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ニト朗+(風紀委員)のブログ一覧

2018年09月30日 イイね!

これはおわんではありませんミラーです



 「折れていますが純正のサイドミラーもございます。(お椀を作られるのに良いかと思います。)」

これは小豆色の前オーナーによる車両の紹介文、
笑ってしまいます.

お椀ではなくミラーとして甦りましたぞ.
シェルとベースは工場でクリアの上塗り済み.



まず金属のカップを接着、接着はゴム系接着剤で.



問題の内部パーツ、角ワッシャー、M5x50ボルト、ワッシャー、汎用スプリング(ケーエス産業株式会社の#4065)それとフランジが大きいフランジナット 9994-00-503(テールライトを固定しているナット)



ホームセンターの角ワッシャがぴったり.



仮組み、良い感じ.ベースのカバーを入れ忘れぬように.





ミラーをセットした後はボルトの頭を押さえられないのでボルト、ワッシャー、スプリングをこれで接着、金属を接着する用途の接着剤で硬化するとかなり固くなる.粘度の低いコンクリートボンド状.



接着剤が硬化するとボルトは滑らず下から締める事ができた.よしよし.



チューブの口をきたなくするのがイヤ.



金属塗装屋さんに依頼したベース.
意外と運転席からよく見えて目立つ部分.
こんなパーツさえ美しいデザインである.



ベースのパッキン、これは白い方から外したもの、両面テープでベースに接着されていた.



今回はパッキンを接着剤で取り付ける事に.
ドアに取り付けるとベースの突起がドアに接し、パッキンは強くはさまれない.



パッキンのお掃除にグリム緑を使用、容器のフタは開けにくく壊れやすく液がたまり、こぼれ、きちんと閉まらない最悪の形状なので本体キャップをそのまま外して使っています.こうするといつまでもキレイに使える.



シールをきらなくともこのまま回すと開く.
左が新品、右が使用中.



ナットを締めて程よい固さにするとスプリングはこれくらい縮む.



ミラーの緩衝材は5ミリ厚の発泡ゴムを切って両面テープ.



長短2本ずつ同じ長さにカット.



シェルにセット.
ミラーはアッシーなので内部パーツが出ない.
各所新しい素材でパーツを調達して再塗装して組むと気持ち良し



ミラーのフチはコケが生える、裏面に貼ってあるファブリック状のもののせいか?
これは使わず白い方から取り外したキレイな方を使う事に.



ミラーのフチの傷、砂ホコリがたまり擦れて傷になる.
磨いてもここまで.



グリムのペイントリノベーターでフチを心ゆくまで磨いたらゴム系接着剤で接着、ペンチで先を細くつぶしたノズルを付けて溝の中にていねいに接着剤を、はみ出しても除去できはするが必ず汚くなるので注意.



使ったらフタをする前に口をキレイに.細口ノズルがなければ先端を直接つぶす.



内部のウレタンが新しく弾力がありミラーが押されてフチが浮くのでしっかりテープで固定.






Posted at 2018/09/30 01:45:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2018年09月25日 イイね!

フロントバンパーの取付

フロントバンパーの取付けはできるだけ新しいパーツを用意したつもりだが、ボルト類にいくつか手配ミスがあったので後で交換しよう.
ボルト、ナットもどんどん用意するとバカにならぬ金額になるので程々にしたつもり.少なくとも錆びているものはもう使わない.



バンパースライドと言う樹脂パーツ.新しいものは気持ち良い.



同じものはリアにも使われている.



セットプレートは新品が出た.ありがたい.錆びていたのでぜひ交換したかったパーツ.
固定用クリップは出ないので古いものを壊さぬよう、無くさないように.



これが錆びるまで自分がロードスターを運転している事はないだろうが、運が良ければ娘が乗り続けてくれていよう.
一つ一つのパーツに思いを込めて組んでいく.
自分が再度これらの作業を行う事はもうないのだ.



ライセンスプレートホルダーの取付け、ここには少し見えないモディファイを加える.
大きい穴はライセンスプレートの取付けボルトの逃げ、小さい穴がホルダーの取付け穴.
純正ではリベットを用いる事になっている



純正でホルダーを固定しているリベット、裏から見たところ.
(それにしてもiPhoneのカメラはズームすると見るに耐えない)



何度も迷って結局M4のナッターを使った.
裏に当てるワッシャーも用意したのだが迷った揚げ句使うのをやめた.



これでいつでもプレートホルダーを取り外す事ができる.
もっぱらお掃除のためだが.
純正以外の位置にプレートを取り付ける事は考えた事もない.



プレートホルダーも当然新品.
白化したこれを使う理由がない.



まだコンビネーションランプを取り付ける気は全くなかったのだが、社長が付けろと強く言うので取り付けてみた.
「ほら、クルマらしく可愛くなったじゃないか!」と笑顔で言われると嬉しい.
「ねぇ、もうすっかり思い入れが芽生えたんでしょう?そうでしょう?」と聞いてみたり.



