!!(思わず昭和のフレーズに)笑
いやいやいや、ご、ごじゅういちまんいっせんごひゃくえん(511500円)???
ハイエンド機でもない普及機で、そんなに高いの?
脳内がまだデジタル一眼レフが相場の私にとって、これはかなりのカルチャーショックでした。
デジタル一眼レフハイエンド機のD850買って、そこそこいいレンズが買える価格です。
一気に購買意欲が撤退を始めたというか、とてもその場で買います!って言える価格ではありません。
それにしてもなぜそんなに高いんだろう?
物価高で片付けられる価格ではないように思います。
Nikonさんのお話によると、こちらの機種は動画にも力を入れられているようで、かなり多彩な機能を持っているようです。
静止画だけではなく、動画を撮影したり編集されたりする方には、うってつけの機種かもしれません。
ただ私はカメラに動画を求めていませんし、全力で静止画に力を入れたらこの価格になりましたと言われたらまだ納得できたかもしれませんが、申し訳ないですが私が求めているカメラではないなというのが感想でした。
そうはいうものの現状を知ることも大切だと、勉強の為カタログは頂戴しました。
次にご説明頂いたのが、Z5Ⅱのほうです。
Nikonは数字が大きくなるほど高級機になるので、現在5以下のモデルはなくZ5Ⅱは言わば入門機になります。
そしてこちらのカメラは先ほどのカメラと比べてかなりリーズナブルで、近所を歩きながら気軽に撮影するお散歩カメラですとのこと。
こちらならミラーレス一眼をお手軽にお試し頂けるのではないでしょうかとNikonさん。
はい、もう⇑上の画像で金額がでていますね⇑
カメラ本体258500円、レンズ124500円、同時購入で5000円引き、ということで購入価格は378000円ナリ。
いやいやいや、これのどこがお手軽お散歩カメラなのか???
完全に脳内がバグってしまいました・・・
とりあえずこちらもカタログは頂戴し、検討しますと言ってそそくさと退散してきました。
このあと自宅に戻り、カタログに一通り目を通したあと、色々調べてみました。
Nikonさんの名誉の為に申し上げておきたいのですが、どうやら現在、Nikonさんのカメラは他メーカーと比較して、同等レベルの性能ならかなりリーズナブルな価格設定になっているという記事や投稿を、数多く見かけました。
高いどころかなぜそんなにリーズナブルな価格にできるのかということらしいです。
そうなんだと思いつつも、それでもやはりおいそれと購入できる金額ではないことに変わりはありません。
なんだか時代に取り残された気分です。
果たして、私がミラーレス一眼に移行する時はくるのでしょうか・・・
補足ですが、私がずっとカメラをたしなんできたこと、現在D500という機種をメインで使っていること、Z5ⅡとZ6Ⅲの展示ブース前にいたこと等で、Nikonさんとの間でこういう展開になりましたが、実はもっとリーズナブルでそれこそお手軽な入門機種もあります。
今回出てきた機種はフルサイズといって、センサーが大きな言わばちょっと高級な部類です。
それとは別にAPS-Cというセンサーの小さい普及機があります。
こちらは10万円台でカメラとレンズも揃えられますので、そこは誤解なきよう申し上げておきます。
最後までご覧くださりありがとうございました。
もし宜しければ、また次回もご覧頂けたら幸いです。