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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2015年01月29日 イイね!

ミクモ・夢みることり(海洋堂)

「夢みることり」とは;

「鏡音リン・初音ミクが一緒に歌うのだが、歌詞が重なったり分かれたりハモったり、
一方が先に終わったりする。
歌詞、音程、タイミングとすべての要素が両パートで異なり、しかもそれが途中からだったりするため、
人間が歌おうとすると合唱としての難易度は最高クラスになる。
これを外すことなく歌い上げるのはある意味VOCALOIDの有効活用とも言える。

magnet同様組み合わせカバーが最多の楽曲でもある。」




製品サイト

製品のシリーズは1〜6まであり、特に6だけは入手したいと思っていましたが、
値段的に見送ったりしているうちに最近ではめっきり見かけなくなりました.
先日立ち寄ったショップで偶然中古品に遭遇、迷わず入手したのですが...



原型・宮川武(海洋堂)

小さく緻密な素晴らしい造形は海洋堂ならではですね.



なにしろ大変小さいフィギュアです.
画像ではディテールが甘く見えますが、ある程度仕方ない事と言えるかも.
とはいえグッスマのねんぷち程のクオリティがあったら、と思ってしまいます.



表情は文句なし.



このサイズだとフルサイズではかなり寄って、相当絞り込む必要があります.
フリッカーを気にせずシャッター速度を設定でき、解像度が20メガ程度、
手持ちでマニュアルフォーカスでも自由に撮れるのは快適です.



実はこの品、ホコリや汚れの付着が多くひどい状態でした.
机の上にあったものをそのままブリスターに入れてパックしたようです.
買取りの際もろくにチェックされていないのでしょう.
ちゃんとしたフィギュアショップで買わないとダメですね.



ひどい汚れは何とか取れましたが、状態を把握せず表記もせず売る店もあるということ.



とても素晴らしい雰囲気をかもしだしています.



台座(ヴィネット)の出来は充分、
置物として効果的です.
あえて撮る気はないですが.



このあたりが見上の限界.
なかなか破綻しない造形.



本作の最も重要な造形.
この膝がキモであります.



こう言うアングルではピントが前髪に合ってしまいやすく、
思いきってマニュアルフォーカスで撮るのが楽です.
フォーカスの微調整は体を少し前後させて、念のため3枚くらい撮ると確実です.



とにかく入手できて良かったです.
やはり手に入れてじっくり撮ると素晴らしい作品でした.
Posted at 2015/01/30 00:22:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | フィギュア撮影 | 日記
2015年01月22日 イイね!

南ことりプレミアム(SEGA・プライズ)



プライズとは言えはじける可愛さ.
もぎゅことり買っとくべきでした.
プライズはもぎゅとノーブラが出揃ってしまい、スケールフィギュアでサマーウイーの水着が出る一方、一期OPのオリジナル衣装がほのかだけと言うのは物足りなさあるわけですが一方でほっとしてるのですが.
このことりちゃん、撮ると凄さあります.



よくみるとチークはプリント.



どのアングルでも破綻が少ない



とはいえ正面が最高、見つめられてほにゃってなります



これはクオリティ高いぞ、このプライズ.



もちろん全ての角度から鑑賞に堪えると言う事はないのです.
しかしそれを言うなら高価なスケールフィギュアでも同じ事.



むしろ最近のプライズの出来が素晴らしく、造形だけ見れば決してプライズだからとハンデをつけて見なくても良いと思います.



ぼくはレビュー的に写実的な写真を撮る気なんか一切なく、
とにかく美しい写真を撮りたいとばかり思っているので.
髪は三分割かな?



もし現物より美しく見えたら良いな、と思っています.
こうしてみるとことりちゃん以外とパッツン.



これまで(これからも)アゾンのことり何度買いそうになったか.
超えてはいけない一線と思っています.



現物を手にして撮影するまでフィギュアの評価って出来ないものです.
プライズをリペイントして再販している職人さんもいますが、本作もそれだけの価値ある造形と言えます.



ああっ!
おやつになりたい.
Posted at 2015/01/22 21:43:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | フィギュア撮影 | 日記
2015年01月19日 イイね!

ストリームライン・デッキカバー



先日グリム赤で磨いてグリム金で処理したデッキカバー、付けっぱなしだったのでそのまま出かけました.
今では貴重なパーツ、大切にしないと.
ゆかりん!



これを付けていると少し雰囲気が違います.
雨が降ったら為す術無し、という姿を北陸で晒す無防備さ.その粋なやせ我慢が出来るうちに.



ひたーっと張り付いている感じがいい、どたっと乗っ掛かってるのではなく.