新しいボンネットも届いた.
もとよりシリーズ2は裏面のラベルが一枚もないので貼るつもりもない.
塗装もオリジナル通りクリアは塗らない.



繰り返すが、パーツが出ることにはどれほど感謝しても足りない.
一時中国製のフェンダーが出回って品質が悪いと聞いた事があるが、そのようになっては困るのだ.
マツダが供給しなくなれば3rdパーティ製の粗悪品がはびこることだろう.



ノーズのエンブレムは裏から固定するスピードナットも用意したのだが、外から後付けすることにした.
ボディをポリッシュする時には取り外せた方がよいからだ.





Posted at 2018/09/25 23:46:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2018年09月23日 イイね!

閉まらないドアと開かないドア



乗車する際に始めに触れるパーツがドア・プルだ.
この美しいパーツ「ドア・ハンドル」と呼ぶのはたいへん違和感があるので「ドア・プル」と呼びたい.
Handleと呼ぶべきはGrabするものだから指が一本しか入らないものはPullである.
ドアプルは正しくは室内側のオープナーを差す事が多いのだが、こういう事は日本ではあいまいだ.

いつものようにガソリンを入れるためだけのドライブを始めるはずだった.

ガレージでエンジンを始動する.
1秒ほどだけタペットを鳴かせてなめらかに始動した.
やはり毎朝エンジンをかける習慣が傷んだエンジンには効果が’あるのかな.

さあ、シャッターを開けて乗り出す.
両ドアとトランクを閉めずにいったんガレージの前に停車し、テールパイプのフィルターを取り外してトランクに収納する.
次に半ドアの左ドアを開けて、きちんと閉じて乗車して右ドアを閉める.
これで走り出す準備が整う.

左ドアが閉じない.
少し強く閉じてみる.
閉じない.
困った

シートベルト又は何らかの異物をはさんでいないか、確認する.
何もない.

ドライバーの先をストライカーに見立ててキャッチの動きを確認する.
キャッチのカムはカツン、カツン、と二度回転してロック状態になる.
ドアハンドルを引くとリリースされる.
正常だ.

樹脂のカバーが摩滅しているが、キャッチの動作自体は正常だ.
ただ何となく動作が弱々しい.

さらにもう少し強く閉じてみると、
閉まった.

ただ、もうこれはトラックのドアを閉めるようなスラム・シャット(slam shut)と言える強さ、
私が最大に最も嫌うクルマの扱い方である.
絶対に許し難い行為である.



同日キャッチを注文し、それは翌々日にすぐに届いた.



カムの樹脂が摩滅している.
あるいはその破片が噛んで動作を妨げていたのかも.
ドアを閉めると金属音がして明らかにおかしかった.



交換したラッチ.
これであと20年は大丈夫、もう自分が交換する事はないだろう.



ついでに右ドアの内張のパッキンが硬化している事を思いだし.新しい自作パッキンを入れる.
カーペットに掃除機をかけてインテリアシャンプーでお掃除.
ペダルの裏表、フットレストもきちんと拭く.
使ったタオルはほとんど汚れなかった.

さて、終了、のはずだったが.

右ドアが開かない.
おかしな事にロック側に位置しているノブを動かせない.
当たり前だが、外からドアプルを引いても開かない.

車内で何度かロックノブを押しながらドアハンドルを引いていると幸運にも開いた.

左ドアで終わったばかりの作業をもう一度右ドアで繰り返すことに.



取り外したドアラッチ、スプリングがない.



左ドアから取り外したラッチのスプリングを使う手もあるのだが、こちらも25年使ったパーツだ.



マルハ製のストックがあったので使う事に.
明らかに線径がひとまわり細い.材質はステンレスか?



ドアスプリングが損傷した右ドアはなんとなくドアプルの戻りが悪かった.
硬化したグリスなどで動作が渋くても同様の感触となるので分かりにくいかもしれない.
この感触がシャキッとしているのが好きだ.

ドアの開閉はクルマの車齢がとてもよく分かる.
新車以来(その前の車両から)走行後はガレージでドアを開けることを習慣としていて、そのせいかドアのウェザーストリップはいまでもじゅうぶんな弾力を持っており、元気よくポンと開き、しっかりバスッと閉じる.
だから普通のクルマより左ドアの開閉は多いはずだ.
ラッチの寿命は15万キロというところか?

大雨の中部ミーティングでこれが発生しなかったのが不思議だ.
さらに閉まらない左ドアを直したその直後に右ドアが開かなくなるとは.
さいきん小豆色ばかりなのでまたおかしくなったか?

私を車内に閉じこめるとは、もうヤンデレの域に突入だ.
(うれしい)
Posted at 2018/09/23 17:43:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | Garage | 日記
2018年09月20日 イイね!

