ふと「トップをねらえ!」を観ようと思い、高ぶったあと続編も観はじめた。
続編の最後に、この物語が前編から1万2000年後と明かされる.
さて、久しぶりのお掃除、レジンポリッシュのあとグロスプロテクション.
基本的にレジンポリッシュを使ったあとわざわざグロスプロテクションを使う必要はないのだけど、せっかくレジンポリッシュを使ったのならグロスプロテクションまで使うのがぜいたくでゴージャスで素晴らしい仕上がりになります.
どちらにもオートグリムのこのアプリケーターが最適です.
これを使うと絶妙な形状、弾力、ウレタン密度など申し分なくこれに代わるものはないとさえ思います.
ケミカルはスポンジにつけません.
使い方にそう書いてあるかも知れませんが、それはしません.
ボディのキレイな部分に垂らして、指や手で塗り広げます.
この状態でアプリケーターの表面にまんべんなくレジンポリッシュが付着するように上手に撫でます.
液がスポンジに深くしみ込まないようにするためです.
なで回しながらしっかり感触を確認します.
ぶつぶつ引っかかる感触があればトラップ粘土で処理する必要があります.
やがて溶剤分がなくなると撫でる抵抗が大きくなり、そのまま軽くなでていると拭きとりが要らないほどボディ表面ができ上がってきます.
・なかなかスポンジの抵抗が大きくならない、
・レジンポリッシュの膜がなくならない時
はたぶん液の量が多いです.
もう少し施工する範囲を広くします.
この状態でレジンポリッシュは完了です.
キレイなタオルで軽く吹き上げます.
使用中のアプリケーターの状態です.
レジンポリッシュがシミにならずスポンジの表面にだけ均一に広がって乾いています.
使っているとぽろぽろとアカのような物がでる事がありますが、使った研磨材の溶剤が飛んだあとのカスなので気にせず使います.
スポンジの方に液を付けるとこの現象はみられません.
次にグロスプロテクションを施工します.
これにはよりツヤを重ねる意味もありますが、それよりレジンポリッシュの拭き残しを見逃さず除去する効果が大きいです.
とくに白い塗色では大きな意味があります.
ニト朗式ではオートグリムのアプリケーターの裏面を使います.
はい、文字通り「裏技」です.
今回はオートグリムのポリッシングクロスを使いました.
レジンポリッシュの拭き残しを除去するにはガーゼ状の素材が良さそうですが、マイクロファイバークロスでも良いです.
アプリケーターの黒い面(手で保持するための固いバッキング)にグロスプロテクション用の物を被せて持ちやすいようにします.
ボディのキレイな面にグロスプロテクションを出します.
量はなんとなく、出た、、感じです.
うっかり「たくさん出てしまっ」てもスポンジに深くしみ込まないので気にしないで、しっかり含ませてレジンポリッシュを施工した面を撫でていきます.
こんな感じで軽く撫でてゆきます.
グロスプロテクションがあまりしっかり付かなくなったら、塗り始めた部分から拭きとります.
ボトルの説明のように白く乾くまで待つと、とても拭きとり難く、そして拭き残しが多く発生しツヤも均一にならず良い仕上がりになりません.
塗って1-2分で吹き上げると良いです.
常に意識すべきはスポンジ面に砂粒などが絶対に付着しない事.
ボディを撫でるとその通りにキズがつきますから.
とにかくオートグリムのアプリケーターは
・レジンポリッシュ(ウルトラディープシャインも同様)に最適化していると思える弾力、構造.
・タオルやスポンジにしみ込んで使う時不経済なグロスプロテクションも快適に使える(裏技で)事.
・形状が絶妙に素晴らしく使い良い.
のでオススメです.
まだ裏はキレイ(リアのみ)
ボディのレジンポリッシュとグロスプロテクションは4時間ほどで完了しました.
さあホイルです.
保管時にたっぷり吹きつけたWD40はグリム紫をたっぷり使わないと落ちないほどでした.物凄い防錆保護力にびっくり.ひと磨きします.
洗って水気を拭いてサイドウォールにタイヤドレッシング、吹きつけて素手で塗り広げて少し放置.
ホイルのポリッシュ面にマザーズのペーストを指で薄く塗ります.
これをデルタに巻いたネルで磨いてゆきます.
ここでもネルの方にはポリッシュを付けません.
アルミ側に指で薄く塗る、これが適量です.
キャリパーの水洗いまでやって4本で5時間.
始めた時は明るかったけど.
4本目が終わった時はすっかり日が暮れてしまいました.
キャンバスのトップブーツ、かれこれ20年ほど経ちましたが黒が抜ける事もなく風合いもぱりっとしていて素晴らしいです.
フィッティングもパーフェクトで美しいです.
久しぶりに丁寧にフルコース、タイヤホイルのポリッシュまでやったので9時間作業して疲れました.
ロードスター、目を閉じて思い出せば全ての曲面を思い描く事ができます.
与えてくれた幸福と癒しと素晴らしい人びとの世界は、人生の宝です.
だから私は本当に幸福です.
私はもう少しこのロードスターを美しくしておけるでしょう.
小豆色はさらに長く美しく保たれると思います.