2012年04月01日
SGT開幕戦岡山
SGT開幕戦岡山。
いやー、凄いレースでした。
スタート後の序盤はニスモのオーバーテイク位で、盛り上がりに欠けるなーと思いきや、ピットインが始まり順位変動。
そして、まさか残り3周になって、ゼントとケイヒンの間で、抜きつ、抜かれつの順位変動2回。結果はベテラン立川選手に軍配が上がりましたが、涙の山本部長も素晴らしかった。
気持ち的には、国さんところに久々の優勝を上げたかった気も。ただ、序盤、スポットで抜かれた国さん、目をつむってましたけど、もしかして居眠りしてたんでしょうか(笑)
いや、その当時、私も眠かったです(^^;)
SGTはマシンの性能がハンデなしで拮抗してきて、ドライバーの勝負がより目の当たりにできるようになりましたね。
でも、車の方の性能差もある感じ。ピット作業で、トップで入ったニスモが凄い差の合ったケイヒンにあっという間に差を詰められました。ニスモだけに特にミスなど見られなかった様なのですが。
今年のレース、距離が250kmから300kmになりました。くわえてFIAGTの導入により、GT500もリストリクター径がアップ。つまり、エンジンパワーが使え、燃費が悪化した訳です。
その結果、エンジンの燃費が見えてくるようになり、GT-R勢は燃料補給時間にトヨタ、ホンダよりも時間がかかったのかもしれませんよね。
日産って、市販車でもエンジン、燃費いいイメージありませんし。技術的にもEVってますから。
加えて、Fponしてないので、開発データーも少ないはず。
また、この岡山ではコーナリングマシンのHSVに利がありそうでしたが、予想外のSCの活躍。去年は箸にも棒にもかからない感じだったのですが、何がどう変わったのか、興味深い所です。エンジン特性がリストリクター変化で有利に?
確かに、Fponではホンダを凌駕してますからね。
昨年、一昨年と日産、ホンダなので、持ち回り的には今年はトヨタですから、頑張ったのか?(笑)
そしてGT300のデットヒートの結果、昨年は優勝無く、涙をのんだジムゲイナーのアウディR8。今回のピットインで、燃費的にはFIA GT勢ではポルシェが抜群によさげ、ピットだけで10秒差は大きい。
R8はピットアウト後、重い車両で遅かったのですが、軽くなってのスピードアップ。中々に車の個性が出ています。
ただ、1000kmとかでは、ちょっと苦しいかもしれませんね、この特性。
GT300はFIA GTになって、車のハンデ差ではなく、ドライバーの力量差が良く見えてくるようになりましたね。ちゃんとしたチームが上位に来るという感じになりそうです。
また、云われていた様にGT500とのスピード差が無く、なかなか抜けない状況にちょっと危なさは感じました。
加えて、力量が無くてもお金があるドライバーでもFIA GTという速いマシンが変える状況、更に危ない匂いがしました。かといって、そういうマシンを省くと、台数、少なくなってしまうという...
GT300はレースしている車両と、参加している車両の差が凄かったですよね。バリーえーションがあっても実際戦っているのは少数という所がジェントルマンレースのFIA GTの雰囲気まで持ってきてました(^^;)。車のバリエーションを前面に持ってきているだけに、逆に興ざめの感も(^^;)
もったいない。
今回JAF GTがふるいませんでしたが、これが活躍するとFIA GT勢のメーカーがこんな車とレースで競るとイメージダウンだと車を売ってくれず...かといって、スバル、トヨタは86でプロモーションしたいだろうし...難しいところです。
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Posted at
2012/04/01 16:59:42
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