小豆色のふせん

Sr.2オーナメントの復刻と言う嬉しい知らせ.



ふせんの様に飛び出しているのは接着テープのはくり紙のタブ.

以前から黒、赤の文字のオーナメントは入手可能だったが緑のSr.2は絶版で、お掃除してみたがクロームの傷はどうにもならず、できれば新しいものが欲しいと思っていた.

復刻の理由を中部ミーティングに来ていたマツダスタッフに問うと
「Sr.2の緑だけが絶版とわかり、生産にも問題がないので復刻した、既に発注可能なので必要ならオーダーできますよ」
だった.

思うにNA6に限ってと言うわけではなく、絶版で需要がありそうなものはNA8を含め、その都度復刻のリストに加えられるのではないか?これまでの復刻パーツもあまり無意味なものはないようだし.

オーナメントのお掃除

ちょうど2年前に自分で書いた記事だ.
当時望みもしなかった新品のオーナメントを手に入れるまでに2年が経った.
あるいは2年しか経ってないとも、いえる.

そしてその小豆色はまだ完成していない.

私的な事だが自分のロードスターから取り外した赤い文字のオーナメントは、99年にマイケルが来た際に彼にプレゼントした.
先日、そのマイケルにチャットに誘われた際に「またこちらに来たい」とこぼしていたので「来年の30周年に来ないか?」と誘ったのだが「一家四人分のチケットはなかなかの金額で」わずか一年後の計画としては実現が困難、のようだ.

実際はすでに何度も彼に話した事があるのだが、娘がMerlotを手に入れたと言うと、驚いてどちらの娘であるのか?正確に名前を述べて聞いてきた.マイケルは大変に彼らしく、とても律義だ.娘たちは今もマイケルのトランプの手品をよく覚えている.

ずいぶん前に彼をたずねた時、マイケルの弟が所有するMerlotのM Editionを見せてもらった事があるが、それは小さなモディファイを積上げた、まあ、極上であるとは言えないタイプのミアータだった.

これまでのロードスターの時の中で、VR-A(アメリカではMerlot)はいくつもの要所で出会ってきた車体色だ.
ぼくの人生の読み物の大事なところに、この小豆色のふせんが何枚も飛び出している.

Posted at 2018/09/21 00:53:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記
2018年09月17日 イイね!

リアガーニッシュの取付

本日はリアガーニッシュの取付け.



リアガーニッシュは4ヶ所のボルトと3ヶ所のクリップ、それに2ヶ所のビスで取り付けられている.
このうちボルトとクリップには防水パッキンが取り付けられており、指で触ると案の定パラパラと粉になって消えた.



ガーニッシュを取り外した時、ボルトの1ヶ所にはなぜかワッシャが2枚セットされていた.もしかしたらボディとのチリ合わせのためだったのかもしれない.パッキンが潰れて朽ちてしまうとその厚みぶんだけボディとのチリが合わないことにはなるだろう.

防水パッキンの自作の方法でパッキンを作ってセット.



テールライト側から見た防水パッキン.
水が通るところなのでやはりパッキンは要るのだろう.



下側のボルトのパッキン.
これもよく水が流れるところだ.



ガーニッシュのナンバー取付け部の水平面.
ここは何としても厚くフレッシュな塗膜が欲しい.



ガーニッシュとボディのチリはあまり気にならない部分だが、良好にセットできた.
それにしても本当に美しいテールだ.
イメージコンセプトデザインではあとほんの少しだけ丸いが、生産型の形状の方が日本的だと思う.
いつか美しい写りこみを撮って楽しみたい.



運良く社長がコーキング作業を始めようとしていたのでじっくり見せてもらった.
一定の高さからコーキング剤を真っ直ぐ、均一な太さに、一息で落としてゆく.
息をとめて見つめる.



さらにもう一本、全く同じ太さですき間なくコーキングを並べる.
やり直しができない一発勝負をあっさりと見事に決める技だ.
素晴らしい.





フッド中央の凹み.
折れを叩いてパテを盛って直してしまう事もできなくはないが.



前端の凹みは複数.他にも運悪く立ててあったワイパーアームが落雪でフッドに干渉した部分も.
指摘されて確認したら塗膜が剥がれていたのみならずパネルが曲がっていた.
直せなくは無いが交換する事にした.



雪害がなければ左フェンダーの修理とバンパーの補修だけで済んだはずだった.





Posted at 2018/09/17 00:23:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | VR-Aのレストア | 日記

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「ずたぼろ令嬢が素晴らしい。こういうべたな作品で簡単に泣いてしまう自分のチョロさが愛らしい。」
何シテル?   09/14 15:18
日本おわん組合 代表理事組合長 日本ロードスター学術会議 会員 ロードスター高校 風紀委員 ロードスター国家安産保障庁(2021/3/8初孫誕生につき退任...
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