鹿目まどかSQ（バンプレスト・プライズ）

バンプレストのプライズ製品SQシリーズの12月リリースのまどか．
試作品写真を見た瞬間に心に響く魅力がありました．
印象は前回の巴マミと似ています．



前回同様の平らな窓無しパッケージ．



外箱はそこそこ丈夫な作りなのでエアキャップにくるまれただけの包装でも良いでしょう．



弓を握る部分の分割



台座に固定する脚部分、合理的なやり方



完全に右足に重心があるポーズ、大きなひねりに少し驚きました



組立完了、上半身のハマり具合がとても甘かったです（上半身を持ったら下半身が落ちそう）
とても良いたたずまい、マミと同様の印象．



ポーズも表情も最高の出来と言えましょう．



どの角度から見ても申し分ないまどかです．



まさにこれこそ決定版と断言します．



これこそまどかです．アニメのイメージを忠実に再現しています．
純粋培養されたアニメ画のイメージが最大限に加速して立体造形に昇華したと、
私、自信を持って言えます、そう言いきれます．



ある意味決定版だったグッスマ版は独自の解釈で、それはそれでよかったのですが、
アニメのイメージとは違う解釈にも肯定的なのですが．



この表情、完璧と言うのとは少し違う、
でもこれこそまどか、まどかそのものという、
この表情を見てしまうとグッスマ版の解釈もかすんでしまいます．
グッスマ版の表情には絶対見てはいけない角度（造形の破綻）があるのを思い出しました．



スカート部の塗装の乱れ、
コストのため柄もプリントではなく残念なモールド処理．
感受できるホコリは「ほくろ」と言うことで．
胸元に大きく目立つ汚れがあったのでシンナーで除去しました．



低コスト製品としてやむを得ない部分、
塗装ムラ、乱れ、汚れ、ホコリなど見られます．
髪のピンクも強すぎますし肌の素材色も黄色が強い（プライズ色）感じです．
さすがにテカリはありませんが（あったらどうにもできません）



品質はコスト次第です．
しかし製品からみなぎる造形の良さはコストゆえの乱れを突き抜けて、
心に伝わる力があります．
本当に素晴らしい！



推測の域を出ませんが巴マミも口を閉じた表情だったこともコストを抑える制約だったのかも知れません．
だとしたら、それすらプラスに転じる造形と言えます．

様々なコストの制約を受けながらこれだけの造形を製品化した事は、
称賛してよいと思います．



どの角度から何枚撮っても見とれる表情です．
全身から醸し出されるものが鹿目まどか以外の何ものでもない、
何度も何度も、素晴らしいと繰り返すしかありません．



各所のフリルの薄さ、
髪の束のひとつひとつが、丁寧に作り込まれています．
手袋の端も実に薄く文句の付け所がありません．
（塗装以外に）



このシリーズの佐倉杏子は杏子フィギュアの決定版となる気がします．
本当に、大変に期待しています．
次の暁美ほむらもおおいに期待できます．



コストの制約を突き抜けて伝わってくる造形の素晴らしさ．
私たちの大好きなスポーツカーと同じですね．