2007年08月20日
一気に天候が快晴となり、熱さに茹だる様になった昼の1時。今か今かと暑さの中待ち続けた決勝がスタートしました。
スタートこそ、1000kmの長丁場、いつもよりスムーズでしたが、序盤はスプリントレースかという程の激しい展開。
特に、朝のフリー走行から調子の良かったカルソニックがぐんぐん順位を上げていきます。しかし、TAKATAにリアをこ突かれ、スピンしかけたのがけちの着き始め(^^;)一回目のピットインで、ガソリンに引火。
さすが燃える闘将、星野監督のチーム!(汗)
更に最後はクラッシュでリタイア...速さを見せていただけにもったいなかったですねー。
また、序盤一気にトップを取ったZENTも、高木選手に代わった所で、目の前の1コーナーでコースアウト、びっくりしました(^^;)その後もピットで手間取りこちらも交代。
予選トップのイエローハット(今年はブリジストンタイヤでした...)、Zはソフトタイヤで予選勝負をかけていたらしく、全車早めのピットイン作戦。しかし、ピットでカルソが燃えていたので入れず、1周たれたタイヤで走行、大きく順位を落としました。
気が付くとトップは前戦優勝、100kgハンデのARTAが快走(何故?!)、後ろには予選10番手の宝山SCが。
うーん、1000kmの予選の意味は?と考えさせられますが、GT300の方は、クールスーツが正常動作しないというのに加藤選手が快走、トップ紫電は磐石でした。
ここで凄いペースで走ってたのは我等が雨宮7。予選8番手からガンガンオーバーテイク、序盤を盛り上げます!
その後、落ちついたレース。
盛り上がりも無く、暑さも厳しく、観客はだれてきます(^^;)
寝ている人も多く、私も日陰ながらも、暑さに茹だってました。
メインストレート、1コーナー手前の激感ゾーンも行って見たかったのですが、其処まで行くのに暑さで大変そうなので、結局行かず終いです(^^;)
しかし、夕刻近くなって、空がどんどん雲で覆われ、暗くなっていきます。TV画面は明るかったですが、実際はかなり暗かったですよ。
天気予報では雨の予報は無かったんですが、とうとう雷の光が遠くに見える様に。場内放送でも、実況のピエールさんが、高い所で観戦している人に落雷の注意をしきりにし始めます。
といきなり、場内ビジョンで西コースに豪雨の放送が!遂に振り出し、だれていた観客の目が一気に開きます(笑)
しかし、私の居た1コーナーでは全く雨は降っていません。半分豪雨、半分ドライの状況下、ピットは大混乱。タイヤ交換タイミングで大変です。
しばらくして、ピット側でも雨が降って来たとの実況。その時も1コーナーはまだ降っておらず、鈴鹿サーキットの広さを実感。その時には全車ピットイン状態。しかし、まだ浅溝、深溝レインで選択が分かれてました。
そして、とうとうその雨が1コーナーにも飛来。凄い土砂降りでした(汗)
しかし、私は屋根の下の席、更に、その最前列を取っていたのですが、前述のシート撤去で2列目に座っていたため、雨の吹込みにもぎりぎりセーフと、濡れませんでした(^o^)y後ろを見ると、スタンドから落ちてくる雨で、びしょ濡れになっている所もあり、凄いラッキーな位置でした。
この雨で、場内は一気に涼しく、暑さに疲れた観客には観戦しやすい気候に(^^)
しかし、この雨に足元をすくわれ、タカタNSXがストレートで、激感ゾーン付近のタイヤバリアにハイドロで激突!衝撃は1コーナースタンドエリアにも振動で伝わってきました(汗)
タカタ、またお払い行かないといけないかも...
ちなみに、この雨、最後のスティントに紫電の高橋さんが乗った所で振り出しました。高橋さんの弁では、
「俺、雨男だから」
高橋さんの所為かー(笑)
この雨でも、上手くタイヤ交換した上位勢に大きな変化はありませんでしたが、一時期2位まで浮上、燃費の悪さでピット時間がかかり、ヴィーマックに抜かれたものの、3位を確定しようかという位置の雨宮7がスローダウン、ピットイン(T_T)
場内放送では、進入した水で電気系がショートしたそうで...
