2009年05月20日
Fponの今年度車両、スイフトの造り上げたFN09はフロントのウイングが非常に特徴的ですが、この形状だと調整しにくいだろうなと思っていたら、色々と調整法があるようです。
まず、このトレルイエ選手の車両。開幕前のテストデーでもないのにカーボンむき出しのノーズが付いてますが、鈴鹿で実況されていたピエールさんのお話ではノーズのタイプに2種類のものがあり、大雨の土曜予選時に通常と違うタイプを急遽取り付けたためにむき出しなんだとか。
2種類で空力特性が異なっており、松田選手はこのタイプを好まず、トレルイエ選手のみの採用となったそうです。
また、画像でウイング上部の方にローソンブルーの部分が見えますが、これはガー二ーフラップらしく、これで空力特性を変え、フロントのダウンフォースを調整するのだとか。
こんなちっちゃな部品で、時速300km/hで走る車の特性が変わるのですね~。
急な天候変化で各チーム、この部分の調整にてんやわんやだったようです(^^;)
そのFponでのイベント、ヒストリックF1走行デモの風景をまとめてみました。
キャメルイエロー、レイトンブルー、懐かしのあの時代です。
Posted at 2009/05/20 23:15:11 | |
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Fpon | クルマ
2009年05月17日
結論、予選日の方が面白かった(^^;)
Fponのスタート前から、それまで何とかこらえていた空から雨が降り出し、各車、グリッド上で調整する忙しさ。その後雨脚が強まったかと思えば、終わるころには雨が上がるという変化のきついコンディション(汗)
こうなったら、その場その場にセッティングがあった車が速い状態で、レースはまるでギャンブル。
結局は縦列更新、自滅車発生のみと単調なレースとなってしまいました。
また、こんな状況だから、虎の子のオーバーテイクボタンも使うと滑りやすくなるものだから使用0(><)。これを楽しみに行ったのに...
やっぱ、雨はあかんね。
そんななか、今回たった一度のコース上のオーバーテイク、盛り上がりでトレルイエを抜きトップを奪取したデュバル選手が優勝を果たしました。
表彰台でもトレルイエ、ロッテラーに挟まれるとまじめそうに見えてしまいますが、実は悪戯好きらしい。画像は岡山での一場面。わざわざトラポンの上で皆に注目されるというのにゲームをしている姿(笑)これを見てからFanになってしまいました。優勝おめでとう!
しかし、雨になると欧州勢が強いですね。外国人以外の日本人でトップ6に入っているのは欧州経験のある平手、塚越選手のみ。
世界の1/3以上の建設会社があり、土建大国の日本。サーキットの路面、技術が高く良すぎなのかも。育成にはμの低い路面も必要?
今回、その塚越選手、昨日の予選もQ2では一時トップに立つなど活躍してました。新人ではピカ一かも。評価も彼は天才と云うのもあり、今後期待できる成果でした。
半面、私の応援している小暮選手はまたしても1周めで終わりに(汗)。前回は1コーナーでしたが、今回はスタートでストール。その後追い上げるものの追突2回でウイング壊し、コースアウトで終わり...
さらにチャンプ、松田選手も1コーナー外縁石で自爆...あそこ、立川選手も飛び出したようですが、危なそうですね(汗)
13台しかいないのに、役者が減ると見ごたえが...頑張ってほしい所です。
Posted at 2009/05/17 20:18:57 | |
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Fpon | クルマ
2009年05月10日
来週末は鈴鹿でFponが開催されます。とりあえず、行く予定でしたが、その中での目玉イベントとして楽しみにしていたのが決勝日ピットウォーク時に行われる予定のヒストリックF1のデモラン。
その中での大注目は1976年F1inJAPAN優勝車、ロータス77、マイケル・アンドレッティ車でした。
そう、有名なJPSカラーのあの車。
その実車が走行する所を目にできるとは!と楽しみにしていたのですが、今日ホームページを見てみると、「ロータス77は展示のみとなりました」の文字...更に「展示を見るにはピットウォーク券の購入が必要です」と。
また、ホンダコレクションホールの展示などもあるのですが、それは例のピットビルに入れるホスピタリィなんちゃらの高額チケットを買った人のみ見られるとか...
鈴鹿サーキット、資金回収に必死やね(汗)。正直、印象悪いです...
