2009年08月12日
GMのハイブリッド電気自動車ボルタの燃費が98km/Lという触れ込みで、新聞、ニュース上で話題になってます。
最近自動車メーカー各社からコンセプトカーで出た電気自動車は殆どゴルフ場カートに毛が生えた程度の印象の車が多く、少し、痛いなーと思っていたました(^^;)
で、その燃費に関してもホントかなーと思っていたのですが、案の定の様です。車の仕様は基本電気自動車。で、ガソリン発電機(駆動は分担しない)を積んで、電池が無くなったら充電するというシステム。電池満タンでの航続距離は68km...三菱の努力を考えると寂し過ぎる数値。ゴルフ場カートのチューンナップ程度?...満充電電池を使いきったら、発電して充電、その後少し走った時点での燃費計算で98km/Lと云う燃費計算だそうです。
何だか強引な燃費評価ですね(^^;)。GMの株価UP政策の一環の匂いが(^^;)
このハイブリッドシステムに関しては、電気自動車の航続距離を手軽に延ばす策としてスマートではないかと思いますが、技術的な面などを考えるとそんなに誇って報道するほどのものかなーって気も(汗)
この燃費に関しても、実際の使用で本当に再現できるかもかなり怪しいし(笑)。燃料電池車の開発の方と話をしたことがありますが、電気で走るシステムの車は冷房などをした途端、航続距離が半分になったりするそうです。実用環境での燃費とチャンピオンデータの差、ガソリン車以上に大きそうです。
ただ、以前TVでコメンテーターの方が、「全てが電気になる必要はなく、長距離用にハイブリッド、近所走りの短距離用に電気自動車の2台体制と云うのが良いのではないか?」と言ってまして、ほー、なるほどと思ったことがあります。
そういった分野に特化するのもありかと。
そんな風を見越してか、噂では三菱がiMEVの電池容量を減らし、航続距離を半分の100mほどにしたライト版を検討しているとのこと。車体が軽くなることに加え、一番値段の高い電池が減ることにより、車両価格が下がり、補助金を含めると150万!程度で購入できるとか。
本当だったら、奥様の買い物軽自動車分野に大きな影響を与えるかもしれませんね。
Posted at 2009/08/12 23:27:12 | |
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