ドア後端からトランクリッドの間が少し浮いてしまうんですが.
畳んだ時の始末が少し違うNBガラス幌を装着したら、
このパーツは装着できないのです.
NA幌である証.



イベントでは他の人に迷惑をかけてしまうので装着出来ません.



これこそ、たまらなくぼくのユーノスです.

しかし青森に遠征した時これをつけていったという.
サービスエリアで幌を上げないで仮眠してたとか.
粋と言うよりバカでした.

(^o^)
Posted at 2015/01/19 22:23:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | Garage | 日記
2015年01月17日 イイね!

不完全で完全なロードスター


2006年の単独事故で修整中のスナップ.


この工場はラジオさえなく、いつもとても静かな作業場だった.
二人のスタッフが休憩に入ると、ぼくとぼくのロードスターだけの空間で時間が止っている様だった.
夏だから蝉の声がしていたかも知れない.

ぼくのロードスターはウインドウシールドが後退していて、幌をかけるとサイドウインドウの角にスキマが出来ていたし、ボンネットの後端がワイパーカウルに強く食い込んだ跡さえあった.
ドアも強く後部に食い込んでいたしトランクリッドのチリも狂っていた.
そもそもフロントのサブフレームが大きくズレていた.
文句ない「全損」と言う評価だった.

ボディは設計された予定の場所が折れて初期の衝撃を吸収し、
それを超えて全体に伝わった力はボディを大きく曲げ、捩じり、
その一瞬後に受けきった力のどれだけかを押し戻してバランスした.
恐らくその全てが1秒ほどの時間だったろう.

一度は同じ色、同じ年式のロードスターを見てもきたのだけど、
それは同じロードスターでも全く違う何かの様に思えて、
どうしても全損の自分のロードスターを捨てて
見知らぬロードスターを自分のものとする気にならなかった.

ぼくは、自分の気持ちを確認できた.
大切なのは、このロードスターがぼくしか知らず、ぼくがこの1台のロードスターしか知らぬ事だった.
そんな事を守るため、数人の職人たちが容易くはない作業に挑戦し、やり遂げてくれた.

全損とは言え、ウインドウスクリーンも割れなかったしドアやリアフェンダーは交換しなくて済みそうだった.
このロードスターは「直せる可能性」に賭けて、精いっぱい変形に抗ったのだと思った.
だから「出来るだけやるが100%は期待しないで呉れよ」と言う親父さんの声は頼もしかった.
その声はこいつにも聴こえていただろう.



フレーム修正器にマウントされた部分.
フレーム修整は設定値に近づけるために鉄板の復元力で戻る分まで見越して、多く引っ張る.
しかし引っ張りすぎるとスポット溶接が切れてしまうので限度がある.
前後左右4ヶ所にあるこの跡を愛すべき部分などと言うのは感傷的過ぎるが、
この跡を消してはいけない.

車体には今でもぼくだけが知るゆがみが、いくつかある.
しかし加速しても減速しても進路が流れる事は一切なく、高速では完全に直進する.
これは富山のオオミチさんが目分量でアライメント調整したままで、今でもアライメントは取り直していない.
かえって計測してアライメントを変えると走り方が変わるのかも知れない.

新しいボディを手に入れて一切がっさいを移植したら、
ロードスターとしては完全さを保つ事はできた.
でもそれでは自分のロードスターと言う意味において、完全ではなくなってしまう.
外観も走行性も、満足できるレベルで復活することができ、
自分のロードスターを失わずに済んだ事にどう意味を見いだすか?

私的にはかけがえのない価値があるが、
客観的な価値はゼロだ.
客観的価値なんていかに無意味だろう.
下取りや買い替えなどという未来はないのだから.

ボディを修復してくれたのは初めて乗ったクルマを初めてぶつけた時からお世話になっているショップ.
親父さんとはいつも亡父の話になる.
レストアラーではないが目の前でその技をみて声を上げて驚いた事もある.

エンジンと足回りを見てくれた大道さんは律義に作業をしてくれる職人、つまり手も作業着もキレイな事なんかないタイプの人.

その他特別に補修パーツを出してくれたFMのビルにも世話になった.

自分の不始末は言葉に出来ぬほど愚かだが、
いろいろな縁と人々の力で、ぼくのロードスターは不完全さを秘めつつも、
今ここにある.
とても多くのものを授かって、今も元気に走れるのだ.

本当に、本当に、有り難いと思わない日はない.


Posted at 2015/01/17 16:52:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードスターのこころ | 日記
2015年01月14日 イイね!

ひとりがたり 4話 「ジーンのゲイリー」

セントルイスで会ったジーンは、とても小柄で細身な白人女性だった.


