• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2010年02月20日 イイね!

トヨタ・バッシング

ユーザーから、ブレーキがおかしい、ハンドルがおかしい、アクセルが戻らない、事故を起こした、怪我をした、死亡した、などと言われる事ほど、車にとって不幸なことは無い.

「新しい車だ!」
それは新しい家族のようで、笑顔で家族を幸福に連れて行ってくれるようで、
顔が映ると恥ずかしいピカピカのボディにちょっとでも傷がつくと、それだけで一日暗い気持ちになるほど.

トヨタが作っていたのは、そんな車だった.
新車の時からぼろぼろに走りこんで手放すまで、ユーザーが何も意識しなくても、
ほんの小さな部品の些細な形の、どうでも良いところまで、
そんな事まで考えているのかとあきれるほど良く考えて作られていた.

僕はロードスターに乗ると、今でさえ、ドキドキする.
ガレージから外にそっと出て、アクセルをそっと踏んで、車が走り出すとき、
それは初めて車に乗った時のおっかなびっくりしながらワクワクした気持ちに通じる物だと思う.
マツダがスローガンにしている"ZoomZoom"とはまさにこの感覚なのだと思う.

10年ごとに全国から生まれ故郷の広島に里帰りする、何よりも大切に乗られているロードスター.
そんなロードスターたちを寛大に迎えてくれるメーカー.
これほど幸福な自動車はない.

昔トヨタはスローガンとして
「愛される車作り」
という言葉を使っていた.
その次は
「ファン・トゥ・ドライブ」
と言っていた.

私たちはその名に恥じないロードスターに乗って、
その言葉の意味を、多分間違いなく本当に知っている.

トヨタは言い訳や格好の良い文句を並べる事をしないで、どの部品にどんな欠陥があったのか、そればかりを詳しくかつわかりやすく説明すればいいのである.ぼくには社長の言動がみな「裏」を勘ぐりやすい物ばかりに見えてしかたがない.今更社長自らが、トヨタは誰がなんと言おうと世界一の自動車メーカーで、自分こそその社長であり、その会社が作った世界一の車がレクサスやプリウスなのだと主張する必要はないのだ.だからあんな会見ばかりしか出来ないのだ.

自動車に初めて乗った楽しさ、一家に新しい車がやってきた小さな喜びを今一度思い出し、トヨタなら車のどんな小さな部品にまでも安全を願って作っているのだということを、堂々と説明するだけでよいのだ.
そんな車を作れるのは世界でトヨタ以外になく、
それこそ日本が誇るトヨタなのだ.



Posted at 2010/02/20 23:25:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 一般的な話題 | 日記

プロフィール

「ずたぼろ令嬢が素晴らしい。こういうべたな作品で簡単に泣いてしまう自分のチョロさが愛らしい。」
何シテル?   09/14 15:18
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2010/2 >>

 123 456
789 10111213
141516 1718 19 20
2122232425 2627
28      

リンク・クリップ

昭和のクルマといつまでも 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/04/03 14:21:24
東急ハンズ ブリストルブラシ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/09/03 14:08:20
Tipo 184  (Mazda MX5 Miata)  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/08/30 09:46:56

愛車一覧

マツダ ユーノスロードスター マツダ ユーノスロードスター
U.S.パーツが好き Engine; HKS T25G turbo kit Hille ...
トヨタ カリーナ トヨタ カリーナ
みんからで1800SEでしか登録できなかったけどグレードは最下位のDX(デラックス)1. ...
トヨタ セリカ トヨタ セリカ
2台目のクルマも1.8Lのマニュアル後輪駆動、初めての新車、初めてのエアコン、初めてのタ ...
日産 180SX 日産 180SX
3台目も1.8マニュアル後輪駆動.初めてのパワステ、初めてのHICAS、初めてのヘッドア ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation