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2007年02月01日 イイね!

キャブならでは -FX回顧録-

キャブならでは -FX回顧録- 私のFXはキャブ車だったんですが、ならではのトラブルで大変な目にあったことがあります。

 大学時代、研究室の卒業研究で遅くなり、時間は12時過ぎ。
 家路につこうと愛車FXのキーをひねった所、スターターは元気よく唸る物のエンジンがいくらやってもかからない。
 もしかしてプラグかぶった?と思い、冬の寒い中、街頭のある所まで、100m近く車を押し、ボンネットを開けプラグ掃除。
 当時は工具一式ちゃんと車載してました(^^)
 しかし、かぶった風もなく、取り付けてみてもエンジンはかかりません。

 時計を見ると、私の降りる駅の1つ前で止まる終電に何とか乗れそうな時間。
 仕方なく、車を置き、駅まで走って終電へ。
 寒空の中、暗い気持ちで一駅とぼとぼ歩いて帰りました(T_T)。

 次の日、JAFには入ってなかったのですが、仕方ないのでレスキュー。
 来たのはえらく若い人。
 かなり長い時間、色々検査した後、すまなさそうにこういいました。
 
 「すいません、私まだ新米でちょっと直せそうにありません。」

 なんですと!

 曰く、ベテランの先輩も多忙で出払っており、助けに来られないと言うこと。
 その後、ぼそっと「燃料がキャブまでは来てるんですが、燃焼室に入ってないことだけは判ったんですけど...」と。
 
 そこで私の眼が、キラーンと光りました。

 昨日、家に帰った後、私は当時手に入れていたオートメカニック誌トラブルシューティングの巻きで、いくつかの原因を探ってました。
 その中に、その症状が見られるものが載っていたのです。

 そして私は、おもむろにスパナを取り出し、キャブ付近のある部分を軽く叩きました。
 そして、キーを捻ると...

 眠っていたエンジンは一発で起動しました。

 原因は、キャブのガソリンを気化させるための霧吹き部分、ニードルバルブにガソリン劣化物のガム状物質が詰まったため...
 その部分を叩くと、ガムが取れ、ガソリンが流れるので、エンジンがかかるという訳です。

 今では考えられませんね(^^;)

 結局最終的に直したのは私ですが、新米さんはしっかり非会員向けの出張費だけ取って帰って行きました(^^;)

 この事件の所為で、私はこまめに洗浄剤をタンクに掘り込むようになったんです。

 教訓:調子の悪い機械は叩いて直せ。

 ちなみに、かぶるトラブル事例が多く報告されている8ですが、私は運良く1回もかぶってません。
 ラッキー?

Posted at 2007/02/01 22:28:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | FX | クルマ
2007年01月31日 イイね!

箕面の猿 -FX回顧録-

箕面の猿 -FX回顧録- 過去の回顧録。
 ふっ、若者よ、歳を取ると昔の話がしたくなるもんじゃよ。

 ということで、FXを手に入れ、初めて大学に乗っていった私。
 サークルの先輩に運転練習にドライブに行こうと誘われました。

 当の私は、車庫入れも満足に出来無いような状態でしたが、購入後のアドレナリン分泌状態。
 「大丈夫や、危なかったら俺が変わったるから。」という頼もしい言葉に安心し、行き先も告げられないまま、スタート。
 道中はラジオをかけても集中力が途切れる危険状態で、先輩の指示のまま、かなりの距離を走りました。
 どこへ行くのか聞いても、先輩は「行く先わかったらおもろないやろ。」の一点張り。
 
 ある地点に着いて、ここに入れという指示とともに山道に進入。
 普通の道でも危ないのに、山道侵入でてんぱってたら、後ろから凄い勢いで、爆音とともにヘッドライトが迫ってきます。
 「先輩、なんか来ます!!」
 パニック状態の私に先輩は「上手い人ばっかりやから、ウインカー出して端っこに寄ったら追い抜いてくれるわ。」と。
 何とか止まると、確かに追い越していってくれました。
 しかし、ほっとしたのも束の間、次から次へとそんな車が迫り、その度に私は停止。

 なんじゃーここはーとホウホウのていで頂上にたどり着いた時、そこは、

 走り屋パラダイスでしたー(T_T)

 後で知ったんですが、そこは「箕面の滝」で有名な公園で、昼間は凶暴な猿と観光客で混雑する所なのですが、夜は走り屋が猿のように(^^;)走り回るという有名スポットだったのです。

 帰ろうと思っても、下から上がってくる車に、下りを攻めに行く車たち。
 スタートもままならない私は、先輩に、「運転お願いします。」と頼みました。

 すると先輩の口元が、闇夜の中吊り上がった様な気がしました...スタート時の台詞がどこ吹く風、その口からはこんな台詞が飛び出しました。

 「お前の車なんやから、お前が運転せいや-!!」

 そう、その先輩は将来、奨学金でMR-2を買うような鬼畜だったのです(笑)。

 泣く泣く、登りよりも多い停止回数で、下らざるを得ませんでした...

