2012年07月29日
SGT第4戦SUGO。
毎年、魔物、魔物といわれるこのコース。全長が短く、すぐにGT300にGT500が追いついてしまい、また標高差のあるコースの視界の問題から、どうしても絡みやすいというのがあるかと思うのですが、今回最大の魔物はスタート直後にいたようですね(^^;)
何と、1コーナーで好スタートのインパル、オリベイラが勢いそのままフロントロック(汗)。ポール・スタートのエネオスをかすめ、何と、僚友ニスモへミサイル攻撃です(^^;)
結果、両チーム、一瞬で消える事に。オリベイラ、アグレッシブなのは良いですが、少し、危険な所ありますよね。マルドナードみたいな(笑)
本山選手、これでルマンに続き、ミサイル攻撃で連続撃墜...ついてません。この結果、チャンスだったのに、今回もGT-R未勝利記録延長です。
ちなみに、ルマンで本山選手をうっちゃった一貴選手は後半スティントで、バッティングしない様になっていたのは、トムスが気を使ったのでしょうか。
そして、いつもなら、そのミサイルに直撃され、不運爆発だったチーム・ルマン、エネオスSCがフロントカウル剥離があったものの、オレンジボールまでならず、支障なくトップ快走。
トムスに追いやられたモノのの、しっかり逃げ切っての9年ぶりの勝利でした。
いやー、今年はゼントといい、デンソーといい、エネオスといい、不遇のチームの勝利が続きますね。中々、こういうの、いいものです。
しかし、今年はトヨタの番の年とはいえ、SCが強い。昨年の体たらくを考えるとどうしたんだという感じです。
そして今回、全くさえなかったHSV。不思議です。
GT300の方は500の不運を取り返したGT3、GT-R。燃費の良さで、ピット時間が短く、後半大量リードでスタートしたプリウスをあっという間に抜いての勝利。
ウサギとカメ、やっぱり、ウサギが速かったという感じです。
序盤速かったポルシェ勢とランボはピットで時間がかかっての後退。燃費、悪いんですね。ランボはやっぱりという感じですが、ポルシェはハンデでエンジンパワー出る分、燃料くうんですね~。
今回話題になったCR-Zですが、中身はALMSのLPM2のエンジンに、共同開発という名のザイテックの全く市販と関係ないレーシングハイブリッド...
LMP2のエンジンも確か、ホンダ純正じゃないはず...
HSVといい、体裁だけの、中身、つまり市販車の伴わないホンダ。いったい、どうしたんでしょうね?ホント、魅力の薄い企業になってきました。
こんな車なら、出さない方がいいんじゃない?
Posted at 2012/07/29 22:04:28 | |
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2012年06月10日
スーパーGT、第3戦、セパン。
両クラスともポール・トゥ・ウィン。GT500はウィダー、GT300はハンコックでした。
ハンコックの方は一人旅で、楽勝ペース。いっつもハンコックは当たると凄いので不思議ですね(^^;)
ウィダーの方は2位のゼントと接戦。小暮、平手の対決から、後半、ヴァンダム、立川の勝負に。GT300に引っかかると一気に遅くなるルーキー・ヴァンダムでしたが、マシン的に有利だったのか、何とかしのいでの勝利。
道が広く、抜きやすいセパンでなければ、もしかすると、があったかもしれませんね。
しかし、小暮選手は正直なのか、気持ちが顔に素直に出ますね(笑)。ヴァンダムに交代後、GT300に引っかかり、ゼントに迫られた時は、何やってるんだと怒り顔。後半引き離しにかかると、にやけだし、最後は満面の笑みに(^^;)
いきなりの新人ドライバーに信頼関係、無かったでしょうが、これでコンビになったのかもしれませんね。
GT500では、ずーと今年はGT-Rがいいと言われてますが、今回は全くぱっとせず。また、これで優勝のないのは日産だけ。どうもな状態に入ってますね。
更には昨年凄かったSロードも不調。SCのデンソーの方が良好で、マシン的にもGT-R、問題が?
