
Mercedes-AMG CLA45シューティングブレークを購入してから半年が経過しました。
半年間乗った感想は、また別の機会に綴るとして、今回はなぜAMGを購入するに至ったのかということについて、綴ってみたいと思います。
元はと言えば、今年の2月に来年買い換えようと思っていた車が、信号待ちで停車していたところ、脇見運転の車により追突され、廃車になってしまったことがきっかけでした。
元々1年後に買い換えるつもりでいたので、ある程度の車種選定はしており、最終的に絞り込む段階にありました。
乗り換える車に求めることとして、
コンパクトであること
使い勝手が良いこと
安全性が非常に高いこと
オールマイティーに使えること
あまり出回っていないこと
等を念頭においていました。
その中で一番候補として最有力だと考えていたのが、Mercedes-Benz CLAでした。
幾度となく街中で走っているのを見かけ、なんて流麗で優雅さを感じさせるデザインなんだろうと思っていて、次購入する車はこの車にしたいなという思いがありました。
それがなぜMercedes-BenzからMercedes-AMGへと変わったのか。
それにはある事情が関係していました。
古くからのみん友さんはよくご存じかと思いますが、5年前突然病に倒れました。
そしてその病は国から難病として指定されている病であり、今の医学では治療を施して完治することはできないものです。
実際、5年間一進一退を繰り返し、一昨年には遂に仕事を退職せざるを得なくなりました。
幸い昨年こんな私を拾ってくれるところがあり、持病があることを伝え知った上で、なんとか競争率35倍の難関をくぐり抜けて、採用してもらえることができました。
そういった訳でひとまず生活も安定し、毎日持病と闘いながら過ごしているわけですが、先ほども申し上げたようにこの病は一生治ることはありません。
毎日波がありながらも徐々に、そして確実に悪化していきます。
でも幸いなことに、この病気の致死率はそう高くはありません。
しかし、ずっと健康でいられるかは別問題で、更に致死率は高くなくとも大体の場合は、毎日大量に服用する痛み止め等の副作用で、確実に寿命は短くなるようです。
私の寿命が5年後に尽きるのか、10年後に尽きるのか、はたまた10年以上経ってもしぶとく生きながらえているのか、それは自分でもわかりません。
ただ、もし寿命がきた時に、あの時こうしていれば良かったとか、もっとこんなことしたかったとか、そんな情けない後悔はしたくありません。
何故なら、それはそれまでの自分の行動ひとつ、やる気と努力でどうにでもできたからです。
そういう思いと考え方がベースになり、最終的にMercedes-AMG CLA45シューティングブレークを購入するに至りました。
購入金額は、Mercedes-Benz CLA180を購入する倍の金額になってしまいましたし、この金額だとAMG C43や更に上位クラスのEクラスまで競合します。
その中で何故敢えてAMG CLA45を選択したのか、何故4ドアクーペではなくシューティングブレークを選択したのか、綴りたいことはまだまだありますが、だいぶブログが長くなってきたので、それはまた別の機会に譲りたいと思います。
今回私が皆さんにお伝えしたいのは、何があってもどんなことがあっても、最後まで絶対に諦めないでくださいということです。
不治の病に犯されても、病気が元で仕事を退職せざるを得なくなっても、自分自身が気持ちをしっかり持ち、前向きに毎日を過ごし努力を惜しまなければ、必ず道は開けます。
私がMercedes-AMGに乗っているのは、元々裕福であったり、良いところの家に生まれたからではありません。
明日食べるご飯もない貧乏な家に生まれ、嫌というほど貧乏を体験し、なんとかそういう生活から脱却したい、裕福な生活はできずとも普通の暮らしがしたい、そう思って生きてきました。
沢山の方に支えられながらも、なんとかこうして生きてきました。
諦めなければ大丈夫です。
みんカラをされておられる皆様は、生活の中で車の優先順位は非常に高いものだと思います。
自分の憧れの車や欲しい車を所有した時、それは至福の時だと思います。
乗れない時もただ眺めたり、寝る時も自分は所有しているんだと考えただけで、幸せな気持ちになります。
そしてこれからまた一層頑張ろうと、モチベーションアップに繋がります。
明日から更に前に進もうと思えます。
それが私が最終的にMercedes-Benzではなく、妥協せずにCLAの中で最高峰である、Mercedes-AMG CLA45を選択した理由です。
もしMercedes-Benz CLAを選択していたら、私は後できっとAMGにしておけば良かったと後悔すると思います。
私にとってこの車が最終目標ではありませんが、前述のようにいつまで私はハンドルを握れるかわかりません。
この車が私にとって最後の道楽車になるかもしれません。
でも、今の私にとってこの車は、まさに最善の選択だったと考えています。
所有することで、毎日至福の時間を与えてもらっています。
皆様も、是非楽しいカーライフをお過ごしください。
Posted at 2020/10/11 21:00:03 | |
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