2012年04月23日
フェラーリ250LM制作進行中⑩
デカールの乾燥の間、他の作業。タイヤにマークを塗装してました。このマシンではグッドイヤー。この当時のマシンでは金色となっているようです。
F1用のテンプレートを使用したのですが、流石にタイヤサイズも違うため、ぴったり合わず。仕方ないのでGOODとYEARをそれぞれ別々に塗装して組み合わせました。
ちょっとの歪みは気にしないでおきます(笑)
タイヤロゴの周りには先のフォードGTと同じく、青いラインがある様ですが、塗装スペースがもうないので、今回はやめときます。
このマシン、タイヤがグッドイヤーですが、ファラーリは当時ダンロップと契約しており、模型のデカールもダンロップタイヤのロゴが入ってます。
64年のレースではフェラーリもフォードも、ワークス勢はみんな姿を消し、結果残ったのはファラーリのサポートチーム。
その内、ベルギーのエキュリー・フランコルシャンから参戦の黄色い250LMがトップを走行。もちろんタイヤはダンロップ。 しかし、そのダンロップタイヤがバースト。マシンは後退し、はるか後方を走っていた21号車がトップに立つ事に。
思わぬ状況でトップに立ったNARTのキネッティの所にフェラーリのファクトリーの人間が来ます。ベルギーのチームのはいているのはダンロップ。ダンロップと契約のあるフェラーリにとっては、グッドイヤーよりダンロップのマシンが勝った方が好ましい。ダンロップのパンクで勝利を逃したとはしたくない。
順位を譲る事で、キネッティ側に今後、融通を行うというのです。
キネッティは当然、それを突っぱねました。
もし、エンツォとの不仲がなければ...どうなっていたのでしょうね(^^;
とはいえ、21号車もトラブルが襲い、ゴールにはカスカスの状況で滑り込むという状況。かなりきわどかったようです。
Posted at 2012/04/23 21:34:14 | |
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2012年04月23日
F1バーレーンGP決勝。
正直、あの状況での開催というのは驚きました(^^;)。F1という世界が、誰の為に、何処を向いて行っているのかが分かるものでしたね。
そしてもう一つの驚きはレッドブルの復権。
いや、しかし、今期は何処のマシンが速いのか、コースごとに異なる様で。もしくは微妙な開発の差で、凄い差が付くという。
同一レギュレーションの元、違うマシンを造って、ガチンコでこれだけのコンペティション。これぞ、モータースポーツ。
終わってみれば、レッドブル、ベッテルとロータス、ライコネン、グロージャンとルノーエンジン表彰台独占。前回のメルセデスエンジン独占と打って変っての結果となりましたね。
ライコネンは途中のペースを見たら、これはベッテルを抜いて、復帰後初優勝か、という勢いだったのですが、最後の同時ピットで何だか勢いが無くなってしまいましたね。
戦略、ミスったのかも。
しかし、ロータス、ロータス、連呼してると変な感じですよね。実質ルノーなのに(^^;)
更にはそのロータス、既にスポンサ―契約が切れ、親会社のプロトンからも赤字生産の厄介者として放り出されそうな、風前のともしび。舶来の後ろ盾のない欧州では、コストパフォーマンス的に売れないのでしょうね...
さてさて、この様子だと、次のレースではまたどこが強くなるものやら。今度はフェラーリエンジンの表彰台独占なんていうのは...(^^;)
Posted at 2012/04/23 21:15:21 | |
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