ミシュランパワーも衰えてますね~。不思議です。
GT300は初音ミクBMWがタイヤ無交換作戦で、燃料も攻めて2位キープしていたのに、最後の半周でガス欠とは。ある意味ドラマですね~。
Posted at 2012/06/10 23:08:01 | |
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2012年05月04日
スーパーGT第2戦、富士決勝。
スタートしていきなりの雨、そして終盤に降り始めた雨。レースの神様の演出により、展開、どうなってるのか判らない、500kmの長丁場、耐久ならではの味にエッセンスが加わりました。
そして優勝は2004年以来の優勝、デンソー。今年、寿一選手を迎え、ルマンへの夢の挑戦も行う石浦選手を擁するチーム、久々の栄冠でした。
中盤の寿一選手の絶妙のブロック、そして終盤の石浦選手の凄い追い上げ、いやー、見せました。
私は昔行った鈴鹿1000kmでこのデンソーのスープラが勝ったのを見たのもあるのか、ルマンでの印象もあるのか、このデンソーカラー、好きなんですよね。
不遇の時代を超えての勝利、ホント、拍手モノでした。
後、個性が出た、最後のインタビューも(笑)
反面、この状況に割を食ったのか、ポールのエプソン。雨がらみでポールをとっても、決勝で...といういつもの展開。ダンロップ、苦しいですね。
そして何故、あのタイミングでピットインしたのか、カルソニック?オリベイラなので、ウェットでも他のドライバーより走れそうな気がしたんですが。残り9周、トップを走っていたのに、真っ先に入るとは。その結果、表彰台落ち。もし入っていなければ...星野さん、怒ってそうです(^^;)
GT300は気が付けば初音ミク。
FIA GT3勢が速く、JAF GT勢が燃費良く。BMWは昨年の結果、リストリクター絞られている結果、パワーが出ない分、燃費が他のGT3勢より良くなっているのではないでしょうか?その為、特性が両者の中間という。
今回、長丁場で最後にJAF GTが上がってくる中、最後にオーバーテイク。まあ、GT500にぶつかってなければ、余裕の1位だったみたいですが。
これは、他のGT3勢も、鈴鹿1000kmとか、リストリクター絞って、軽くしたりしたら、丁度いいのかもしれませんね。
今回デビューのアストンマーチンが速さを見せましたが、ハンデ戦のGT3の事、デビュー後は調整ハンデ甘いので活躍できた可能性大。
次は絞られちゃうかもしれませんね(^^;)
Posted at 2012/05/04 17:53:37 | |
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2012年04月01日
SGT開幕戦岡山。
いやー、凄いレースでした。
スタート後の序盤はニスモのオーバーテイク位で、盛り上がりに欠けるなーと思いきや、ピットインが始まり順位変動。
そして、まさか残り3周になって、ゼントとケイヒンの間で、抜きつ、抜かれつの順位変動2回。結果はベテラン立川選手に軍配が上がりましたが、涙の山本部長も素晴らしかった。
気持ち的には、国さんところに久々の優勝を上げたかった気も。ただ、序盤、スポットで抜かれた国さん、目をつむってましたけど、もしかして居眠りしてたんでしょうか(笑)
いや、その当時、私も眠かったです(^^;)
SGTはマシンの性能がハンデなしで拮抗してきて、ドライバーの勝負がより目の当たりにできるようになりましたね。
でも、車の方の性能差もある感じ。ピット作業で、トップで入ったニスモが凄い差の合ったケイヒンにあっという間に差を詰められました。ニスモだけに特にミスなど見られなかった様なのですが。
今年のレース、距離が250kmから300kmになりました。くわえてFIAGTの導入により、GT500もリストリクター径がアップ。つまり、エンジンパワーが使え、燃費が悪化した訳です。
その結果、エンジンの燃費が見えてくるようになり、GT-R勢は燃料補給時間にトヨタ、ホンダよりも時間がかかったのかもしれませんよね。
日産って、市販車でもエンジン、燃費いいイメージありませんし。技術的にもEVってますから。
加えて、Fponしてないので、開発データーも少ないはず。
また、この岡山ではコーナリングマシンのHSVに利がありそうでしたが、予想外のSCの活躍。去年は箸にも棒にもかからない感じだったのですが、何がどう変わったのか、興味深い所です。エンジン特性がリストリクター変化で有利に?
確かに、Fponではホンダを凌駕してますからね。
昨年、一昨年と日産、ホンダなので、持ち回り的には今年はトヨタですから、頑張ったのか?(笑)
そしてGT300のデットヒートの結果、昨年は優勝無く、涙をのんだジムゲイナーのアウディR8。今回のピットインで、燃費的にはFIA GT勢ではポルシェが抜群によさげ、ピットだけで10秒差は大きい。
R8はピットアウト後、重い車両で遅かったのですが、軽くなってのスピードアップ。中々に車の個性が出ています。
ただ、1000kmとかでは、ちょっと苦しいかもしれませんね、この特性。
GT300はFIA GTになって、車のハンデ差ではなく、ドライバーの力量差が良く見えてくるようになりましたね。ちゃんとしたチームが上位に来るという感じになりそうです。
また、云われていた様にGT500とのスピード差が無く、なかなか抜けない状況にちょっと危なさは感じました。
加えて、力量が無くてもお金があるドライバーでもFIA GTという速いマシンが変える状況、更に危ない匂いがしました。かといって、そういうマシンを省くと、台数、少なくなってしまうという...
GT300はレースしている車両と、参加している車両の差が凄かったですよね。バリーえーションがあっても実際戦っているのは少数という所がジェントルマンレースのFIA GTの雰囲気まで持ってきてました(^^;)。車のバリエーションを前面に持ってきているだけに、逆に興ざめの感も(^^;)
もったいない。
今回JAF GTがふるいませんでしたが、これが活躍するとFIA GT勢のメーカーがこんな車とレースで競るとイメージダウンだと車を売ってくれず...かといって、スバル、トヨタは86でプロモーションしたいだろうし...難しいところです。
Posted at 2012/04/01 16:59:42 | |
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2011年12月28日
今日発売のオートスポーツによると、やっぱり、トレルイエとロッテラーはWEC参戦の為、SGTから離脱するのですね。
そりゃ、そっちの方が本命。これで、R18のミニカーにサインをもらうという計画が水泡に(^^;)。WECジャパンでいけるだろうか?
更に、やはりか、デュバルのトヨタ移籍も決まった様で。そりゃ、トヨタのルマン参戦をサポートするオレカのドライバーですもんね。
トヨタにしても、2台目のマシンを用意という噂。そりゃ、いくら時間がないとはいえ、ルマンに1台では、データ取りにしても少ないですもんね。
プジョーとアウディもハイブリッドを用意するかという噂も。
JTCCはどうも、来期開催が無くなり、雲行きが怪しいですが、WECはかなり、熱くなってきてる様ですね。
SGTのドライバーシャッフルも激しくなりそうです。
Posted at 2011/12/28 23:48:36 | |
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