ニト朗＋（風紀委員）のブログ一覧

タービンのスタッドボルト修理+特注中間パイプ装着から帰ってきたロードスター．
2週間近く預けていたのに雨に濡れた跡がないのです．
感謝、感謝です．



もちろん「洗ってくれる」などの事もなく、乗り込んだ時のままの状態で乗って帰ってきました．
しかし濡れタオルでそっとぬぐうとどうも塗装ミストが付着している様子．

もちろんそんな事は全く気にしません．

同じ空間で他の車両の作業も行われているし、何のためにどんな作業をしてもらったのか．
塗装ミストより雨にさらされなかった事に感謝、なのです．



少し濃いめのグリムシャンプー液でゆっくりぬぐってミストを確認します．
あまり絞らない濡れタオルで水滴を付けたボディにグリムのラピッドディテイラーを少量吹きつけ、粘土で円を書くように撫でて行きます．
ラピッドディテイラーの効果で滑りが良いです．



トップのビニルの部分はショウシャインを軽く濡れるほどの量を吹きつけます．
その後乾いたお掃除タオルでしっかり拭き上げ、仕上げに綺麗な面でから拭きします．



リアスクリーンもミストが確認できたので水滴+ラピッドディテイラーで粘土を使います．
ビニルのスクリーンなので気持ちラピッドディテイラーを多めに使いました．
（なんとなく）
粘土の抵抗を感じなくなったら拭き上げてグリム赤でポリッシュします．



ウインドウスクリーンも同様に粘土で撫でます．
粘土は汚れたらコネなおし、うっかり落としたら捨てます．
小さめを指先で使うのが好き、ミストの感触が敏感に感じ取れると思います．

粘土で気が済むまで撫で回したらグリム赤（レジンポリッシュ）でポリッシュを始めます．



これは使用中、9割ほど消費して残り僅かとなったボトルのフタをとったところ．
液の粘度がなく、とても出にくい状態です．
粘度の低い部分がボトルから出やすい事や液の揮発などが原因でしょう．
残り少なくなったら新しい液を入れるなどした方が良いのかも知れません．
私は使用後のスプレー缶から取り出した硝子玉を撹拌用に入れています．

とにかく、これを布に取り出すのが一苦労です．
逆さにして振ってボトルを押すと「ぶっぶっ」と飛び散るし、新しいものでも布に均一に取り出すのが難しいです．



新しいボトルを開封しました．
これはフタをとったところ．
フタのキャップはもう使わない事にしました．



フタをとったボトルを布にあてて逆さまにしてもどすと、きれいに必要量を付ける事ができます．



お掃除タオルの芯にしている発泡ウレタンは40ｘ100ミリ．
これに「二口」グリム赤を付けると大体400ｘ400程のボディを磨けます．
作業の進め方、力の入り方など、これが私のベストです．
発泡ウレタンの大きい方はエキストラ・グロス・プロテクション用．



除去しきれなかったミストがタオルにつくのが分かります．
仕上げぶきをして滑らかな感触を確認し、納得いかなければポリッシュを繰り返します．
タオルはカークランドの裏の毛が短い方を使いました．
とても快適です．
毎回必ず同じ量の液を付けられる事がこれほど気持ち良いとは！
どうしてもっと早く気が付かなかったのか．



グリム赤で処置できないところにはペイントリノベーターを使います．
これも同様にフタを外して使うと快適です．
揮発を防ぐためフタは必ず小まめに被せる事（被せるだけでいいと思います）
決してボトルを倒さない事、に注意です．



気が済んだらエキストラ・グロス・プロテクションを塗ります．
芯は発泡ウレタンの大きい方、60Ｘ100を使います．
材料が100Ｘ100だから不均等にカットしたのです．



カークランドのお掃除タオルの毛足が長い方を使います．
均等にしっかりグリム金を含ませて塗ります．
これでボンネット一枚くらい塗れます．
驚くほど薄く均一に塗れて経済的、
濡れるほどしっかり塗ると拭きとりに苦労します．



エキストラ・グロス・プロテクションはタオルの液がなくなりそうになるまで付け足さず塗っていきます．
薄く濡れるのでかなりいけます．
そして5分くらいで早めに拭き上げると楽です．



タオルで拭き上げる感触にムラがあるならそのまま金のタオルで軽く拭いて、すぐに拭き上げると均一になった感触になります．この感触は作業の中で簡単にわかります．



出かける時より一層美しく仕上がりました．
塗装ミストなんか怖くありません．

そして、グリム製品は使えば使うほど、施工回数を重ねるほどボディは美しくなります．
現在、間違いなく新車の時より美しいボディになっています．
そしてこれから時を重ねるほど、光沢は増すでしょう．

明日の中部ミーティング、雨の中に走り出す準備は出来ました．

ネットで賛否両論なPVCの肌の色問題．



気にならないと言う声がある一方、プライズ以下とまで言う人までいます．





この肌色の悪さ（白さあるいは黄色さ）は展示鑑賞では問題ですが、撮影鑑賞なら現像段階での補正が可能です．
もちろん不本意な作業ですが、仕方ありません．
メーカーやパッケージの写真とは大きく異なるのでやはり「発色が悪い」と言えるでしょう．



