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イイね!
2024年02月14日

代わりのヴォーカルはいない!?

代わりのヴォーカルはいない!?

クイーン+アダム・ランバート
@東京ドーム!









何度も言いますが、初めて見たバンドはクイーンです。
もちろんフレディ時代。
それから何度か見ましたが、
自分にとって、1985年のフレディ時代のラスト日本公演は、
あまり出来がいいと感じておらず、
しかもバンド自体がかなり落ち目になっていました。

そこから先は映画「ボヘミアン・ラプソディ」の通りで、
あのライブエイドで、やっぱクイーンはこうでなきゃ!と再確認。

もう一度、スタジアムでフレディを見たい!
と思っていたのが、もはや悲願となっていました。


とはいえフレディの歌だけでなく、
マイクの持ち方、ボディアクション、掛け声や合いの手、
歌いだしのタイミング…。すべて記憶しているので、
さすがにフレディの代わりを求めることはなかったです。


それはRCサクセションの忌野清志郎と同じで、
いくら清志郎に声が似ている人がモノマネで
RCサクセション名義でコンサートをやったら、
お前誰だ! ふざけるな!となってしまうのと同じ(笑)


2人のキャラの強さは、似てるというのは致命的にNGで、
パロディやコメディにしかならないのです。

それをわかっているからこそ、
クイーン+ポール・ロジャース名義で活動したこともありました。
ただ、あれはライブというよりも、
ポール、ブライアン、ロジャーがそれぞれ曲を持ち寄って、
クイーンの曲も演るというセッションでしかなく、
コンサート自体はそこそこ楽しんだものの、

この先クイーンがスタジアムで演る機会ははない!
諦めの境地にさせるものでもありました…。


ところが紆余曲折を経て、フレディが死んで33年後の今、
クイーンが初めて東京ドームに立ったのです!



もう一度、スタジアムで見たい!
という願いが叶ったとも言えるでしょう。
(前回2020の大阪ドームでは見てますがw)


ヴォーカルを務めるのはアダム・ランバート。

彼がクイーンに入る機会となった
アイドルオーディション番組を見ていたので、
彼を見た時からクイーンを再びスタジアムに
連れて行ってくれる人と確信していました。

クイーン世代とはかけ離れているのに、
アカペラでドラマチックにボヘミアン・ラプソディが歌えて、

レッド・ツェッペリンのWhole Lotta Loveもロバート・プラントばりに歌える。


歌の上手さはもちろんですが、
モノマネではなく、どんな歌も歌いこなせる表現力。
パフォーマンス力、そしてカリスマ性も兼ね備えていました。
また、ミュージカル出身ということもあり、
大げさな部分はクイーンにぴったりということもあったのです。

番組のプロデューサーも同じことを感じたのでしょう。
ファイナルにクイーンをゲストに呼ぶこと自体、
クイーンとアダムを引き合わせたかった。
それは間違いないと思います。

全米屈指の人気番組とはいえ、
アメリカの素人の歌オーディション番組に
クイーンが出ること自体、ありえないわけです。
そもそも、ポール・ロジャース以降、
あまり目立った活動はなく、
過去の人的な立場とも言えるでしょう。

売り出し中だったレディー・ガガあたりが

出演するような番組ですから。

クイーンとアダムの邂逅は、必然だったと言えるでしょう。

その後、何度かのイベントを経て、
ついにクイーン+アダム・ランバートとして、
ワールドツアーが行われるようになりました。

来日は最初サマソニ。
次は武道館
コロナ前にさいたまスーパーアリーナ、
大阪ドーム、バンテリンドーム、
今回は札幌ドームを含めたドームツアー。

 
サマソニ以外はすべて見ていますが、
今回は、かつて見た華麗なクイーンの世界観が完全に蘇っていました。

いろんな部分にクイーンの過去のオマージュが散りばめられていて、 
例えば、ロジャーの若かりし頃のティンパニー映像。

※フィギュアにもなってます(笑)

銅羅を叩くシーンがなかったのは残念ですが、

かつてクイーンを見たことのある人なら懐かしく感じるでしょう。

ブライアンのやたら長いギター・ソロも、あー、クイーンのコンサートはコレよ!
そんな風に思えました。

唯一、違いはスピード。
アダムならシアーハートアタックやストーンコールドクレイジー、
We will you rock(fast)などを歌えるはずですが、

そこはロジャーとブライアンが高齢すぎるw

まもなく公開のこちらでは楽しめるので、
そちらもお忘れなく。





ステージの照明やセット、衣装など、


フレディが生きていた時代を感じさせながら
2024年にクイーンを見せてくれました。

王道のロックf完全に時代遅れな音楽となる中、
王道のロックコンサートをスタジアムで見られること自体奇跡ですから。

ここまで来ると、アダムはフレディの代わりではなく、
偉大なバンドの魂を次世代に継承する選ばれたヴォーカリストであり、
続いていくクイーンの歴史の1ページになった。
それを再認識するコンサートでもありました。




ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/02/14 11:37:04

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この記事へのコメント

2024年2月14日 12:09
私も人生初のロックコンサートはクイーンでした。
人生最後もおそらく今回のクイーンだと思ってます。
アダムは声量も増して安定している。
特にバンテリンだけセトリであった、キラークイーンは妖艶でフレディにも劣らないパフォーマンスだったと思います。
もうQUEEN+ALとは言わずQUEEN単独で良いのではないかと!
コメントへの返答
2024年2月14日 12:14
tkg-hiroさんも行かれたんですね! そして同じくクイーンのコンサート体験世代。自分も今回が最後だと思いつつ、こんな長くクイーンと付き合えたことの喜びを感じました。

キラークイーンはバンテリンだけのセトリだったんですよね。うらやましい! もうQUEENと名乗ってと言いたいぐらい、バンドとして完成されてました!
2024年2月15日 16:36
We will you rockはこのスピード感…良いです!
コメントへの返答
2024年2月16日 9:08
このスピード感! ロジャー、ジョンの良さが光りますね。もちろんフレディの歌もですが。

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「Bリーグセミファイナル!  まさかの下剋上じゃけ!  本命予想がすべて消えたけど、本当におもしろい試合だった。名古屋Dの戦いも素晴らしかったけど、広島の攻撃が一歩上だった。」
何シテル?   05/20 21:09
仕事もプライベートも、スタジアム&アリーナ付近に出没してます。
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