
先日何シテル?で、あずきの健康診断+αのご報告をさせて頂いたのを、覚えてくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
おかげさまであずきはどこも問題なく、元気にすくすくと育ってくれています。
そして+αというのが、去勢についてでした。
ネコは縄張り意識が強い為、複数飼いしていると、マーキング等の問題行動を起こすことがあるといわれます。
特にベンガルは野生の血が色濃く残っており、スプレー行動をすることが多く見受けられるようです。
また、疾病の未然防止という観点からも、去勢手術が推奨されています。
ただ、私が今回あずきの去勢手術を行った一番の理由は、別のところにありました。
あずきはあるブリーダーさんのところから引き取ってきました。
兄弟は早々に引き取られ、あずきだけがずっと売れ残っていました。
正直美男ではありませんし、色もベンガルのスタンダードからは外れた、黒っぽいカラーをしています。
スポテッドもロゼットではありません。
明らかに人気の出る子ではないなというのが第一印象でした。
それでもその珍しい毛色と、写真からもわかる毛艶の良さに何か惹かれるものがあり、ずっとあずきの動向を見守っていました。
生後6ヶ月が経過してもあずきに家族が見つかる兆候はなく、少し焦り始めている自分がいました。
価格的にもかなり下げられ、あずきに家族が見つかる要素がなくなってきていました。
ちょうどきなこの遊び相手を探していたこともあり、思い切ってブリーダーさんにコンタクトを取ったのが、あずきを迎え入れるきっかけとなりました。
何度かメールや電話でやり取りをした後、やはり実際に会ってみないと私やきなことの相性もわからないので、会いに行くことにし、そこでどうするのか考えることにしました。
約束の日お邪魔すると、小規模ながら数十匹のベンガルに迎え入れられました。
その中でこの子ですと紹介されたあずきは、柄の割にはガリガリで、左右のお腹が引っ付きそうでした。
なんでも兄弟の中で一番あかんたれで気が弱く、最後までケージから出てこれず、ごはんもいつも兄弟に横取りされていたそうです。
初めて会ったあずきは、おどおどびくびくしていました。
それでも猫じゃらしは大好きみたいで、ブリーダーさんが遊んであげると、喜んで走り回っていました。
ブリーダーさんと話をしている中で、もし家族が見つからなかった場合、この子達はどうなるのかというところに話がいきました。
究極、どうしても見つからなかった場合、女の子は自分のところの繁殖猫にするということでした。
ただ、男の子は使い道が・・・
ここでブリーダーさんの言葉が止まってしまい、その後言葉を発することはありませんでした。
私はその場であずきを連れて帰る決断をし、その旨をブリーダーさんに伝えました。
多くのブリーダーさんの場合、キャッシュが基本となります。
ただ話を聞きに行くだけではなく、場合によっては即日連れて帰るつもりでいたので、現金は用意していました。
ですのでさっそく契約を取り交わすことにします。
殆どのブリーダーさんがそうだと思うのですが、契約の中に避妊・去勢手術を行うこと、この子を使って繁殖をさせないこと、という一文があります。
中には繁殖がOKだったり、別料金でOKになるところもありますが、多くはこういう契約になると思います。
そして契約してもその場では血統書は貰えず、後日避妊・去勢をしたという病院の証明書と引き換えに、血統書が送られてきます。
ただ、あずきに関しては売れ残りで、他の兄弟の血統書を取得した時に一緒に取得していたのか、この子の子供ができても価値がないと思っていたのか、はたまた色々話をした上で私のことを信頼してくださったのか、今日一緒に血統書をお渡ししておきますと仰ってくださいました。
そういうわけで、あずきはうちの子になりました。
未だに避妊・去勢については心の葛藤がありますが、あずき本人の預かり知らないところで、人間同士のエゴで契約したものとはいえ、簡単に反故にするわけにはいきません。
もしあずきを連れて帰っていなかったら、今頃この子はどうなっていただろうかと考えると、あずきには申し訳ないですが、メスを入れさせてもらう決断に至ったわけです。
本来はもっと早くするつもりでおり、迎え入れた時点で6ヶ月になっていたので、かかりつけの動物病院に相談していたのですが、その病院では8ヶ月を越えないと手術はしてもらえないということで、その後きなこの避妊を優先したり、私が持病の悪化でくたばっていたりして、今のタイミングとなりました。
かかりつけ病院では、男の子の去勢手術も入院が必要となります。
ここでもあずきはビビりとヘタレを全開にさせたようで、入院中一度もご飯を食べず、水も飲まず、排便・排尿もしなかったようです。
うちに帰って来てすぐにごはんとお水をあげると、美味しそうにガツガツ食べていました。
ただ、きなこに誰だか忘れられてしまったのか、帰って来た日は一日中、シャーシャー威嚇されてました 笑
それでもやはりうちがいいのか、安堵の表情を浮かべているように見えました。
元々あずきが一番甘えただったのですが、去勢手術を行って更に甘えたになったように感じます。
今まで昼寝する時は、よもぎは私にべったりくっついて寝るのですが、あずきは遠慮気味に少し離れたところから、こちらをチラチラ見ながら寝ていたのが、今はべったりくっついて離れないように寝るようになりました。
おかげでよもぎとあずきに密着され、身動きが取れなくなってしまいました。
そういうわけで今回は、あずきが我が家に来るまでから、去勢手術を行うまでを綴らせて頂きました。
きなこもあずきもよもぎも、生涯私が大切に育てていきたいと思います。
また今後も、この子達の投稿を綴っていくと思いますが、温かく見守って頂けたら幸いです。
最後までご覧くださりありがとうございました。