キュートな話しぶりはティーンみたいだったし、30代と言われたら疑いなく信じただろう.
実際の年齢は、子供達の教育が最終段階であるほどなのだという.
ロードスター/ミアータを楽しんでいる人は本当に若く見える.

一方、ジーンの夫は大柄で長身だが寡黙な男性で、はつらつとした明るいジーンをいつも斜め後ろから静かに見守っている普通の白人のおっさんだった.

幼い頃に家族で横須賀に住んでいて、
初恋の日本人の名前はケンジだったとか、
飼っていた犬が心無い何者かに毒殺されたり.
それを気の毒の思った別の日本人が非礼を詫びて別の子犬を手配してくれた事.
うなずくしかないぼくの顔をのぞくように見上げながら勝手にどんどん話をしてくれた.


この人は日本が好きなのだな、と思った.
そう言う人に会えて良かった.


1999年、ぼくは日本のとあるローカルクラブのメンバーとして、セントルイスのクラブの広報だったラルフとメールのやり取りを重ね、すぐにとても親しくなった.ぼくは彼らに会いたくなり、2000年の夏にふらりと会いに行った.彼らは「ミアータに乗る敬老会」のようで、しかしどの老夫婦もティーンのように初々しく子供のようにはしゃいでいた.ジーンやぼくはまったく若造みたいなもんだったが、ある意味彼らよりよほど大人らしかった.



ジーンのミアータはぼくが最も好きなシャストホワイトのNB(おかしな事にPTの北米の呼び名はただの”White")、恐らく夫がこのNBをドライブする事はない.それがわかるほどに彼女自身のミアータになっていたし、実際に早朝に始まったツーリングではミシシッピ川をフェリーで渡って午後遅くサヨナラするまでジーンが自分のミアータの助手席に座る事なんか一度もなかった.


ぼくはその頃「アメリカ人は必ず自分のミアータに命名している」事を知って、
ジーンにも彼女のミアータの名を聞いてみた.
車の名を聞く事は、とても良い会話のきっかけになると思っていた.
わずかな好奇心以外、本当に何の気なしに.



「私のミアータは『ゲイリー』って言う名前なのよ」



ジーンが本物のティーンだった頃、オースチン・ヒーレー・スプライトを所有していたスポーツカー好きのボーイフレンドがいた.

ジーンは彼と彼のスプライトと、いつも一緒だったと言う.
小さな英国製ライト・ウエイト・スポーツがある青春なんて、どんなに素晴らしかっただろうか.

やがて二人はそれぞれに結婚して家庭を持ち、でも「いつかはまた一緒にスポーツカーに乗りたい」と夢を語る.
どこかでMGやスプライト、フィアットなどを見かけるたびに、青春の思い出がよみがえった事だろう.

そして1989年、マツダが、ミアータを発表した.

ジーンは彼といつも電話でこの小さな日本製スポーツカーについて熱心に語りあった.
もちろん、いつか必ずミアータを手に入れると宣言して電話を切る.

「私が先に買うわよ!」
「いや、ジーンより先に俺が買うんだ!」

二人とも自分がミアータを先に買う、と譲らなかった.
このクルマは発売を待たずして、既にファンを子供の心に戻してしまったのだ.


でもアメリカ人は日本人ほど簡単に新車を買わない.
ジーンも彼も、ちょうど子育てや住宅にコストがかかる頃だっただろう.
二人しか乗れず保険も割高なスポーツカーは相当にゆとりがないと無理.

ジーンはミアータをドライブする日を夢見ながら、
たぶん決して遠い未来ではないはずのその日を、楽しみにしていた.
もう一度スポーツカーを楽しむ事、もう一度青春を取り戻す日を.



「でも彼はミアータを手に入れる事なく白血病で亡くなってしまったの」



「私はミアータに『ゲイリー』って名前を付けたの
     私たちは、いつも一緒に走っているのよ」



ぼくはジーンとゲイリーの走る姿を、ただうしろから眺めていた.

それは何の変哲もない光景だったが、
一生忘れないほどに、きらきらと輝く眩しい永遠の瞬間だった.
人生とは極めて私的なものである.
しかしそれは関わりあう事で、つながってゆく.

ジーンが選んだ自分のミアータの色は、

若いゲイリーと乗った青春のオースチン・ヒーレー・スプライトの色だ.

絶対そうに違いない.



ああ、ミアータがあれば、人は永遠に青春だ.


Posted at 2015/01/14 18:25:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスターのこころ | 日記

プロフィール

「ブログ画像リンクめっちゃ切れとる、参院選前にちゃんとしておかないと。」
何シテル?   06/04 19:44
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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