ぼくの、どうしようもなくバカな、最高のロードスター1.04

本日は「やなぎなぎ/ビードロ模様」の発売日（正確には明日2/29）でしたので発売前に予約したCDを買いに行くと言う、前回に続き３度目の経験をしました．
（2度目は秘密だよ、コレ分かるひとにだけ分かる！）

今日はロードスターに乗って行きました．
死ぬほど寒かったですが、ロードスターで行きました．

冬のスポーツカーは粋ですが、
厚着をしすぎてはダメです．
しっかりしたジャケットの下はセーターとか、着ないでおきましょう．
タートルとかいいですが、フリースの物の方が暖かいかも．
前のファスナーも閉じないでいきましょう．
普通のクルマの人は「バカだ」「キチガイだ」と間違いなく思っているでしょう．
はい、その通りです．

B6の下にTシャツだけ着て今日の北陸でロードスター幌下ろして乗ってるってバカな若者がいたら、
もう娘の婿にしたいくらいです．
娘が拒否してもその意見は無視だ！
婿が無理でも最高のバーボンを奢って飲み明かしたい！
バカなら話が弾むはず．

自転車に乗るよりずっと暖かいんだけどな．
今日は思いきってヒーターを使ってみました．
すごい、驚きました、暖かいです．
真夏に上り坂でタービンに熱せられた水温を下げる、という以外に、
人間が暖まるという機能もあるとは、
侮れないぞ、ロードスター．

前のクルマの時はシートヒーターを使っていましたが、
ダウンとか着ていると熱が伝わりにくいですし、
あれは幌を上げて薄着でいる時にこそ快適なのだと思っています．
知られていないかもしれませんが
「極寒の地方ではエンジンが温まってヒーターから温風が出るまでの間に危険なほど体温が下がってしまう事を防ぐため」に必要な装備がシートヒーターであるそうです．

それにしてもフェニックス号、非の打ち所がありません．
これほど寒いと特に、です．
素晴らしいロードスターです．
何もかもが、自分好みです．
そして誰も、このロードスターを「決して好まない」事でしょう．
それでいい、のです．

ステアリングも普通のクルマなら指を添えていればそれで足るのですが、
しっかり握って両手で操作しなくては曲がりません．
それでいい、そうでなくてはイヤです．

非常に行儀の悪いロードスターです．
スロットル踏んでもタイヤで逃げています．
暴れ馬みたいです．
それがいい、そうでなくてはダメ．

お利口なロードスター、
行儀の良いロードスター、
成績の良いロードスター、
ちゃっかりしたロードスター、
先生に褒められるロードスター、
自動車評論家が素晴らしいというロードスター、
くそくらえだ．

何があっても絶対に「そんな良い子」には、
決してならないように、
なろうとしたら暴力すら辞さずに
ならないように、
してきたのですから．

ここに居るフェニックス、ぼくはこれが好きなのです．
だから要するぼくは、そういうヤツです．

タイム出す必要もない．
マンガみたいにコーナー攻めるわけじゃない．
バランス、とか高性能な事考えていない．
剛性みたいな面倒くさい事どうでもいい．
ロードスターを重くしたら、台無しじゃないか．

グリップの良いタイヤを与えるから、大事なもの全部失うのよ．
ぼくはバカだから、良いロードスターにしよう、という考えはすっかり捨てて、
高性能にしようとか、
NBのほうがイイとか、
NCの方がいいとか、
ポルシェの方がイイとか、

思いきり逆のことをするバカが一人いたって、いいじゃない．

ボンネットを開けていると、
「何馬力でるんですか？」
って聞いて来られる方がおられて、ちょっと嬉しい．
「130馬力ぐらいですかね」
と言うことにしているし、機嫌がいいと
「100馬力くらいですよ」
なんて言ってます．

ぼくなんかせいぜい２−３速で踏んで終わり．
負荷を考えたらその程度の出力のはず．
4−5速で全負荷で7000回転時なら、もう数馬力くらい無理にでてるかも知れないけど、
それが欲しいんじゃない．

タービンもNOSも、
ロードスターをバカにするために与えたんです．
絶対に高性能な、高出力な、スゴイロードスターにするためなんかじゃない．

これはぼくにしか分からない．
多分．
バカにしか分からない事なんだから．

ま、とにかく、そういう事です．

おっと、
「バカは死ななきゃなおらない」
ってツッコミはなしですぜ旦那、
オイラもこのフェニックス号も、
どうせそんなに見込みはネェての．



柑菜ちゃんが同じCD持っています、これは三枚そろえると完成するという戦略ポスター、
長い間待っただけあって、聴けて嬉しい、でもアニメは来月で終わってしまう．
それを抱きしめて軽井沢にいけたら嬉しい．