 教訓:自分の技量以上の運転は避けましょう(^^;)
Posted at 2007/01/31 22:39:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | FX | クルマ
2007年01月30日 イイね!

赤とんぼ カローラFX

赤とんぼ カローラFX 私が免許を取って始めて手にした車は、カローラFXでした。

 夏に昼は御中元の包装作業、夜は塾の夏期講習とみっちりバイトして買いました。
 当然、そのくらいのバイト料で買えるわけですから、中古5年落ち、その上、最下位グレードです(^^;)
 
 当時FXの最上位はGTというグレードで、レビン、トレノと同じ4AGをつんだホットハッチだったんですが、私の買ったのは1.3Lの通常スターレット(スポーツグレードではない)のエンジンに4速!!マニュアル、バンパーも前後未塗装の商用車Lグレードでした。
 4速って今でもあるのかな(?_?)

 何故にトヨタ車を選んだのかというと、当時私は車に全く興味が無かったのです。
 車の事等何も知りません。
 そのため、良くあるパターンですが、
  「トヨタなら安心だろ。」
 という気持ちで選びました(^^;)。

 まあ、実際、最後はオイル食いが酷くなって廃車になっちゃったんですが(^^;)。

 ただ、値段以外にFXという車を選んだ基準はありました。

 大学時代、私は天文部に所属していて、車は、夜、観測会に山へと望遠鏡等の観測道具や防寒具を積んで行くのに必要だったんです。
 そのため、荷物と人が載るということを重要視していました。

 当時、その辺の価格での比較対象車には、「赤い」で一斉風靡したファミリア、シティ、スターレットがありました。
 最初は「ウーウーウーウー、シーティ、ホンダ、ホンダ、ホンダ、ホンダ。」の宣伝で有名だったシティを買うつもりだったんですが、先輩に荷物があんまり詰めないと言われ断念しました。
 スターレットも同様です。

 今、考えるとこの2台のどちらかの方が楽しかったと思うんですけど。f^^;
 
 で、玉数豊富なファミリアの方は、その所為で、サークル内での玉数も非常に多かったので没。

 結局消去法で、FXになったわけです。(^^;)


 乗り出してみると、ブレーキは利かないわ、ミッションは渋いわ、加速ではタクシーにあおられるわ、まあ、商用車ーって感じでした。
 でも、免許取立ての私には十分でしたし、遅いながらも山も登ったし(当たり前か...)、車がもたらす行動範囲の広がりと時間の自由度を教えてくれた車でした。
 思い出も多いですねー。
 
 で、私にとっての「赤とんぼ」、93式中間練習機というわけです。

 慣れてきて、山を往復するうちに、車好きになっていって、アルミ換えたりしだして、今にいたるわけです。


 当時は先にあげた車以外にFRのスターレット(KP)とか、中古で安い、スポーツ走行の楽しめる車がたくさんあって、その後、ちょっと値段アップすれば、AE86やシビック、初代MR-2の中古に手が届き、就職して給料を貰えば、新車でスターレットターボ、AE92のレビン、トレノ、シビックにCR-X、軽でもビート、カプチーノ、AZ-1が購入範囲に、将来的にはロードスター、シルビア、2代目MR-2、セリカGT4、スカイライン等々が視野に入ってくるという、順序だててステップアップを考えられる、たくさんの車があった時代でした。
 バブルですねー(^^)。 

 スポーツの未来のためにも「赤とんぼ」から上手く繋がるラインナップが復活して欲しいものです(T_T)。
Posted at 2007/01/30 23:58:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | FX | クルマ

プロフィール

「今度の新作は」
何シテル?   04/16 23:01
街中でも、ワインディングでも、コンビニへのちょっとした運転でも、生活の一シーン、どこでも楽しめる車、そんな車が好きです。 レース観戦。非日常の空間が好き。...
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