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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2013年07月11日 イイね!

ドアストライカーの黒染め〜クロメートを駆逐する

調子に乗ってドアのストライカーを黒染してみます.



あくまで自己責任、自己満足の世界です.
さらに雨の日に乗り出さないと言う制限付きだから挑戦できる事かもしれません.
でも錆びる時は水をかけて洗車するだけで錆びてしまうものです.



運転席側、10回ほど開け閉めしてみました.実際に走行するとさらに剥げる部分が多くなるのかも知れません.しかし黒染の下から覗くクロメートのいやらしい事.下にクロメートがあるからこれは錆びません.



考えてみればクロメートの上から黒染スプレーを塗っても食いつかないのでしょう.
助手席側はクロメートを除去してみます.
ナウシカの脚を焼いた酸の海(?)です.



この泡が臭い、泡からでるガスは水素でしたっけ?赤錆と違ってクロメートはたちまち中和されますから頃合いを見てさっさとすすぎます.トルクスのボルトもメッキを落とします.



トルクスのボルトが僅かにナメていたので目立てやすりでならしておきました.
生の鉄の色です.



今回は使用法通りあまり加熱しないで(触れる程度に加熱)塗った後に、1時間ほど経ってからヒートガンで熱を加えました.使用開始は24時間後とあります.取付は明日にします.



ドア側のラッチのビスは3個ありますが一度に外すとラッチがドアの中に落ちてしまうはず(復旧には内張外してドアスクリーンを外す必要が)、一個残して二回にわけて塗ります.緩み止めワッシャ付きで固く締まっているので#3+ビットを付けたインパクトドライバーを使います(締める時も同様)これは憎きクロメートではないんですが塗るならついでにと.



ストライカーはボルト周辺でのみボディと接触する形なのでスキマが汚れます.この際お掃除しておきましょう.
ストライカー側はパネルの向こうにネジを切ったプレートがあり、調整できるようにスライドします.これは落ちないようになっています.



チェックしないで取り外してしまったのですが、このストライカーは左右があるかも知れません.
上の写真では右側.打ち抜きがえぐれている方が外側、打ち抜きが残っているのが内側のようです.
ぼくの個体ではそうなっていました.
これを逆転されるとドアとリアクォーターパネルの面のチリが変わるような気がします.
単なる精度誤差でパーツとしてはそんな区別はないのかも知れません.
あれば矢印で刻印があるか、そもそも非対称な形にするでしょうね.



やはりクロメートを落として黒染しないと意味なさそうです.
10回くらいの開閉では目立つ剥がれはありません.
いずれ剥がれてくるでしょうが塗装とは違うので良しとします.
トーチランプで焼いて塗って、時間が経ってからもう一度焼いて塗りました.
加熱する際は焼きなましにならぬよう程々に、加熱しすぎると黒染が弾かれて着色できません.

このクロメートメッキ、気にしないでおけば別に気にならないのですが、
どうしても缶詰の様な色が好きになれません.

記憶の印象なので誤解があるかも知れませんが、以前読んだカー・グラフィックの「某国産ミッドシップ・スーパースポーツ」の記事で「フェラーリと比べられる様な性能のスーパースポーツでありながら、一般乗用車と同じ感覚でクロメート色のパーツがエンジンルーム内に散見されるのは興ざめだ」との内容の記述がありました.さらには「テールパイプに被せてあるラッパ型のマフラーカッター(飾りのフィニッシャー)は子供が乗る仮面ライダー自転車のレベルの幼稚さである」という戦慄すべき一節すらありました.どなたの文章か記憶にありませんがまるでトラウマのように強く印象に残っています.ガレージの屋根裏に積んであるCGの山を崩したら正確な表現を今でも確かめる事が出来ると思います(が、あとが大変なので今はしません)

CGはぼくにとって自動車に対する見識の規範であり、文章とはどう書くものであるかの手本、バイブルでありました.自動車文化に触れるのであれば少しは英文も読み書きしたいと思ったのもCGの影響です.AT車に乗ると左足ブレーキを使うのもCGの影響ですが、今日では様々な面倒な要因が、こういう辛辣で的確な表現の自由を制限するのでしょう.メーカーに迎合する事のない中立な評価は信頼出来るものだったと思います.残念ながら主に経済的理由からずいぶん前に購読をやめてしまいました.

とにかく、ぼくは以前からずっと黄色いクロメート色のパーツの安っぽく目立つ印象が好きではないのです.もう憎しみといって良いかも知れません.ユニクローム(青っぽい銀色)も次に好きではありません.最近のクルマはこういう部分がどうなのかまったく知りませんが、これらを自分のユーノス・ロードスターから一匹残らず駆逐できたなら、ぼくにとってそれは快哉を叫ぶに値するのであります!!

by ニトロー・イエーガー(お掃除兵団)
Posted at 2013/07/11 17:46:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | お掃除 | 日記

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「ずたぼろ令嬢が素晴らしい。こういうべたな作品で簡単に泣いてしまう自分のチョロさが愛らしい。」
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日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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