今まではグランプリスクエアで観戦に来た人が自由に展示を見られる状態だったのに、なんでこんな事になったんでしょうね(泣)
とはいえ、折角の機会、ロータス77は見たい!と云う事で、ピットウォーク券を買うかと思えば、なんでも前売り販売のみで、モバイルサイトからの購入との事。仕方ないなーと手続きをしていくとピットウォーク券は2000円なものの、送料が別に600円かかり、結局2600円になってしまう(汗)
ピットウォークの短い時間じゃ、凄い人だろうし、ピット内にあるのだったらさわりくらいしか見えないだろうし...
何だか、色々げっそりなのでやめました(><)
また、今まで有料席だった1コーナースタンドが自由席になってるようなのですが、場内案内図では今まであったサーキットビジョンが提示されてません。ビジョン見たいなら、メインストレートに3つ造ったので、V1,2席券買って見ろってことでしょうか?
週末の天気予報、雨の感じ。うーん、気持ちが沈んできました。
Posted at 2009/05/10 21:43:21 | |
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Fpon | クルマ
2009年04月05日
これがレーズ、これぞレース。感想から云うと、この言葉に着きます。本当に今年のFponは期待できます。面白いレースでした。
序盤に期待のチャンピオン候補、小暮選手が僚友のデュバルに、松田選手がロッテラー選手に接触撃墜され、役者が消えたかと思われましたが、そんな事はなく、どんどん新しいドライバーが現れ、たった13台でも十分な面白さ。
ごまかしのない、本当のドライバーの力量によるレース。
また、スタート時の燃料搭載量、ピットインのタイミング、その時の給油タイム、各チームの戦略もあって、中身も充実。
F1と違って、冷えたタイヤでのピットアウトの戦いなども見ごたえあり。この点を見るとウォーマーないと危なくて走れないと云うF1ドライバーは軟弱かと(笑)
素晴らしい内容でした。
レースを面白くした一因は新しい車にあるでしょう。見た目も格好良く、レースの魅力が大大大アップしました。
また、今年から導入されたオーバーテイクボタン、非常に面白い機構でした。レース中に5回、レブリミットが上がりアドバンテージを得られるもの。ナイトライダーのターボブーストみたい。ボタンを押した5秒後にフラッシュが点滅し、使用しているのが分かる状態となっており、非常に分かりやすい構造となってました。
スタートの接触で最後尾に下がった小暮選手はそれを有効に使い、5回中4回のオーバーテイク。天然な印象を受ける小暮選手ですが(笑)、凄いクレバーな使用でした(^^)
その開幕戦、優勝したのは去年不振のトレルイエ選手。昨年不振の原因はマシンのモノコックにあった様で、今年の車では完全復活。というか、今年はロイック、ロッテラー選手がとっ散らかっていただけに、凄い大人びたレース運び。一段上のトレルイエを見た気がします。オーバーテイクボタンもトップを仕留めた後、引き離しにかかる1回だけの使用のみ。大人だー(^^;)
ポールスタートの平手選手は燃料重かったのもあるのか、スタートで失敗。でもピットの給油タイムの短さもあっての3位。
その間縫って、スタートでトップに立った伊沢選手がかなり長い間トップをキープしたんですが、ピットアウトで冷えたタイヤの間にトレルイエにオーバーテイクを喰らいました。
いやー、ホント見ごたえありました。
その他にも、スタートでの混乱、ピットでの燃料補給ミスがあり、後方に沈んだものの、それがなければ優勝もあったかもしれない小暮選手のペース。
また、ロッテラーに撃墜を喰らったものの、燃料搭載量が多かったはずの松田選手。
速さは示せたもののピットスタートで失意の石浦選手。
今回結果が出なかった選手も速そうです。鈴鹿でその力、見せつけて欲しいですね♪そしたらもっと面白くなる!!!
今回、放送はピエールさんが実況、解説に土屋選手、本山選手が。本山選手が解説というのには一抹の寂しさが...でも、ドライバー目線の解説、的を射て、良かったです。
今回放送もラップタイムなどの確認などもあったので、現地からだった様子。やっぱり、スタジオじゃない実況感が良かったですね。
また、レース後、激Gレポーターがインタビューする様子が映ってました。最近激Gも録画で早送りでの放送内容確認のみでしたが、Fponも放送する模様。その辺は楽しみですね。
最後にTVに映った客席、メインストレート部分でも正直ガラガラに近いものでした。
星野監督の表彰台インタビューを借りると、「こんなにいい内容、いいレースは他では見られないんだから、高速道路も1000円になったんだし現地に足を運んでください。」
本当そうですよね。鈴鹿には必ず行きますよー(^^)富士にも行ってもいいかも?
Posted at 2009/04/05 17:14:45 | |
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Fpon | クルマ