6年半経過した初代iPod

ぼくのiPodは初代4Gモデルです．
センターの円盤が機械的に回転するタイプ．
真冬にグラブ着用時でも使えてとても便利です．
（タッチ式ホイルはグラブ不可）
今のものに比べると多少の不便はありますが、ロードスターにはこれで十分不満はありません．

当初は当たり前にCDチェンジャーでも付けようかと思っていましたが、iPodを見た瞬間これこそクルマで使うにはうってつけと一目惚れ・衝動買いしました．専用ソフトでパソコン（当時はMacにしか対応していませんでした）に接続しないと使えないという設計は画期的で、CDチェンジャーに比べても操作性、容量など比較にならず、さらに軽量化と言う点でもメリットがあります．セキュリティ面でもクルマからはなれる際はプラグを抜いて外せばいいですし、違うクルマに乗る時もそのまま持って行けば良いだけです．

問題は信頼性だけでした．
内蔵（極小）ハードディスクなんて、どうせすぐこわれてしまうのでは？
バッテリーを交換できないなんて！（メーカー送ると分解して新しくしてくれますが）

そういう不安をよそに、これまでまったくトラブルなく作動し続けてきたiPodがついに壊れたのは、
助手席に邪魔なアルミホイルを4本載せて軽井沢ミーティングへ向かう明け方の事でした．

再生中に音が出なくなり、液晶表示には見た事がないアイコンが．
フォルダにアテンションマークがついたアイコン、読み取りエラーを訴えているのでしょう．



（写真が不鮮明ですが）ぞっとするアイコン．

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この愛すべき初代iPodはその後、しばらくするとまた普通に使えるようになりました．
そして現在まで、恐ろしいアイコンが再び表示される事はありません．

いつか壊れるのだろうけれど、考えてみると丈夫なものです．
ほとんど幌を下ろした車内で使い続けて6年半、
電源プラグを抜いてもまだ3－4時間は使えます．
できるならずっと壊れずに目の前にあり続けて欲しい,
とても可愛い機械です．