これが無ければ表彰台だったのにー!!!がっかりです。
テンションの下がった私でしたが、暗くなって場内がライトオンし始めると、その風景にうっとり。幻想的な風景です(^^)
しかし、状況は一気に止んだ雨で変わります。
路面が真っ暗で、ドライかウェットかわからない中、グリップ具合で勝負時と見たロッテラーが3位との差で、ピットインしても逆転されない位置に居たため、ピットイン、ドライタイヤに交換、レインタイヤでタイムの上がらないARTAを追い上げます。
1周5秒の追い上げ、余りにもタイム差があるため、ARTAも緊急ピットインしますが、リア2本交換が出来るフロントタイヤに優しいNSX、この点が仇に。なんとフロントがこの気温ではすぐに暖まりません。
更に、ロッテラーは皮むきしたドライ、ARTAは全くの新品。ここでも、この路面で差が生じてしまったようです。
残り10数周で、宝山SCがオーバーテイク!その後、どんどん引き離されるARTA。勝負が決しました。
場内は大興奮、大盛り上がり(^^)、もちろんARTA応援席は除きます。
そのまま栄光のチェッカー、花火が打ち上げられました。
いやー、しかし凄いレースでした(^^)
昼の暑さに、もう来るのやめようと思うんですが、夜のレースを見、このゴールを迎えるとまた来てもいいかなーって思うんですよねー(^^;)
しかし、若い頃は日向で1日中でも大丈夫だったのが、齢30を越すと、もう暑さがきつい(汗)
帰りは、パチンコ屋の出口近くに車を止めていたため、すんなり出れて、そのまま名阪国道にもスムーズに乗れ、渋滞も無く帰ってきましたが、へろへろ。
月曜日に疲れも残るので来年は熟考かなー(^^;)それともVIP席?(笑)
Posted at 2007/08/20 22:36:11 | |
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2007年08月20日
鈴鹿1000kmレース、19日決勝。
ゲートオープンが7時という事で、ホテルで朝食を取って、急いでいって到着が7時20分。その時点で、サーキットの駐車場は満車でした(^^;)いやはや、すごいものです。
仕方がないのでいつものパチンコ屋の横の駐車場に。こちらは朝早かったので、出口付近の近いところに止められました。とりあえず、帰りは早く出られそう、不幸中の幸いです(^^)
グランドスタンド近辺のゲートから入場すると、そこにはもうたくさんの人が!GT人気が伺われます。朝から既に脇阪家にも人が。朝食をとってるようでした。
鈴鹿の天候は、前日の夜から曇りだし、ちょっと雨も降り、朝から曇天。そのお陰で、予選日と比較してずいぶん涼しい朝でした。とはいっても、湿度は高く、1コーナーの指定エリアまでに結構汗も(^^;)
そして、1コーナーのエリアに行って朝から唖然となりました。
実は、金曜日から、観戦に良いエリアにシートを張って席取をしていたんです(^^;)撤去されるかなーと思ったんですが、土曜の予選日にはそんな事がなかったので、安心していたのですが、決勝日前にはどうも鈴鹿サーキット側に撤去されたようで、もうシートは無くなり、狙っていたところには人だかりが(汗)
とりあえず、まだ朝早かったので、狙っていた席の一段後ろに、持って行った折りたたみ椅子をおいて、座ることが出来ました(^^)結果、この場所がすごくいいところになったんですけど。
色んなパターンを考えて、椅子を持っていって助かりました。車には緊急時用のパラソルも積んでましたが、こちらは不要となりました(^^)
同じ様に、前日からシートで場所取りをして、遅くに来て唖然としている人も多く見ました。結構ショックですよー、それならそうと前日放送でもしてくれたらいいのに(^^;)
何故このエリアに執着したかというと、2コーナー側の、2階スタンドの下の1階席は一日中日陰になるのです。ちなみに1コーナー側は夕方から日が射す所があります。暑さ対策には日陰が最適、色々なところで見て回るにしても、休めるベースを確保しておきたかったので。
また、夏の天気、急な夕立も天候から予測され、雨除けにもこの場所は最適。それが後々効果を発揮しました♪
とはいえ、日陰は涼しいとはいえ、実際は29度はあろうかと思われ、また、同じ狙いの人が多く、36度の体温を持った大量の人間から放出される遠赤外線量は思いのほかでした。まあ、グランドスタンドで見ている人には怒られそうな文句ですが...(^^;)
スペースを確保し、朝の内は涼しかったので、S字の方に行って、フリー走行の車両の写真を撮り、間近で車を楽しみました(^^)ここは本当に車が近く、ロールなどの動きを確かめられます。
しかし、フリー走行が終わるくらいには、曇天だった空に日が射し始め、昼に向かってどんどん晴れ渡っていき、レース開始前には気温33度、路面温度52度の灼熱状態へと変わっていったのです。
ちなみに写真は熱中症対策に、そこかしこに設置されたミストエリア。霧が涼しく、肌に付くと蒸発で体温を下げるという物。この様にたくさんの人が非難してました。
どれくらいの人が救護室に運ばれたのか?子供さんも多かったので、大変だったのではないでしょうか。こちらも戦場だったしょう(汗)
朝、薄暗いトイレに入ると、誰もいないのにすすり泣きの声が聞こえてきて。びっくりして後ろを見ると、どうも個室の方の戸が閉まってたので、誰か居るようです。気持ち悪いなーと思っていたら、子供の泣き声のようで、帰りたいとか言って泣いていたようです(^^;)親が楽しみたいのもわかりますが、子供がちょっと可愛そうですね(汗)
Posted at 2007/08/20 21:46:42 | |
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