2013年03月27日
先日行った鈴鹿のファン感謝デーにて、売店の外のワゴンで叩き売られていたDVD(^^;)。サブタイトルはフォーミュラーワン。
1950年代の葉巻型F1のレース総集編を見て、面白いだろうか?と躊躇し、悩んだものの結局安かったので買ってしまいました。
で、見るとこれが面白い。
というのも、副題はF1であり、このシリーズの1970年代以降は持っていて、内容は確かにF1なのですが、この1950年代編はF1だけでなく、タルガフローリオやミッレミリア、セブリング、そしてルマンのスポーツカーレースも同様な内容で網羅しているのです。
当時のF1はドライバー、メーカーからしてスポーツカーとリンクしているので、並列で見ていくと2倍どころか、数倍面白いことに。
そしてこの時代の代表的なドライバー、ファンジオ。見ていると、ほんと、ファンジオの強さが鮮烈にえがかれています。
F1のマシンに関しては棺桶にエンジンがついているという感じのもので、その通り、多くのドライバーが命を失っていってます。
車というよりも、その動きを担っているのはエンジン単体といった時代。そのパワー、重量がほぼすべてを決定づけているという気がしました。
これはマクラーレンMP4/4などもそうですよね。エンジンが違っていたら、本当に違う車になってしまう。
とはいえ、今の空力一辺倒なF1も同じような感じかも。
だから、いろんな要素が絡むスポーツプロトの方が面白い気がするんですよね、私的には。
しかし、ある意味、車の特徴としてエンジンが前に立っていた、個性の時代かもしれませんね。そして、この50年代の最後の方では、そのエンジンの搭載位置という新たな個性が出てきて、パワー以外に特徴が出てくるようになってます。
あとは、F1の中に走る、メルセデスのストリームライナー。あれはF1には見えません。面白い(^^)
そんな貴重な映像がダイジェストとはいえ、たくさん入ってるこのDVD。結構おすすめです。
Posted at 2013/03/27 23:07:29 | |
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