プライズなら色の悪さに加えて肌のテカリまで気になりますが、それは値段を考えれば納得できる話．
しかしこの価格のグッスマの製品で、この肌色の違和感は問題です．



肌の色はPVC材料の調色で決まり、塗装では表現できない透明感があります．



造形はオリジナルイラストに基づいたもの．







とても美しい造形です．



天使のように美しい．



この装置が何なのかは不明です．
フライホイールと呼ばれる事もあるようです．
ピットで使う何かでしょうか？





撮影ブースの光源をLEDに換えました．
6Dでもフリッカーを気にせず撮れます．
7D2にもフリッカー警告が出なくなりました．







スーツには地味なグラフィック．
曲面に正確で美しいプリントを自在に施せる技術あればこそ．





ミクという存在自体が解釈の数だけあり得るので、いろんな顔のミクがあります．





それぞれが魅力的ですね．



全く死角なしです．



撮影ブースを新しく大きめに作り替えたので、やっと神まどかや悪魔ほむらなどの巨大フィギュアが撮影できる事になりました．

"Crane"、クレーンの事ですが鳥類の「サギ」もおなじ"crane"



物を吊り上げるクレーンの語源はサギだそうです．
面白いですね．



晴れて雲が綺麗な日はここにきて写真を撮るのが好きです．



見ていると飽きません．
どれも綺麗なクレーンです．





細部をじっくり見る事が出来ます．
全てが計算され尽した美しい構造ですね．





これらはクローラークレーンと呼ばれる自走式の物、巨大なキャタピラを持っています．

オートグリム50周年記念セット．

ボディワーク・シャンプー1000ml,
レジン・ポリッシュ1000ml.
エクストラ・グロス・プロテクション500mlのセット．
最も基本的なオートグリムのセット．
全てはこの3種類から．



3種類のフォーミュラの意味は
CLEAN
POLISH
PROTECT



それぞれのボトルのラベルには
「経験の積み重ねがあるからこそ、古いほどにユーザーの期待に応えられる」
と言う意味のメッセージが書かれています．

できるだけ英国風を避けているぼくではありますが、
オートグリムは例外的に、
唯一といってよいほど、
ロードスターに使う英国製グッズです．



オートグリムは全てが英国製、
だからぼくは「日本で貼られた日本語ラベル」がない方が好みです．

ユーノスのヘッドライトは標準的な丸形2灯だ．
この標準的ライト自体を採用するクルマが少なくなり、今や一部の商用車に使われるだけとなった．



標準ライトを採用しないのはデザインの自由度とか軽量化とか、事故の際の破片の散乱など、
それなりにいろんな理由があるのだろう．
この点だけでも、ユーノスロードスターは古典的だ．



初代ワゴンRが登場した時にCGの小林章太郎氏はおおむね高く評価しておられたが、
唯一ヘッドライトにだけは〜
車両前部のヘッドライトは軽い衝突等で破損する事が多く、修理の面から丸形2灯にすべきだった
〜と苦言を呈していた．
たしかにあのデザインならその通りだと思った事をいまでも覚えている．
ぎんがめさんのような方がアフリカの何処かをユーノスで旅行中にヘッドライトを壊しても、
丸形2灯なら多分入手可能だろう．



メリットばかりであろう最近の複雑な形状のヘッドライトは10年も経つとレンズが黄ばんで白濁し、使い物にならないばかりか車検さえ通らない事もあるという．

ユーノスロードスターのシールドビームは3,000円足らずでどこのカーショップにも必ず置いてある部品だったが、最近ではそのシールドビーム自体がなくなったようだ．
このロードスターのヘッドライトは何年も使い込んだ状態のライトを10年以上前に譲り受けて、たまに磨いて使っている．
もちろん、硝子で出来ているから最近の車のヘッドライトの様にそのうちに白濁したりする事はない．



かなり以前に読んだドライビング本で納得した事だが、
明るすぎるヘッドライトには落とし穴があると思っている．
人間の目はある程度明るさに順応して瞳孔が開く．
だから夜間の運転ではヘッドライトを明るくしすぎると暗い部分が見え難くなるのだ．
古いCG誌でも類似した内容の記事を見た事がある気がする．

いずれにしろ最近のクルマのライトは眩しすぎるから、もうそんな法則なんか当てはまらないのだけど．



シンプルで大きい真円のヘッドライトは愛らしい．
遠くからでも一目でロードスターだと分かる「表情」がある．
とても好きだ．
このヘッドライトが好きではないオーナーはいないだろう．



さて、「ちょっとガソリンを入れてくる」という理由をつけて、
全然明るくない標準丸形2灯ヘッドライトを点けて、少し夜のドライブにでかけよう．

ちなみに現行ロードスターのヘッドライトは片側10万円ほどの高価な部品らしい．