2011年10月02日
SGT第7戦オートポリス
スーパーGT、第7戦、オートポリス。
スーパーラップ進出、上位10車種は走行時のタイヤでスタートしなければならない、というF1とも通じるレギュ。結果、そのレギュが予選日と異なる低温となった決勝で、10位以下のマシンに逆転のチャンスを演出。
サーキットサファリで、セットをゲットしたという、まさに猛獣の様な貪欲さで挑んだ(笑)ニスモが大逆転勝利!
いやー、久々に本山哲、ここにありを見ました(^^)。追い抜きまくりのパフォーマンス!
予選ではミシュランが席巻。デンソー、モーラが3位以下に大差を付けて1・2体勢。このままいくかと思われましたが、結果、ニスモのオーバーテイクを許す結果に。
F1の時もそうでしたが、ミシュラン、予選一発のタイムは凄いですが、決勝でのタイム落ち、大きいですよね~。
こういった、タイヤ戦争、昨今見られないだけに面白い!
ミシュランの躍進でタイヤウォーズが白熱。各車、最新モデルを投入するだけに、テストのない状態でレースでは急激なタレなどが生じ、レースが非常に面白くなってます。やってる方はたまらないでしょうけど(笑)
その結果、オートポリスのグリップのなさも手伝い、3位に入ったゼントなどは、2ストップ。マルチストップが表彰台という面白さも加わりました。
こうやってみると、F1もそうですが、グリップない状態でレースする方が面白いものになる気がしますよね~。
とはいえ、ミシュラン勢についていけたのはニスモのみ。同じ状態でレースしたトムスはその後方に沈みました。オートポリスに強い、ニスモのセッティングの妙があったのは確実でしょう。
そして、悲しいかな、不運の影がともるデンソーがまたしても残り数周でリタイヤ...ガス欠かもという話。いたたまれませんね。
その結果、チャンピオンシップは2位になったモーラがニスモに大差を付けての一騎打ちとあいなりました。
ウィダーはタイヤ壊して失速?何だか、小暮選手、フラットスポットイメージが...(汗)
トムスSC、ウィダーHSVと来て、今年はGT-R...バーニーならぬ、バーンドーの筋書き?(笑)。また、持ち回り制って云われますね(^^;)
まあ、昨年はエンジンが熟成されてなかっただけに、今年そこが進んだという事もあるのですが。
ちなみに、11月下旬に発売のRacinig on特別編集は「ルマン、見果てぬ夢」と題し、日産のルマン挑戦期の本が発売されるそうですよ。必見。
そしてGT300はレガシーが優勝。JAF-GT勢が一矢報いました。
ただ、このJAF GTの活躍が問題で、レガシーや、カローラに負けるなんてやってられるかという事で、GT3メーカーが車を打ってくれないという問題が生じているようです。
さもありなん。メーカーにしたら、反宣伝になっちゃいますもんね(汗)
こちらのチャンピオンシップの方は2位に入ったジムゲイナーが初音ミクBMWを逆転、結果、こっちも一騎打ちとなりました。
ジムゲイナーはGT2、BMWはGT3。GT2はギア比やセットの自由度が高いだけに、もてぎにBMWのギア比が合うかというのがポイントに?
これが終わった後、GT300は今後の事、しっかり設計しないといけませんね~。チームも戦っているチームが少なく、出ているチームが多いのも問題な気がします。出ているだけのGT300マシンは結構危ないなーとう事も気になったりで。
最終戦は再来週。ウェイトが無くなったマシン通り、どんな決戦になるのでしょうか?
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Posted at
2011/10/02 20:35:25
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