最近1/24モデルビルドを再開したのです.
これまでずっとダンボールを切って空の塗料瓶をテープで貼った台にボディをはめて塗装していたのですが、思い立ってタミヤ製の専用品を買ってみたのですが、素晴らしく良い製品でした.
1/24モデルにぴったりの台とパーツをはさんで並べて塗る台の2組がセットになっているのですが、パーツを並べる方は使う予定はなし、台も回転するようにできているのですが動いても困るので分解して余計なものは使わない事に.
バネが素晴らしい作りで、これに電線の被覆を短く切って通すと滑らずにさらに良い具合になりました.
手に持って塗装してから台に戻すまでがたいへん安全です.
「こんなものは既製品など使わず、タダの素材でつくるもの」
それが通だと思うのは間違いだと思います.
そういう考え方を、とにかくしないようにしています.
これはウレタン吹きっぱなしのボディ、研ぎ出しは性格的に避けているのです.
フェラーリテスタロッサのボディサイドのフィンを研ぎ出すとか、考えられないので.
バネは強さを加減できるように作られていて、これが素晴らしい使い心地です.
使用するうちに塗料で汚れてゆくのですが、バネだけを外してキレイにしておく事ができます.
環境が汚いと思いがけない事が起こります.
先日ある動画で、エアブラシのカップから垂れた塗料が迷彩塗装のように固まったエアブラシを使っている「モデラー」を見て驚きました.
きっとあの人たちはわざとエアブラシを洗わず使っていて、それがカッコ良いとされる世界なのかもしれません.
エアブラシはきちんと洗うとイヤでも外もキレイになってしまいますよ.
あ、俺のこう言う物言いがイカンのでしたね.
ボディの巾が前後で違う場合もバネの強さを前後で変えられるのでグラグラしません.素晴らしいです.
これは昨年の春にかったお安いツール.
先端が扇上に回転するもの、軽く当てるだけでさらさらと研磨できて良好です.
少し高価ですが多種のアタッチメントが使えて前後往復するツールがあって、それでないと研磨できない状況に時々遭遇します.いつか欲しいです.
青いボディの塗料かくはんツールはお安いツールですが出番も多く、上手く使えば泡立ちもなくサフェーサーなどにとても効果的です.
塗料用のパレット、複数枚セットでお安い製品ですが、塗料を小出しにしても、筆を洗うにしても、平らな部分で瞬間とベビーパウダーを調合してピンホールパテを作るにも、便利すぎて手元からはなせません.
1/24モデラーの間では定番のようなマーカー、画材ジャンルの製品です.これは2ミリの細いもの.200円あまりのお安い製品です.ヨドバシで送料無料でポイントまで付いて買えます.
買って手元で開封する時に初めて、これをガイアノーツが扱っている事を知りました.模型店にも置いてあるでしょうね.
どんどん増えてしまった溶剤、これ以外に洗浄用に安価なアセトンを4リッター計り売りで買っています.最終的にガイアのプロユースNPがメインになるのかなという感じです.
クアトロポルテのTipoマルチユースシンナーはガイアの倍の価格ですが、評価が高く供給が不安定なようなので店頭で見つけて買ってみました.
40年ほど前に比べたら夢のような環境です.
当時、二輪モデラーの友人と「どうしたらデカールを溶かさずクリアを塗れるか」に入れ込んでいました.
彼は「タミヤのラッカークリアー」を砂吹きから初めて成功しました.
せっかちな私はそれが出来ず、1/24のストラトスのアリタリア仕様のデカールをデロデロに溶かしてしまいました.
リアのバイザーのフィンを研ぎ出しする気にはならなかったですから.
それも2-30年放置するとデロデロのまま硬化しましたけど.
カルトグラフではないタミヤデカールが二度と貼れないような難易度のキットを、美しく仕上げる事は今ではできるのかも知れません.
多くの材料を手に入れ、様々な成功手法をいくらでも知る事ができるのです.
Posted at 2022/08/16 20:32:57 | |
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