予約して発売日に買ったのに手放してしまったレンズをまた買った。
安価なレンズなので新品を。前に買った時とはレンズキャップと包装箱が変わっていた。
40ミリは恐らくフォクトレンダーのパンケーキを模した焦点距離なのではないか?
充分にコンパクトで開放F値は2.8と控えめ.
APS-Cなら64ミリとなり、50ミリより少し長く、何でもは撮れない.
しかしズームレンズのように「ズームする必要」がないことがどれほど楽か、これは気持ちがいい.
少し絞るだけで(程々に)収差も歪曲も少なくシャープなのは知っていた.
(実際は7Dがこっそり補正していたりしますけど)
カメラ自体がとても軽くなるので、助手席に置いたバッグから気楽にさっと出してAFでぱっと撮れる.
個人的に先にレリーズで露出を決めてから少し振ってフォーカスするスタイル.
ニコンとは逆にキヤノンは頑なに(1D系は設定可だが)測距点と露出を関連付けない.
何もかもが逆で面白いですね.
ごく最近、カメラ「も」入るバッグを新調していつも近くに置くようにしている.
ちょっとした一瞬が「カメラで」さっと撮れる.
これが嬉しい.
寝る時は寝室に持ち込む.
やり過ぎなのはわかってますよ.
このレンズは普段着のようにリラックスして、構えずに、嬉しい事やキレイなものを切り取れる.
今日は晴れているうちに少しドライブができた.
ドライビングシートから見上げて撮るから7Dに40ミリ(64ミリ)がちょうど良かったりする.
それで撮れないものは、撮らなくていいんだから.
不自由を選ぶ自由.
それはとても贅沢なのかも知れません.
ロードスターに通じるものがあると思います.
便利で何でもできる事がありがたいのは、そうしなくてはいけないからでしょう?
出来ない事はしなくていい、この自由はとてもとても気楽です.
自分が撮ったスナップ写真は、自分が見て満足ならそれでいい.
撮影者が鑑賞すれば完結する.
気の利いた写真を見せるのインスタグラムなら、その逆といっていい.
(ま、ここに陳列してますが)
これはお友達にいただいたケーキ、可愛いロードスターが5台輪になって走っています.
中は甘くて酸っぱいアップル.
ささやかな人生の縮図ですね.
Posted at 2017/12/10 21:41:28 | |
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